空母いぶきが大コケ?自衛隊協力拒否の真相は?原作のアレンジに対する声も調査

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空母いぶきですが賛否あるようです。

今回はそんな声を調査しました。

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映画「空母いぶき」が「ひどい」「大コケ」との声はなぜ?

https://twitter.com/lilicaaaaallll/status/1128253228989050881

 

2019年5月24日に全国で公開され、西島秀俊さん、佐々木蔵之介ら出演による実写映画・空母いぶきですが、ネット上では「ひどい」といった声が挙がっているようです。

そこで、ネット上に寄せられている空母いぶきに対するネガティブな声を紹介します。

公開前に炎上した?

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(引用:Yahoo!知恵袋)

空母いぶきに日本の内閣総理大臣役で出演した佐藤浩市さんですが、同作の原作が連載されているビッグコミックでインタビューに答えた記事が波紋を呼んだようです。

インタビューの一部である「(総理大臣役を)最初は絶対やりたくないと思いました(笑)いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残っているんですね」、「ストレスに弱くて、すぐにお腹を下すっていう設定にしてもらったんです」という2か所が広く拡散し、「だったら最初から断ればよかったのに」、「安倍首相の潰瘍性大腸炎を揶揄している」と批判が起こったのです。

そしてその後、インタビュー記事をじっくり読めばその批判は的外れで、物語はフィクションなので実際の首相とは何ら関係ない、という反論も起こりましたが、「原作の表現を変えてまで、病気を役作りのネタにした」という部分へは反発が多い状態でした。

このことから、空母いぶきは公開前から炎上するという事態となりましたが、公開後の口コミでは「面白かった」という声が多く挙がり、結果として高評価な作品へと転じることができたのでした。

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映画「空母いぶき」でそもそも自衛隊に協力要請はしていない

映画「空母いぶき」の制作背景には、多くの人が誤解している事実があるんですよね。

なんと、自衛隊に協力要請をしていなかったんです。

これは防衛省の広報担当者も明言しています。

「特段の理由はありません。協力の要請がなかったからです」とのこと。

つまり、映画制作チームが自衛隊の支援を望まなかったわけではなく、そもそも要請自体がなかったというわけです。

では、なぜこのような誤解が生まれたのでしょうか。

原作の「空母いぶき」は、実際の国際情勢を背景にしたリアルなストーリーが特徴です。

実際に、元防衛大臣の小野寺五典氏も、「正論」誌上で原作のリアリティを絶賛しています。

そのため、映画化される際も、同様のリアリズムが期待されていたのかもしれません。

しかし、映画の公式ページを見ると、「日々変わりゆく昨今の国際情勢をふまえて、オリジナルの設定と展開も加え、遠くない未来の1日の物語として描かれる」とあります。

つまり、映画製作チームは原作のリアリティを大切にしつつも、独自の解釈を加えて物語を構築したわけです。

原作者であるかわぐちかいじ氏も、アメリカと中国の覇権主義に対して日本がどう立ち位置を決めるべきか、というテーマについて「みんなで考えていけば、たぶん道が出てくる」と述べています。

このように、映画「空母いぶき」は原作の精神を受け継ぎながらも、新たな物語を紡ぎ出そうとした作品なのです。

自衛隊に協力要請をしなかった背景には、映画制作側の独自性を重視した姿勢があったと考えられます。

もちろん、これには賛否両論があるかもしれませんが、制作チームの創造性と挑戦を尊重する視点も大切ではないでしょうか。

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映画「空母いぶき」で自衛隊が協力拒否と勘違いされる理由

ではなぜ自衛隊が協力拒否したと勘違いされてしまうのでしょうか。

具体的には次のような理由があると思われます。

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理由1:戦闘機や護衛艦の映像が全てCGで迫力不足

映画「空母いぶき」で見せられた、戦闘機や護衛艦のシーンがCGで作られていたのは、ちょっと意外だったかもしれませんね。

普通、映画に自衛隊が登場するときは、実際の機材を使って迫力ある映像が撮影されることが多いですよね。

しかし、「空母いぶき」では、その戦闘機が飛び交うシーンや護衛艦が波をかき分けて進むシーンも、全部コンピューターで作られた映像だったんです。

これって、自衛隊からの直接的な協力がなかったからだと思われがちです。

確かに、実際の機材や訓練の様子を映画に取り入れると、そのリアルさで観客を引き込むことができますからね。

でも、「空母いぶき」ではそういうわけにはいかなかったようです。CGを駆使することで、制作者たちは自由な発想で迫力あるシーンを作り出そうとしたんじゃないでしょうか。

ただし、CGだからって見劣りするわけではありませんよ。

今の技術なら、実際のものと見分けがつかないほどリアルに再現できますからね。でも、「空母いぶき」の場合、なんとなくCG感が否めなかったのかもしれません。

それが、自衛隊の支援が得られていないように感じられた理由の一つになったのかもしれませんね。

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理由2:「シン・ゴジラ」や「ガールズ&パンツァー」など自衛隊が協力する映画が多い

映画「空母いぶき」の周りに漂う、自衛隊の協力がなかったという話には、実はちょっとした背景があるんですよ。

過去にヒットした「シン・ゴジラ」や、アニメファンの間で人気の「ガールズ&パンツァー」のような作品では、自衛隊の迫力ある活動がすごくリアルに描かれていましたよね。

これらの作品を観たことがある人なら、戦車がどーんと走り出したり、戦闘機が空を飛び交うシーンにワクワクした記憶があるかもしれません。

だからこそ、「空母いぶき」にも同じような迫力あるシーンが期待されていたんです。

でも実際に映画を観た人たちは、「あれ、戦闘機も護衛艦も全部CGだね」と気付いたわけです。

これが、「え、自衛隊が協力していないのかな?」という誤解に繋がった一因なんじゃないかと思われます。

自衛隊が協力するかどうかって、その映画やアニメが描こうとしている世界観やメッセージによるところが大きいですよね。

たとえば、「シン・ゴジラ」では自衛隊がゴジラという未知の脅威に立ち向かう姿が描かれていますし、「ガールズ&パンツァー」では戦車道という架空のスポーツを通じて、チームワークや友情がテーマになっています。

一方で「空母いぶき」は、もしも日本が未来に直面するかもしれない国際的な緊張状態を描いているわけです。

それはつまり、リアルな自衛隊の活動をそのまま映画にするわけにはいかない複雑な事情があったのかもしれません。

そう考えると、「空母いぶき」の制作チームがどうして自衛隊に協力要請をしなかったのか、少し理解できるような気がしますね。

理由3:自衛官の描かれ方について異論あった

https://twitter.com/yulii_smirnoff/status/1631576922454110208

映画「空母いぶき」で見せられる自衛隊員たちの姿について、実際の自衛隊とは違うと感じた人がいるようですね。

特に、映画で描かれる自衛官たちの心の葛藤や、上下関係、決断を下す場面などが、現実の自衛隊の動きとは異なると捉えられたみたいです。

たとえば、映画の中で、護衛艦「しらぬい」の艦長である蕪木が、一般的な自衛隊の規則に従わない独自の判断を下すシーンがありました。

このような場面が、いくら映画的表現とはいえ、実際の自衛隊の慎重な判断プロセスや厳正な指揮系統とは異なると感じられたのかもしれませんね。

また、自衛隊員の内面描写に関しても、実際にはもっと複雑で、それぞれの隊員が持つ使命感や責任感は、一概に映画で描かれるようなものではないかもしれません。

実際の自衛隊では、国を守るという重大な任務に対する深い献身が求められますが、映画ではそのような深みが十分に伝わってこなかったのかもしれませんね。

このような点から、映画「空母いぶき」の自衛官の描かれ方に関する異論が、自衛隊が映画への協力を拒否した理由として誤解されたのではないかと考えられます。

もちろん、映画はフィクションであり、実際の自衛隊とは異なる表現がなされるのは自然なことです。

しかし、よりリアルな自衛隊の姿を期待していた人にとっては、違和感を感じる部分があったのかもしれませんね。

それでも、映画制作側が試みた独自の表現やストーリーテリングも理解し、映画としての面白さを楽しむ視点も大切かもしれませんよ。

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映画「空母いぶき」とは

 

映画・空母いぶきとは、「沈黙の艦隊」で知られるかわぐちかいじさん原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を、西島秀俊さんと佐々木蔵之介さんの共演で映画化されたものです。

国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るために奔走する者たちの姿を描いています。

日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占領し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。

未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣するが‥。

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映画「空母いぶき」の良い口コミ1:矛盾や葛藤のエンターテインメント

 

2019年5月24日に公開された「空母いぶき」は、エンターテインメント性に満ち溢れた素晴らしい映画と高く評価されています。

空母いぶきは多層的な構造を持っている作品であり、その中でも重要なのが「平和を維持するための戦い」。

言い換えれば自衛となるための武力の行使についてさまざまな矛盾や人々の葛藤が誠実に描かれているのです。

現場では常に一触即発の緊張感が走り、結局は攻撃をせざるを得ない事態になってしまいますが、それでも首相は「わが国は絶対に戦争しない。これは自衛のための戦闘である」ことを頑なに主張しているのです。

その過程においてさまざまな論点が分かりやすく描かれていることで、それこそが興味を引くエンターテインメントになっていることが、本作の最大に魅力です。

「戦争は絶対に起きてはいけない」「しかし防衛のために武力を示さなくてはならない」「しかし武力を行使すれば敵国側に死者が出てしまうかもしれない」といった矛盾や葛藤は誰にでも理解できます。

ですが、どちらかが正しくて間違っているかという二項対立は避けられており、観客それぞれがフラットな視点で考えることができる内容となっていることで、さらに観客は引きつけられていくのでした。

映画「空母いぶき」の良い口コミ2:原作のアレンジが大胆

 

本作は「沈黙の艦隊」や「ジパング」などで知られているかわぐちかいじさんの同名マンガを原作としており、主要登場人物の設定や矛盾や葛藤は映画でも概ね踏襲されていますが、かなり大胆なアレンジも施されています。

原作と異なる点は賛否両論あるのですが、原作を知らずに観た人からは高評価な声が相次いでいます。

特に原作と異なるのが、中井貴一さんが演じるコンビニ店員や本田翼さんが演じる女性記者など、一般人の映画オリジナルの登場人物がいるという点です。

彼らの存在によって「観客の心境を代弁してくれる」、「政府のお偉いさんだけの話ではないことが示されている」、さらには「親しみやすさが増した」といった効果を生むこととなりました。

原作では政府の人間と自衛隊員の選択や行動に絞って描いていますが、映画では極端な性格をしている登場人物がメインに居座っています。

映画では軍事とは全く関係ない、蚊帳の外に置かれていたはずのコンビニ店員や女性記者などの一般人を極めて庶民的に、観客の気持ちに寄り添うように描いているということが重要です。

原作ファンの人にとっては、原作の大胆すぎるアレンジに不満を抱いている人も少なからず存在しますが、観客に近い立場の登場人物を配置したことで、親しみやすさが増したのはもちろん、緊迫した戦況が続く中でほっと一息つける作品にもなりました。

そのため、映画・空母いぶきを観たけれど原作を知らない人は後追いで原作を読んでみることで、それぞれの作り手が伝えたいことを理解できることでしょう。

空母いぶきはどんな人に向いている?

今回は、空母いぶきに対する声を調査しました。

空母いぶきは、「沈黙の艦隊」や「ジパング」などのかわぐちかいじさんのコミックを原作としたミリタリーサスペンスです。

波留間群島の一部占領を受け、現場に向かう航空機搭載護衛艦の乗組員の運命を多角的に映し出しており、日本の置かれている状況を反映させたドラマとなっています。

映画は原作を大胆にアレンジしており、普通の人々が重要となっていることで、より親近感が沸く作品となりました。

原作と異なる点が多いのも魅力であり、原作とは違った楽しみ方ができ、新たな作品として観ることもできます。

原作ファンはもちろんですが、原作を観ていない人もそうでない人も、ぜひこの機会にご覧になってみて下さい。

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