薔薇王の葬列ですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
薔薇王の葬列とは
薔薇王の葬列アニメ2クール㊗️先行上映会の余韻が冷めないうちに…!
未来を共に選び取ってくれる相手がいるって最高じゃない???🥰まだ先だけど、3話もホント素敵だった…😍杉田ッキンギャムますます沼😇💕 pic.twitter.com/mwIrrvz4wQ— ラミー (@rum_94_1918_609) April 6, 2022
本作は、2022年の6月に放送開始された日本の歴史・ファンタジーを題材にしたアニメシリーズです。
元々は2013年から2022年まで「月刊プリンセス」という漫画雑誌に連載されていた漫画で、ウィリアム・シェイクスピアの「ヘンリー六世」や「リチャード三世」を原案とした作品です。
長年に渡って愛された作品が念願叶ってアニメ化されましたが、世間では賛否両論あるようです。
では、どんな意見が飛び交っているのかご紹介します。
薔薇王の葬列がつまらない・ひどいとの口コミ1:作画クオリティに疑問の声
薔薇王の葬列 22話感想
森を抜けるシーン紙芝居かよ
作画ショボすぎて失望するわ
鬼滅レベルが求められてるのにこれじゃクソすぎでしょw
杉田投降するのかよ
石田がラスボスになるのかな? pic.twitter.com/30RZ3JQFbn— k-ty@ポケスリはじめました (@kty72276404) July 28, 2022
本作は作画に対して厳しい意見が多く飛び交っています。
紙芝居のよう
「背景が動かないので紙芝居みたい」という意見が圧倒的に多く、「アニメを見ている感じがしない」と言った声までありました。
作品が取り扱うテーマ上シェイクスピアという舞台ものを映像化しているので、若干舞台演出のような仕上がりになっているとも考えられますが、そのように加味して鑑賞していても違和感を感じる人が多くいるようです。
単純な作画のクオリティ
演出としてもさることながら、作画の単純なクオリティにも疑問を感じる人が多いようです。
制作体制を調べてみると、こう言った現象に陥りやすい体制であることが伺えました。
それは、1話ごとの作画監督の多さです。
本来、作画監督は少人数で1作品を仕上げるのが理想です。
なぜなら、少人数であればあるほどクオリティのブレがなくなり、安定した作画が期待できるからです。
しかし、慢性的な人手不足を抱えているこの業界では、作画監督の技量を持ち合わせていない人も作画監督としてアサインされることが多々あります。
それによって作画監督の人数は増え、作画の基準値がぶれ、クオリティの低下に繋がったのではと考えられています。
薔薇王の葬列がつまらない・ひどいとの口コミ2:設定が難しい?
BS復活最初のアニメは薔薇王の葬列22話。笑
いや~21話飛んでるし、薔薇王の葬列初めて知ったから難しい~。
ただ、女子が好きそうなアニメだけはわかる。笑笑
— キノ 運がほしい! (@glavity7) June 14, 2022
本作は歴史上起こった「薔薇戦争」を舞台として扱われているので、そこの設定理解などが困難であるという指摘も多くあります。
そもそも「薔薇戦争」とは、1400年代に起こった戦争です。
簡単にいうと権力争いで、「王の血を引いた2つの家系のどちらが権力を持つか」が戦争の火種になります。
その両家が軍服の胸に赤薔薇と白薔薇のバッジをつけて戦ったことが「薔薇戦争」の所以です。
現代とは全く違う時代背景や価値観に基づいて展開されるストーリーなので、少々理解に苦しむ場面があるのは否めません。
やはりその時代の背景をある程度知っていないと、どうして争いになるのかがわからなかったりするので、作品の世界に入り込むことができません。
また、「主人公が両性具有なのも感情の共感を難しくしている一因かもしれない」という意見もみられました。
女性ならではの感情と、男性ならではの感情が美しく描かれているのですが、人によってはよくわからなくなる原因にもなっているようです。
薔薇王の葬列の良い口コミ:声優陣が豪華で感情の表現が豊か
薔薇王の葬列はとにかく声優さんのキャスティングがGJだと思ってる。始終斎賀さんの格好良いお声を聞けて最高だったし、バッキンガム公が杉田さんなのも良かった。色気……。緑川さんのヘンリーも石田さんのリッチモンドも日野さんのゲイツビーも、ハマり役というか、ぴったりで安定感があるというか。
— ゆかり (@yukari23108) July 3, 2022
本作は男性声優人が豪華であることでも有名です。
その甲斐あって、キャラクターたちの感情表現や掛け合いが、この世界観にしっかりマッチした美しいものへと仕上がっています。
薔薇王の葬列の声優がなんかちょっと前の乙ゲー感強いんだよな pic.twitter.com/iscYkei7N4
— 海 香織 (@clamplove42) May 18, 2022
リチャード役は、「プリパラ」の紫京院ひびきや「今日からマ王!」のフォンビーレフェルト卿ヴォルフラムなどを担当された斎賀みつきさん。
バッキンガム役は、「銀魂」の坂田銀時や「涼宮ハルヒの憂鬱」のキョンを担当された杉田智和さん。
ケイツビー役は、「銀魂」の神威や「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎を担当された日野聡さん。
ヘンリー六世役は、「新機動戦記ガンダムW」のヒイロ・ユイや「あんさんぶるスターズ!」の天祥院英智を担当された緑川光さん。
このように挙げればキリがないほど魅力的なメンバーが本作を支えているので、それだけでもこの作品の虜になってしまう人もいるようです。
本作のポジティブな意見のほとんどは、名実ともに素晴らしい声優さんの力と、原作者の細やかで美しい描写がシナジーを発揮しているおかげといっても過言ではないでしょう。
まとめ
原作の漫画には大変人気がありましたが、アニメシリーズに対しては賛否が分かれてしまう結果となったようです。
作品が取り扱うテーマによっては映像化が難しい場合もあるので、アニメ化された途端にファンが期待していた水準に到達しないということはしばしばあります。
しかし本作は根強い人気の末、アニメしリースは2期まで続いているようなので興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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