『I LOVE みんなの動物園』の番組名が変更されて驚いた方も多いのではないでしょうか。
今回はなぜ『嗚呼!!みんなの動物園』に変更されたのか理由を調査しました。
「嗚呼!!みんなの動物園」に名前変更した理由は?番組はどう変わる?
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⏰7時34分ごろ~
#ズムサタのエンタ734
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✅「嗚呼!!みんなの動物園」が明日スタート!
MC相葉雅紀さんに見どころ&最近買った櫻井翔さんとの”お気に入り商品”を伺うボ✅漫画家・藤子不二雄Aさん
街の声とともに名作を振り返る#ズムサタ ??? pic.twitter.com/LpNrYA7zRN— ズームイン!!サタデー (@ntv_zumusata) April 8, 2022
嵐・相葉雅紀さんがMCを務める『I LOVE みんなの動物園』が、4月から『嗚呼!!みんなの動物園』に番組名を変更し、内容も大幅リニューアルしました。
番組名を変更した理由は、日本テレビがジャニーズ事務所の相葉雅紀さんを手放したくないため、番組を打ち切りにできず、苦肉の策として、タイトルを含めた大幅変更に落ち着いたからだといいます。
志村けんさんの冠番組『天才!志村どうぶつ園』を相葉雅紀さんが引き継いだ『I LOVE みんなのどうぶつ園』ですが、ロケが中心でコストがかかる一方、視聴率はあまり良くないというコスパの悪さがスポンサーから問題視されていました。
また、世界最小級の野生ネコ「スナネコ」の扱いをめぐっては、ネットで炎上する騒ぎとなり、動物園の園長からも「このような扱いをするのであれば、二度と番組に協力しない」と抗議があったようです。
※こうみえて肉食です??#みんなのどうぶつ園 #らぶどう #みんどう#スナネコ #那須どうぶつ王国https://t.co/kMW4TGfjcX pic.twitter.com/ZwY7z8cJzF
— 嗚呼‼︎みんなの動物園 (@minnano_zoo_ntv) December 12, 2020
このままでは打ち切りを考えざるをえない状況でしたが、日本テレビはジャニーズ事務所の”雇用”を守りたいため、相葉雅紀さんの番組は残しておきたい。
そのため、動物関係以外の全く別ジャンルの新番組を相葉雅紀さんのMCで初めることも考えたそうですが、結局は全面リニューアルをして、全て払拭し、番組名も変更することでおちついたようです。
「みんなの動物園」の視聴率が悪い理由とは?
みんなの動物園はスタジオないのか
割と普通の動物番組って感じ
前のキャストにファミリー追加で継続して欲しかったなぁ— 雨音 (@black_claw105) October 3, 2020
『みんなの動物園』の視聴率が低い理由は、ズバリ、キャストに魅力がないからです。
そもそも、相葉雅紀さんはMCに向いておらず、志村さんのようにスタジオでのトークを沸かせることが苦手です。
しかも、スタジオのメンバーは、『天才!志村どうぶつ園』とは全く違っているので。相葉雅紀さんもどう扱って良いのかわからないことでしょう。
そのため、スタジオ収録を無くし、ロケ収録のみになったのですが、Twitterでは、「知らないお姉ちゃんが(誰?)カピバラと戯れてるだけじゃん」と厳しい声が上がり、「嵐ファンのためだけの番組」になっていると言われています。
『天才!志村どうぶつ園』では山瀬まみさんなど、どの世代でも知っている方が多かったのに対し、『みんなのどうぶつ園』では今、売りだし中の人などが出てくるので、年代によっては知らない人も多いことがあります。
動物をテーマにした番組ですので、子どもから大人まで様々な世代の人が見る番組です。
キャストも、そういったどの世代でも知っている人を多く使うべきであり、今のキャストでは全く魅力がないのです。
なぜ「みんなの動物園」が偽善っぽくて嫌いと言われてしまうの?
今夜の #みんなのどうぶつ園 は、相葉くんが5か月ぶりにプリンちゃんに会いに行きます??
久しぶりに会うプリンちゃんが覚えててくれるか不安だった相葉くん、果たして…
さらに志村園長とパンくんが遊んだ思い出のジェンガを、相葉くんとプリンちゃんがやってみると⁉️ pic.twitter.com/G07xVi8rQn
— 嗚呼‼︎みんなの動物園 (@minnano_zoo_ntv) April 17, 2021
「みんなのどうぶつ園」が偽善っぽくて嫌いと言われてしまう訳は、動物との触れ合いと見せかけておいて、それが動物虐待になっているからです。
’20年2月末に収録された志村けんさん最後のロケで、志村けんさんが溺愛していたチンパンジーのプリンちゃんに自転車の乗り方を教えていました。
’20年11月14日に放送された『みんなのどうぶつ園』で、相葉雅紀さんはプリンちゃんと感動の再会を果たし、プリンちゃんに自転車の乗り方を教えました。
故志村けんさんの遺志を継いで教えることで感動的なロケとしてお茶の間の涙を誘いました。
しかし、プリンちゃんの取り扱いについては、カナダの野生保護動物団体が、日本の政府関係者を通じて、プリンちゃんをエンターテインメント番組に出演させないようにと要請したそうです。
服を着せられたプリンちゃんに自転車を教えるのは、子どもに自転車を教えるようで、微笑ましく、志村けんさんの遺志を継いだとなると感動的に思えるかもしれません。
しかし、チンパンジーに自転車を教えたからといって、自由に街へ買い物に出掛けられる訳ではありませんし、プリンちゃんにとっては無理矢理させられている無駄な行為なのです。
感動的な演出も、動物側に立ってみると、虐待になりかねないのです。
