カーリングがつまらないと一部で噂されています。
なぜカーリングがつまらないと感じるのでしょうか。
今回はカーリングがつまらない理由についてご紹介いたします。
カーリングがつまらない・面白くない理由1:他の競技と比べてスポーツ感がない
カーリングとはスコットランド発祥の氷上で行われるウィンタースポーツです。
冬季オリンピック種目のひとつで、2018年平昌オリンピックにて女子が日本初となるメダルを獲得し、「そだねー」が流行語にもなるくらい有名になりました。
ストーンという取手のついた石を滑らせ、ハウスといわれる円の中心に近づけ得点を得るスポーツで、高度な戦略が必要なため「氷上のチェス」ともいわれています。
氷の上で石を滑らせるわけですから簡単なものではなく、かなりの技量や知識が必要とされますが、見ているだけではその難しさや戦略は伝わりにくいです。
マイナーなスポーツなので、ルールがいまいち分からないというのも原因でしょう。
また、野球やサッカーなどのスポーツに比べて、体力・肉体的勝負ではなく、スポーツ感が感じられないという声が多く上がっています。
カーリングがつまらない・面白くない理由2:強豪国になかなか勝てない
2021年11月時点での日本の世界ランキングは、男子6位・女子7位です。
世界的に見たら十分強いといえるレベルではありますが、世界ランキング上位の国と比べると圧倒的な差を見せつけられます。
大会などではやはり世界ランキング上位の国がメダルを獲得しており、世界ランキング男女ともに1位のスウェーデンや男女ともに2位のスイスがどの大会もメダルを獲得する活躍を見せています。
他にもカナダやイギリスなど強豪国にはなかなか勝ててないので、ハラハラドキドキするような展開を期待している人からしたら物足りないようです。
カーリングがつまらない・面白くない理由3:ルールが複雑で理解しにくい
カーリングはマイナーなスポーツのため、ルールがいまいち分からないという人も多くいるかと思います。
カーリングは4人1組で行います。
ストーンを滑らせ氷上のハウスの中心にいかに近づけられるかを競う競技ではありますが、ただストーンを滑らせるだけではなくブラシのようなものでゴシゴシしてストーンをコントロールします。
ポジションや役割もあり、1人2投ずつ相手チームと交互に投げ合い、投げ終わった時点での得点で競う競技で、他にも細かいルールもあって複雑です。
戦略が重要なスポーツでもあるので、ルールを理解していないと見ていても分かりづらく、楽しめない人が多いようです。

カーリングがつまらない・面白くない理由4:掛け声がうるさい
ストーンを投げたあと掛け声が飛び交いますが、その掛け声は特殊なので知識がないとなんて言っているのか分かりません。
なんて言っているか分からないと、ただうるさく聞こえてしまう人も多いようです。
もちろん掛け声には意味があり、カーリングにとってはとても重要な掛け声です。
ブラシのようなものでゴシゴシする人をスイーパーといいますが、そのスイーパーにどう氷を磨きストーンをコントロールするのかを指示しています。
例えば、「ヤップ」は「掃いて」、「ウォー」は「掃くのをやめて」という意味があります。
競技中に「ヤップ」や「ウォー」と掛け声が聞こえてきたら意味が分からない人からしたらただの叫び声に聞こえ、うるさく感じてしまうようです。
カーリング本当うるさい
なんであんなに声でかいの?てか何を言ってるの?
あれ言う必要あんの?うるさすぎ。
— ?沙也加?⭕❌?⛔⁉️‼️ (@AgWc101HtPf32) May 19, 2018
そもそもカーリングでゴシゴシする意味って?
ストーンを投げた後にストーンの通り道をゴシゴシしていますが、なんのためにしているのか分からない人も多いと思います。
カーリングの試合をする氷上に、試合前に水やお湯を撒きます。
その時に小さな氷の粒(ペブル)ができてしまい、ストーンを投げた時にペブルによって摩擦が起きて減速してしまいます。
ゴシゴシすることでペブルとストーンの摩擦を減らし、ストーンをコントロールしてハウスの中心を狙います。
ゴシゴシするのとしないのとではストーンの滑りがかなり変わってくるので、重要なものとなっています。

