東京都渋谷区に拠点を置く、動物らしくいられる権利を守ることを目的とする認定NPO法人の、アニマルライツセンターについてご紹介します。
アニマルライツセンターとは
たぬき(チャイニーズラクーン)やキツネの毛=ファーウールを使う企業に、二度と使わないでと意見しよう!
あなたの力が必要です。https://t.co/iAEwUdVYQR pic.twitter.com/KmFezBndsZ— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 29, 2023
1987年設立のアニマルライツセンター。
動物たちの生存権を擁護し、人間による非倫理的な殺傷、虐待、遺棄をなくすよう啓発することや、動物と人間の関係性が穏やかに、共存できる世界を目指し活動している団体です。
動物虐待や動物の取り扱いに関すること、動物実験の悲惨な現状について発信することで、廃止するよう世論に訴え、動物実験を減らす取り組み及びそれらの被虐待動物の保護やパネル展、キャンペーンなどを行っています。
今回は、動物にとってより思いやりのある社会を目指し活動しているアニマルライツセンターについて、どのような口コミがあがっているのか調べてみました。
日本中が35度を超える時代にあって、特に豚の屠畜場には水がない。豚は畜産動物の中でも水分欠乏の影響を受けやすいにもかかわらず、72%の屠畜場の係留所では水すら飲ませてもらえない。
動物たちが苦しいだけでなく、健康被害も懸念される。https://t.co/alzFehhB5c#豚肉 #畜産 #猛暑 #熱中症 pic.twitter.com/Ajoj5gwlrl— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 18, 2023
また、コメンテーターとしても有名なひろゆきさんの意見含めこちらの動画も参考になるかと思います。
ひろゆきさんとアニマルライツセンター代表理事 岡田さんの対話も興味深いですね。
アニマルライツセンターが「やばい」との声はなぜ?
国産鶏肉が他国よりも残酷な主な理由
・異常な過密飼育
・と殺の際に意識のあるまま首をきる世界共通の課題
・品種改変のしすぎで様々な病気にかかり苦しむアニマルウェルフェアが進む国では飼育密度を30kg/㎡以下にし、別の品種に切り替える取り組みが進む。日本企業にもお願いしよう。#鶏肉 pic.twitter.com/Ge7T9Z70GE
— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 17, 2023
研究開発のための実験動物や、食料にされる動物、観覧用の動物、毛皮等のために処分される動物など、人間の支配下に置かれる動物の問題に取り組んでいるアニマルライツセンター。
2005年からスタートした毛皮反対キャンペーンでは、日本での毛皮消費量を10年間で約80%ほど削減させた実績をあげていますが、アニマルライツセンターの主張がおかしい、怪しいといった声があがっているようです。
イワシ3千匹は「過密」 「いわし資料館」目玉展示の周遊水槽 動物愛護団体が批判、廃止求める 千葉・九十九里(千葉日報オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/8V0Z0JV4EF
そこまで過密には見えないし、これで環境悪かったらもっと死ぬだろ
批判してるのもアニマルライツセンターでお察しだった— スカイコーラ@爬虫類両生類飼育 (@repamp114514) August 3, 2023
ほんとに過密と言える?
イワシについてネットで調べると、イワシの集団行動はイワシにとってメリットしかないって記事があるんだが?
ましてや片方水族館よ?
アニマルライツセンターさんは科学的根拠があった上でクレームをつけてるの? https://t.co/rSazeFYVjn pic.twitter.com/aN9qQ3uaCs— トカゲとヤモリおじさん (@oOR08lEfX4vi1dL) August 19, 2023
千葉県九十九里町の「いわし資料館」。
およそ3,000匹のイワシの群れが周遊している水槽について、過密状態だとアニマルライツセンターが展示廃止を訴えました。
この訴えに対して、イワシの生態系的に問題があるとは思えない、科学的根拠をもって批判しているのかなどと言う口コミがでていました。
人間からすれば、ぎゅうぎゅうの満員電車にでも乗せられているかのように感じても、イワシからしたら大きな群れを作って泳ぐことが種としての本能でもあることでしょう。
人間には人間の、魚類には魚類に適した暮らし方がるので、ポストに上がっているように専門家の意見を考慮して、イワシにストレスのない環境で飼育展示していってほしいですね。
アニマルライツセンターのイワシ資料館へのクレーム内容を見る限りじゃ人間の感覚でしかないので下手に聞き入れるとイワシがダメになる可能性高い。そうなってしまっては本末転倒なのでやるなら専門家入れなきゃだめよ。
— MR.Lama@💉💉💉💉💉個Lama事業主 (@Morigori_Kazu) August 19, 2023
価値観の押し付けでは?
動物保護活動の意味を今一度考えなおした方がええんじゃ無いか??この団体。#アニマルライツセンター
イワシ相手にも愛護を叫んでるし、地元民でもない外部の人間が祭りなどの行儀に自分達の価値観を押し付けても、悪い印象しかないぞ https://t.co/YH4q4Gs2yG
— katamen350 (@katamen36) August 18, 2023
先のイワシ問題だけでなく、伝統行事である三重県の上げ馬神事など、伝統的行事や神事での動物の扱い方について、虐待にあたると主張するアニマルライツセンターについて、価値観の押し付けだと反論する声があがっていました。
三重県の上げ馬神事については、Evaの代表理事である杉本彩さんと共に、三重県知事に改善要望を出したアニマルライツセンター。
時代の変遷とともに、従来通りの動物の扱い方に疑念を抱く人たちが出てくるのも自然なことですし、長きにわたり伝統を受け継いできた地元の考え方も、もちろん当然の姿勢ですね。
動物との共存。
よりよい動物たちとの関係性の中で伝統を維持することは、なかなか難しい問題ではあります。
議論を尽くし、ベターな着地点を見つけて改善していくことが、動物と人間が穏やかに生きることに繋がるのかもしれません。
もしあなたがこの暑い日に、外の逃げ場のない環境で長時間水が飲めないとしたら耐えられますか?
日本の多くの畜産動物は夏場でも屠殺場で水が飲めない状況にあります。
屠殺の日よりも前に搬入され、屠殺を待つまでの長い間、喉の渇きに苦しんだ末に殺されます。https://t.co/OvQiJj6wny#鶏 #卵 pic.twitter.com/tUocGV72Y5— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 2, 2023
牛乳のひみつはデマ?
嘘なのは分かってるけど削除させちゃいけない。それはただの証拠隠滅でアニマルライツセンターというカルトは何度でもこういう出鱈目を拡散するから。鵜呑みにする馬鹿よりちゃんと批判する人が居るって事を信じましょう。そういう人が居る限りカルトの主張は広がらないから>https://t.co/F6M8bSwtHV
— 銀星王 (@ginseiou) July 2, 2019
父の実家が乳牛メインの牧場なんだけど、こんな首の枷みたいなのなかったけどなあ。普通にありえない https://t.co/S3wl1lVac5
— たる (@taru_25poke) July 7, 2019
乳牛についてのアニマルライツセンターが発信した漫画について、こんな非道な飼育方法はありえない、酪農家の冒涜でありデマだという反論がよせられていました。
【物議】牧場の従業員撮影 乳牛を殴る蹴るの暴行動画が拡散 県が立ち入り調査に…「動物愛護法違反の疑い」も【島根県】 | FNNプライムオンライン https://t.co/g7AYywyCvV
ストレスが弱い者虐めに向かう世の中に誰がしたのか?
政治の責任は大きい。— オレンジ🍊 (@o_r_a_n_g_e__) June 14, 2023
しかし、2023年6月、島根県の牧場で撮影された牛を蹴りつけている動画がSNSに投稿され、事実確認の為に県の畜産課が立ち入り調査をするという出来事がありました。
2019年にアニマルライツセンターが発行した漫画の牛を虐待する内容が、フィクションではなく、現実に虐待していた酪農家がいたことに、改めて衝撃を受けた方もいるでしょう。
もちろん、ほとんどの酪農家の方々は、牛たちが健康にすごせるように、日々丁寧に飼育をしているでしょうが、酪農に限らず様々な事柄には、一部では不適切な行いがあるのもまた、現実ではないでしょうか。
アニマルライツセンターが発信することは全て眉唾ものだと疑うのではなく、もしかしたらこのような側面もあるかもしれないと考えながら、動物への接し方を見直すことは、非常に大切なことに思えますね。
アニマルライツセンターから送られてくる小冊子を読んでいる。「牛乳のひみつ」をデマとして炎上させていた人たちは,大田原農場での乳牛への暴行事件をどう思うのだろう?
暴行していた男は不起訴処分にはなったようだが,犬猫だったら虐待になるのに牛はどうでもいいのね。https://t.co/iPKWgzwjp3 pic.twitter.com/XV8BTmibYI— ライカ (@trush_key) August 15, 2023
アニマルライツセンターの良い口コミ1:積極的な情報発信
今夜20時半〜はYouTubeライブ配信「殺される最後の日、せめて水を飲ませて」
人間のために殺される畜産動物。それなのに豚の屠殺場の76%は飲水設備がない。猛暑のなか、水も飲めずに殺されるのを何時間も待たなければいけない。
日本の屠殺場の問題について議論します!https://t.co/w9Exk6B82O
— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 10, 2023
いわし資料館での飼育方法が過密であるという指摘や、三重県の伝統行事である上げ馬神事などでの動物の扱い方が虐待であるとする主張。
牛乳のひみつという漫画について、酪農家を冒涜する内容だと批判する声が寄せられていたアニマルライツセンターですが、動物の尊厳を守るために積極的に情報発信をする団体であることが、SNSやYouTubeなどで伝わってきました。
近代以前の日本にみる動物との共生 アニマルライツセンター公式サイトで連載中。https://t.co/6Y1vkqZrbv#牛乳 は子牛の飲み物 pic.twitter.com/gHARuT5fIc
— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 23, 2023
強制給餌の動画
酷い‼️😭💦フォアグラの為に虐待‼️こんな事自分がされたらどおなの⁈動物も人間も苦しいのは同じ‼️ずっと苦しみと痛み!そして最期は殺される😭💢💢💢 https://t.co/l9xg7cZ79x
— かよりん (@horikayo1213) August 26, 2023
高級食材のフォアグラ。
ガチョウに沢山のエサを与えることで、肝臓を肥大させて作るものです。
人間の都合で必要以上にカロリー摂取をさせるという行為は、動物虐待に当たると判断され、アメリカのカリフォルニア州では、フォアグラの製造販売を禁止する州法が施行されています。
日本では、フォアグラについての規制は今のところ無いようです。
【ワインに合うおつまみも充実!】フォアグラのパテ 税込予価1,598円。EU産鴨のフォアグラを贅沢に使ったパテ。濃厚だけど軽やか。#世界の酒フェス pic.twitter.com/RhKHMSsF07
— 世界の酒とチーズフェスティバル🍷🧀 (@sekainosakefes) August 31, 2023
渡り鳥を先祖とするガチョウは、長距離移動の為に脂肪を蓄える性質があります。
その性質を利用し、更に肝臓を大きくしたいという人間の欲が、動物実験のようにガチョウに何度もエサを流し込み、異常なまでに太らせる。
この強制給餌をアニマルライツセンターが発信することで、本当にフォアグラが必要なのかどうか、多くの人々が考えるきっかけを与えたことでしょう。
たぬき(チャイニーズラクーン)やキツネの毛=ファーウールを使う企業に、二度と使わないでと意見しよう!
あなたの力が必要です。https://t.co/iAEwUdVYQR pic.twitter.com/KmFezBndsZ— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 29, 2023
アニマルウェルフェアについて
インドには州が28、連邦直轄地域が8ありますが、そのうちの19州と1連邦直轄地域が母豚の妊娠ストールと分娩ストールの禁止を決めました。
昨年から今年にかけて、アニマルウェルフェアは劇的に変化していますhttps://t.co/GO9fcHQ7Cj— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 31, 2023
アニマルウェルフェアとは、WOAH(国際獣疫事務局)の勧告により、「動物が生きて死ぬ状態に関連した、動物の身体的及び心的状態」と定義しています。
家畜の誕生から死に至る過程まで、ストレスや疾病などを減らして、快適な環境下で飼育することを広めるために、アニマルライツセンターも情報発信されています。
人間の食生活の為に、大量生産、工場生産のように飼育されている家畜の惨状について、その生を全うするまで、より良い環境で飼育しようと声を上げているアニマルライツセンター。
命をいただく一人の人間として、この現実から目をそらさず、アニマルウェルフェアが向上するように、考えていかなければならないですね。
日本では、1億1千万羽のオスのひよこが、生まれたその日に殺されている。
採卵鶏のオスは卵を産まないから。
世界は、ちゃんと研究して、苦痛を感じる前、つまり卵の段階でオスとメスを判別できる技術を開発し、すでに実用化している。https://t.co/t3Oz3No2nY#卵の犠牲 #卵 #虐待 #動物虐待 #卵焼き pic.twitter.com/ZSz2H1jADS— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 29, 2023
アニマルライツセンターの良い口コミ2:街宣活動&賛同する企業
数日前ですが、朝日新聞のbeにNPO法人アニマルライツセンターが掲載されました😄👏畜産動物を含めたアニマルウェルフェアを向上させようと活動しているメンバーとボランティアさんたちです🥺
朝日新聞さん、ありがとうございます❗️#動物 pic.twitter.com/kNdnt9i9YL
— すべての動物に権利を (@doubutsu_1st) June 12, 2023
フォアグラを作るための強制給餌や、アニマルウェルフェアの向上など、動物たちの飼育現状について積極的に情報発信をしているアニマルライツセンター。
SNSだけでなく街中に出て呼びかけたり、賛同する企業が出てきたりと、、アニマルライツセンターの動物たちを思う気持ちが、少しずつ広がっていることを実感する声もあがっていました。
8/11に街頭アクションを行い、12名でパネル展示、チラシ配布、スピーチを行いながら畜産動物の悲惨な現状を伝えました。
久々に参加した母豚のマスコット みゆきの存在もあり、たくさんの方が注目してくれました🐷
次回のアクションは8/25を予定しています。畜産動物のために一緒に声をあげましょう! pic.twitter.com/EcLhrBtUr9— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 12, 2023
ストップ!妊娠ストール
アニマルライツセンター Animal Rights Center の街宣に参加しました✨
ブタさんの妊娠ストール止めよう❗️母ブタの目の前で赤ちゃんブタのしっぽを麻酔無しで切らないで😫
どーせ食べるからといって、残虐な扱いをしていいはずない💢#アニマルウェルフェア pic.twitter.com/XfXdYO4ALe— 深月ユリア (@witchyuria) August 11, 2023
子どもを産むために飼育される母豚は、種付け後に個別に単体飼育をします。
その際に使う檻のことを妊娠ストールと呼んでいます。
方向転換も出来ないような狭い空間に閉じ込め、ストレスにさらされ続ける母豚。
2021年12月時点では、法的規制の無い日本の養豚業では、妊娠ストールがほぼ一般的に行われているようです。
この状況をアニマルライツセンターの活動で知り賛同した方々が、実際に街頭宣伝までされているツイートがありました。
生まれて死するまで動物たちの尊厳を守り、環境を整えて飼育する動きが、どんどん広がって欲しいですね。
ケージフリーに賛同の企業
ケージの中に動物を閉じ込めるのをやめてください。
ケージは動物が生きる場所ではありません。
鶏たちはすべての本能を奪われ身動きも取れずぼろぼろになり、心も体も次第に死んでいきます。
ケージ飼育の卵を使ったお菓子や加工品を買わないで
#卵 #卵なくても大丈夫 #卵焼き #卵は平飼いに pic.twitter.com/vWpHDiLPVl— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 19, 2023
狭いケージに閉じ込められ、青空や太陽の下で土壌を歩きまわることもなく、一生を終えるであろう鶏たち。
大量の卵や鶏肉を必要とする人間の為に、本来の鶏が過ごすべき環境を奪われ、命を作られ途絶えさせられるサイクル。
この不自然な現状を訴えるアニマルライツセンターに賛同する企業がありました。
新潟県にある株式会社オークリッチ。
「良い卵は健康な親鳥からしか生まれない」という信念のもと、自然と共に放し飼いで鶏を育ててくれています。
経営や効率重視でケージで大量生産するのが当たり前になってしまった現代は、卵本来の質から遠くかけ離れてしまいました。
動物たちを自然な環境で過ごさせることは、アニマルライツセンターが求めることであり、その理念に賛同する企業が増えていくことは、動物も人間も健やかに生きることのできる世界を作ることに、繋がっていくような気がします。
新潟県村上市にあるカフェ 「海辺のテーブルエッグ」がケージフリーに賛同してくださいました!💚
卵を使った料理やスイーツには、運営企業(株)オークリッチの放し飼い卵のみが使われています🥚✨#新潟カフェ #卵料理 #放し飼い https://t.co/9FjjgF1z19 pic.twitter.com/xesq55zIdk— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) September 6, 2023
遥か昔の、日本ならではの動物への考え方や、風土、食生活。
改めて見直してみたいと思わせてくれる団体アニマルライツセンターの、これからの活動にも注目していきたいですね。
明治以前の日本の人々の感覚は、とてもエシカルだった。
動物を食べ物としてみていなかった。
命を、平等に考えていた。
動物を守ることは当然のことだった。
良い文化は取り戻したいよね。#歴史 #江戸時代 #明治 #黒船 と一緒に入ってきた動物を殺す文明 #卵 #エシカル消費 #SDGS pic.twitter.com/vM2e45qFxL— アニマルライツセンター (@pigshavehearts) August 23, 2023
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