恩田陸さんの長編小説を、松岡茉優さんの主演で映画化した「蜜蜂と遠雷」。
圧倒的な演技力と、世界で活躍するピアニスト4名の迫力ある演奏が魅力の映画ですが、一部「ひどい」との声があがっているようです。
今回はそんな「蜂蜜と遠雷」について紹介します。
蜜蜂と遠雷とは
映画「蜜蜂と遠雷」を鑑賞。恩田陸さんの原作は、あまりに素晴らしい、大好きな音楽小説。愛すべき主人公達が動いているのを見れるだけで嬉しい。最後の演奏シーン、栄伝亜夜役の松岡茉優さんが本当に美しくて、彼女とプロコフィエフの映画だったなぁ…。それだけで満足です。あとはぜひ原作も! pic.twitter.com/kbPMVODeZK
— 岩下 和了 🆕🫚 (@shinshoga) January 21, 2020
2019年に公開された映画「蜜蜂と遠雷」は、第156回直木賞と第14回本屋大賞のダブル受賞を果たした、恩田陸さんの長編小説を映像化した作品です。
母の死をキッカケにピアノが弾けなくなった主人公の栄伝亜夜、楽器店で働く高島明石、完璧な技術と感性を持つマサル、亡き世界最高峰のピアニストからの推薦状を持つ風間塵。
4人それぞれに葛藤を抱えつつも、互いに刺激し合い音楽の道へと突き進んでいくストーリー。
ピアノが奏でる音に心奪われる映画「蜜蜂と遠雷」について、口コミやどんな方にお勧めの映画なのか、お伝えしていきます。
『蜜蜂と遠雷』恩田陸
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあるピアノコンクールを舞台に、若き天才たちが繰り広げる競争と自己との闘いを描く小説。
クラシック音楽が聞こえてくるようなピアニストたちの心理描写、そして音の言語化が見事です。 pic.twitter.com/04RGTD6TOH
— アム(amu) ║ コレクティブスペース(ミニ図書館+コワーキングスペース+ギャラリー) (@amu_kanazawa) August 16, 2023
蜜蜂と遠雷の映画が「ひどい」との声はなぜ?
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原作/#恩田陸 作画/#皇なつき芳ヶ江ピアノコンクールをめぐり数多の天才たちが戦う青春群像劇。映画化もされた直木賞受賞作品を完全コミカライズ!
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松岡茉優さん、松坂桃李さん、森崎ウィンさん、鈴鹿央士さんが共演した映画「蜜蜂と遠雷」。
国際ピアノコンクールを舞台に、栄伝亜夜、高島明石、マサル、風間塵という4人の複雑な背景を抱えた天才ピアニストたちが集い、挑戦と成長を描いていく作品。
斉藤由貴さんや鹿賀丈史さんなど、ベテラン俳優陣も脇を固めた映画「蜜蜂と遠雷」について、残念だという声があがっていました。
来月からprimeで『蜜蜂と遠雷』も見れるけど、私的には先に原作小説を読んでほしい!というのも、映画版の良さは「実写不可能だと言われ続けた作品を可能にした」「役者が揃った」の二点に尽きるからです。日本アカデミーなど沢山の映画賞で評価されたけど、原作の壮大なストーリーを余すことなく↓ pic.twitter.com/sm2yFjw47Y
— 明日菜子 (@asunako_9) March 29, 2021
時間が足りなさ過ぎた
個人的に蜜蜂と遠雷の映画は原作が好きであればあるほどガッカリする…と思います 終始ゆるふわで、あれを2時間という短い時間で綺麗に纏めるには無理がありすぎる
— 段ボール (@chemy_flst) January 14, 2020
恩田陸さんが綴った「蜜蜂と遠雷」は、上下巻の2冊にわたる長編小説です。
細やかな描写がある原作を映画で完璧に表現するには、2時間という限られた時間では無理があったと評価する口コミがあがっていました。
映画「蜜蜂と遠雷」見てきました!
さすがにあの原作を2時間にまとめるとなると、苦しいですが凄くよかったです!個人的に、二次予選の場面をもっとつっこんでやってほしかったですが。エイデンアヤ役の松岡茉優は、演技も天才。風間塵役の子(新人)ハマってましたね〜。大迫力の演奏最高でした!! pic.twitter.com/IK4WH8N6Nc— 蘭丸 (@ranmaru9999) October 4, 2019
映画の蜜蜂と遠雷見たけどやっぱりシナリオな〜
演奏シーンとかはいいけどいかんせん原作読んでるとだいぶ物足りない。色々端折られてしまっていて残念。— ふぃあ (@fearless_w0_0w) April 29, 2021
「蜜蜂と遠雷」の原作を読んでから映画を見た方からは、色々とカットされていて物足りなさを感じてしまったようですね。
4人がコンクールに挑むまでの背景を、もっと掘り下げてほしいと思った方もいらっしゃいました。
#蜜蜂と遠雷
ピアノ演奏や松岡茉優の演技は堪能できるが人間ドラマとしてはちょっと物足りないかな。登場人物たちがあの場に挑むまでの背景とか葛藤とか(原作既読)。#映画#映画好きと繋がりたい— Ardbeg10年@映画&ドラマ好き (@Ardbeg102) November 8, 2019
蜜蜂と遠雷 石川慶監督・脚本・共同編集
ピアノ国際コンクールを予選から本戦まで時間経過通りに描いた映画。栄伝亜夜はかつて天才少女と言われながらコンクール本番に逃げ出してしまった。そして今回復活する。。。衝動がない。天才の世界を描いているだけ。社会人もいるが映画として効果が薄い。 pic.twitter.com/uyi4NehQO5
— たつぼう (@junklandZ) December 29, 2020
原作と違いすぎる?
https://twitter.com/Chopin_poirot/status/1686633574643257344?s=20映画ならではのストーリーを見せてくれた「蜜蜂と遠雷」。
原作と違い過ぎてるいと、ガッカリした声があがっていました。
実写化したストーリーだからこその見どころや、俳優陣の演技に注目すると、原作とは違った良さを発見できるかもしれませんが、原作重視の方にとっては、不満を感じる部分もあったようですね。
演奏シーンが多くて飽きる?
大筋の内容はわかっていて観ましたが、
思っていたよりピアノ演奏のボリュームが多く
飽きました。
たまにはピアノの音色やクラッシック感も
良いかな〜と思っていましたが
これはそれらがだいぶ好きな人じゃないと
きつい映画ですね。(引用:映画.com)
クラシックや音楽が好きならいいけれど、そんなに興味がない人には演奏シーンが多くて飽きてしまうという「蜜蜂と遠雷」への口コミ。
じっくりと音楽に触れるのも楽しそうですが、どこまでハマれるかは人それぞれのようですね。
「蜜蜂と遠雷」恩田陸
読了(長かった…)
人生ベストクラスに好きな映画の原作。当然のように超面白かった。
音楽に向き合うこと、それぞれの人生や才能。その豊かさや残酷さ。いろいろ含めて、やはり音楽は素晴らしい。
そして改めて映画化も見事な傑作だと再認。また観たくなってきたので観ます pic.twitter.com/NPzPVCOqHD
— あまつかせ (@massapapa2) April 29, 2023
蜜蜂と遠雷の映画の良い口コミ1:演奏の迫力に引きこまれる
映画「蜜蜂と遠雷」news。公開日は10月4日(金)に決定。映画の中で栄伝亜夜、マサル、風間塵、高島明石の4人が弾くピアノ曲を実際に弾くピアニストがそれぞれ河村尚子さん、金子三勇士さん、藤田真央さん、福間洸太郎さんに。すでに録音済みですが、もう実際のコンクールさながらの緊迫した風景でした。 pic.twitter.com/PLG3FGr7Cf
— 志儀保博 (@VxzSm2qf6qlvMa1) February 15, 2019
映画「蜜蜂と遠雷」。
主人公の栄伝亜夜の音を奏でたのは、世界的実力者ソリストの河村尚子さん。
高島明石には、2015年アイスショーで羽生結弦さんと共演した福間洸太郎さん。
優勝候補のマサルには、2018年国債NGO「難民を助ける会」で、皇后さまの前で演奏された金子三勇士さん。
亡き世界最高峰のピアニストからの推薦状を持つ風間塵には、18歳という若さで国際コンクールで優勝を果たした藤田真央さん。
4役それぞれに、世界で活躍する一流のピアニストたちの演奏が聴ける映画「蜜蜂と遠雷」について、高評価な口コミを見つけました。
『蜜蜂と遠雷』鑑賞
原作を読んで4人のキャスティング&衣装が完璧にイメージ通りで驚いた
演出。編集。演奏など適材適所で石川慶監督の手腕が光っていた
月光のピアノシーンと
砂浜での足跡クイズのシーンが好きでした👣まるで120分のコンサートを観ているようで心が和み癒された♫#蜜蜂と遠雷 pic.twitter.com/y9HOWetUPF
— ken (@ken70121871) October 8, 2019
クラシックコンサート
どの俳優さんも演技が素晴らしく音楽に関しては素人ですが、本当にクラシックのコンサートを観にきた感じになります。
演奏が終わった時に思わず立ち上がって拍手をしそうになりました。
(引用:映画.com)
クラシックやピアノに詳しくなくても、俳優陣の演技と、世界で活躍するピアニストが奏でる演奏が合わさり、クラシックコンサートに来ているような感覚になれる映画「蜜蜂と遠雷」。
スタンディングオベーションをしてしまいたくなるほどの、素晴らしい音を劇場で体感できた方は、最高に贅沢な2時間を過ごせたことでしょうね。
「蜜蜂と遠雷」(2019年公開)原作は恩田陸。松岡茉優さんの可愛さと美しさがもう堪らんのよ。それはさて置き、クラシックよう分からん…そんな人でも音楽の素晴らしさに引き込まれると思う映画。半分くらいピアノ演奏のシーンだったような。「良い音を拾う」って言葉が印象的だった。 pic.twitter.com/c0Oxh0EqJj
— ミチュルル©︎(たかはしみさお) (@mityururu) July 6, 2021
ドキュメンタリーのよう
蜜蜂と遠雷
2019 石川慶
まったく音楽映画。音楽の場面は時間中どれくらいだろう。でもクラシック音痴も強く引き込まれてしまう素晴らしい作品。
後半の若きピアニストのコンペはまるでドキュメンタリー。個々の個性が花ひらく。
消えていく音符が永遠に触れる。— Hiroshi Saikaishi (@hiroshisaikai) July 25, 2023
コンクールのシーンが、まるでドキュメンタリーのように感じられたという映画「蜜蜂と遠雷」への口コミ。
演技を超越した、リアルなコンクールの世界に入り込んで、4人それぞれの演奏に耳を傾けてみたいですね。
蜜蜂と遠雷
四者四様の、それぞれの人生を、魂を乗せた演奏シーンに鳥肌が立つ。特に松岡茉優の迫真の演技に引き込まれ、自然と体が動いてしまった。世界に溢れる"音楽"を、単に"音"だけでなく視覚的に表現したところに、映像作品ならではの趣がある。音楽を"視る"映画。 pic.twitter.com/kqyzREC8uR— ソフトロマンチッカー (@SoftRomanticer) October 22, 2019
蜜蜂と遠雷の映画の良い口コミ2:4人の個性と圧巻の演技力
『蜜蜂と遠雷』観ました、感動しすぎて頭が割れるかと思った……(音楽は感動させすぎる)原作再現率がきわめて高く、納得のいく映像化でした 特に二次予選の『春と修羅』のカデンツァ、恩田陸の文章が描いている音楽の再現がどうなるかと不安でしたが、素晴らしい出来だったと思います ありがたや pic.twitter.com/fl4h3LTWuZ
— けれども (@keredomo_) November 6, 2019
松岡茉優さんをはじめとする俳優陣の演技と、名だたるピアニストたちの演奏に引きこまれ、まるで本当のコンクール会場にいるかのようなリアリティを感じられたという映画「蜜蜂と遠雷」。
音楽の素晴らしさを堪能できるだけでなく、4人それぞれの迫真の演技に魅了されたという口コミもあがっていました。
『蜜蜂と遠雷』
”音楽”じゃなく”音楽が存在している世界”自体を軸にしてる感じの異質な手触りのする映画だった、MV風な表現とかは上手く処理しないと綺麗なだけの映像になりがちだけど今作は抽象的な世界観とマッチしていて良い。中盤の月明かりの中での流麗な連弾シーンはうっとりする美しさがあった pic.twitter.com/2SCXsJp18e— 超地獄 (@TiBlc) June 27, 2021
4役の個性が光る
『蜜蜂と遠雷』を「松岡茉優と松坂桃李のガチ演技力同士の殴り合い映画」だと思ってたら「松岡茉優のガチ演技力を松坂桃李のガチ演技力が支える映画」だった。清涼剤の森崎ウィンとスパイスの鈴鹿央士の演技もすっごい良かった。この4人で良かったなぁ。
— まめ子 (@jiro_nuts) October 5, 2019
演技力が光る松岡茉優さんと松坂桃李さんに加え、爽やかな空気感を放つ森崎ウィンさんと、映画初出演ながら魅力的な個性を発揮してくれた鈴鹿央士さん。
4人の迫真の演技と演奏に、たっぷりと浸れる映画「蜜蜂と遠雷」。
2時間たっぷり、音楽と映像にのめり込んでみたいですね。
蜜蜂と遠雷
原作を読んだ時は「音楽の美しさを文字だけでこんなにも表現出来るのか」という感動があったけど、映画では「あの豊かな物語を、こんなにも忠実に映像に落とし込めるのか」という驚きを感じた。
台詞は必要最低限。俳優陣の圧巻の演技と、何より素晴らしい音楽で、原作に
(続く)↓ pic.twitter.com/XJPEldnfjm— たけのこ (@takenoko_go_han) June 5, 2021
彼らはピアノそのもの
俳優陣が小説の人みたいだった。(原作に忠実という意ではなく)
特に松岡茉優さんの演技が素晴らしくて、髪の揺れ(首や肩の揺れ)で鍵盤に指を走らせる力加減が分かった。実際には演奏していないのだろうけれど。指にどんな想いの音を込めている様が想像できた。かっこよくてかっこよくて俳優さんて素晴らしいな心臓と鎖骨のあいだがジーンと痺れた。
その他の俳優陣も演奏はしていないと分かっているのに、ピアノから溢れる音と戯れたり、ピアノと激しく闘ったり、共に涙を流して泣いたり、共に雨に打たれたり、風が頬を触る様な心地よさ、彼らはピアノを通して世界を見ているしその世界を音として我々観客にも覗かせてくれた。
彼らはピアノそのものでもあったし、ピアノに彼らが乗り移ったようでもあった。(引用:Filmarks映画)
松岡茉優さんはじめ、4人のキャストの素晴らしい演技力に、ピアノが乗り移ったかのようだと感じられた方の、映画「蜜蜂と遠雷」への口コミ。
指先の動き一つ一つ、表情や呼吸までもがスクリーンを通して伝わってくる。
そんな彼らの迫真の演技力が光る「蜜蜂と遠雷」は、何度も見返したくなる映画かもしれませんね。
「蜜蜂と遠雷」
終始鳥肌たちっぱなし。
楽しさも苦しさも、ひっくるめて音楽はやっぱり素晴らしい!
そういうメッセージが自然に伝わってくるストーリー展開が上手い。
役者全員が本当に弾いているのかと思うほど、真に迫っていて拍手してしまいそうになった。
音楽を扱った映画の名作がまた生まれた pic.twitter.com/AGEinScY7E— 森の音の映画記 (@5GhOKjn9YuThlYa) May 17, 2020
蜜蜂と遠雷の映画はどんな人に向いている?
「蜜蜂と遠雷」(2019)
何度も観ているけど、観るたびはっとさせられるここ数年のベストワン。
ラスト、演奏を終えた松岡茉優さんが遠くを見る。そこに何が映っていたのか?素晴らしい演技、髪の毛一本に至るまで演技しているよう。
映画は作家の芸術であるけど、俳優の芸術でもある。名作です。 pic.twitter.com/PTfI8duzBo
— 佐川長(たける)日本共産党 (@sagawa_takeru) November 5, 2022
今回は恩田陸さん原作の長編小説を、松岡茉優さん、松坂桃李さん、森崎ウィンさん、鈴鹿央士さんが演じた映画「蜜蜂と遠雷」について、ご紹介しました。
4役のピアノ演奏には国内外で活躍されている、河村尚子さん、福間洸太郎さん、金子三勇士さん、藤田真央さんが担当。
極上のピアノの音に、役者たちが迫真の演技を合わせ、コンクールに挑む姿を描いた作品。
クラシックやピアノが好きな方はもちろん、音楽にあまり興味がない方でも、極上の音色と、複雑な思いを抱えながらコンクールに挑む4人それぞれの思いに、どっぷりとハマれる映画です。
音楽とストーリーと映像に、心を揺さぶられる映画「蜜蜂と遠雷」。
ぜひ、お家でゆっくりと鑑賞してみて下さいね。
第43回 #日本アカデミー賞 授賞式でした‼️
🏅優秀作品賞
🏅優秀主演女優賞 #松岡茉優
🏅新人俳優賞 #森崎ウィン #鈴鹿央士
🏅優秀撮影賞・照明賞・音楽賞
そして🏅最優秀録音賞を受賞🎵
久しぶりに #蜜蜂と遠雷 の4SHOT📸🐝#松坂桃李 さん 別作品ですが、最優秀主演男優賞おめでとうございます‼️ pic.twitter.com/N61l2IiSys— 映画『蜜蜂と遠雷』公式 (@eiga_mitsubachi) March 6, 2020
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