マジカルミライ(以下:初音ミクのライブ)ですが賛否あるようですね。
例年開催されており、多くのファンが楽しみにしているイベントであることは間違いありません。
ただ、その年その年、ごく一部ですがネガティブな声が上がっているのは事実です。
今回はなぜそういった声が上がってしまうのか調査しました。
初音ミクのライブがひどい理由
調査すると理由は複数あるようです。
それぞれ紹介します。
理由1:蔑ろにされた演出
マジカルミライ2021
何年も通い続けてやっと最前列(ただし端)当たったのに、余計な網戸演出のせいでクッソ見辛かったのほんとひどい— *Cha⇒ (@Vault_39) October 25, 2021
ひとつだけ言うとマジカルミライはアイドルのコンサートっていうよりアーティストのライブっていう感じでいい意味でも悪い意味でも期待はずれだった。
— 斉藤 (@sn011_) August 30, 2013
初音ミクのライブにおける最大の問題点の一つは、「ボーカロイドの蔑ろにされた演出」です。
具体的には、ライブの演出がボーカロイドたちを主役として扱うよりも、他の要素に重点を置いてしまっていた点が批判されています。
例えば、バンドメンバーの長いソロ演奏や、過剰なバックグラウンド映像により、初音ミクの存在感が薄れ、彼女のパフォーマンスが後景に押しやられることがあったのです。
さらに、ステージの周囲が明るすぎるために、ミクさんたちが幽霊のように半透明に見えてしまう現象も発生しました。
このように、ボーカロイドというライブの本来の中心であるべきキャラクターが、他の演出要素によってその重要性が軽視されてしまうと、観客が期待するボーカロイドのライブ体験は損なわれてしまいます。
結果として、この「ボーカロイドの蔑ろにされた演出」は、ファンの間で大きな失望感を呼び、ライブの評価を下げる一因となりました。
ボーカロイドライブの魅力は、その独特なキャラクターたちの演出にあるため、この点は非常に重要です。
理由2:音質が微妙?
マジカルミライの昼ライブの音漏れがひどいからカニコー聴いてヘドバンする
— こんぴ丸 (@Konpi_tws) August 30, 2013
初音ミクのライブでのもう一つの大きな問題点は、音質の低下でした。
これまでのコンサートでは、力強く、クリアでレベルの高い音質が期待されていましたが、今回のライブではその期待が裏切られました。
音質は平均的で、特に新鮮さや明瞭さに欠けていたようです。
特に、ボーカロイドの声にかかるエコーが強すぎたり、音のバランスが崩れていたりするなど、音響面の問題が数多く報告されています。
これらの問題は、ライブの魅力の一部であるはずの音楽体験を大きく損ない、観客にとっては大きな失望材料となりましたね
音質はライブ体験の重要な要素であり、特にボーカロイドのようなデジタル音楽イベントでは、そのクオリティが観客満足度に直結するため、この問題は特に重要です。
理由3:海外の反応がイマイチ?
初音ミクを見た海外の子供の感想 「きもい」「日本人狂ってる」
http://jin115.com/archives/51814875.html
フランス人が日本のボーカロイドファンのVTRを見て「気持ち悪い! VTR止めてーッ!http://t.co/gqJlm64O7r— アニメオタクが気持ち悪いbot (@otakukmoi) September 28, 2014
初音ミクのライブに対する海外からの反応は、今回のライブの品質を鑑みると、おそらく肯定的ではなかったでしょう。
一般に、初音ミクは世界中に熱心なファンを持っていますが、このようなテクニカルな問題や演出上の失敗は、国際的な観客の視点からも同様に評価される可能性が高いです。
特に、ボーカロイドの透明感のあるビジュアルや音質の問題は、国境を越えたファンにとっても重要なポイントです。
したがって、今回のライブに対する海外の反応がイマイチであったと推測されるのは自然なことかもしれませんね。
初音ミクのライブは、国内だけでなく世界的な影響力を持つイベントであるため、その品質は国際的な基準で評価されることが多いのです。
そもそも「初音ミクのライブ(マジカルミライ)」とは
✨WORKS✨
『初音ミク「マジカルミライ 2023」』
LATEGRAは2023年イベントテーマソングのVR映像を担当しました。▼詳しくはhttps://t.co/BnXWpgdZ41#マジカルミライ2023 #xrlive#lategra_works pic.twitter.com/gW1LYWCz5p
— LATEGRA|XRライブプロデュースカンパニー ”Entertain you” (@Lategra_inc) October 3, 2023
「初音ミクのライブ(マジカルミライ)」は、デジタル音声合成技術に基づくボーカロイド、初音ミクをフィーチャーした革新的な音楽イベントです。
このライブでは、初音ミクをはじめとするボーカロイドたちがリアルタイムで歌い、演奏する姿が、高度なプロジェクションマッピング技術を用いてステージ上に立体的に映し出されます。
これらのボーカロイドは、人間の声を模倣し、さまざまな楽曲を歌うことができるプログラムによって生み出されたキャラクターで、従来のライブパフォーマンスとは一線を画す独特の魅力を持っています。
ボーカロイドのライブは、ただのコンサート以上のものであり、音楽、テクノロジー、そしてビジュアルアートが融合した、まさに21世紀のエンターテインメントと言えるでしょう。
初音ミクのライブの仕組みがすごい!
そいえば、マジカルミライ2013のトークはライブ担当の人(確か今はDMMの方に転職した人)が「あれは藤田咲じゃなくて初音ミクだったのである意味成功だった」的な事言ってたので、何かしらこの時点で「(ミクかどうか置いといて)リアルにする方法はあった」ということになりそう。 pic.twitter.com/UpqirIMWGk
— アマノケイ (@aman0_kei) April 14, 2019
初音ミクのライブでは、独創的な技術が駆使されています。このライブの核となるのは、プロジェクターと進化したスクリーン技術の使用です。
これにより、ボーカロイドたちは3Dのキャラクターとしてステージ上に実体を持って現れます。
この仕組みは、観客にバーチャルでありながらリアルタイムで反応し、交流するキャラクターの体験を提供します。
コンピューター生成された音声と映像の融合により、従来のライブにはない新しい体験を生み出していますね。
しかし、このような技術は非常に複雑で、プロジェクターの正確な配置、照明の調整、映像のクオリティなど、多くの要素が完璧に調和しなければなりません。
これらの技術的な詳細が、ライブの成功と観客の満足度に直接影響を及ぼすため、その重要性は計り知れないものがあります。
初音ミクのライブはどんな人に向いている?
【#米津玄師】4年振りとなる #ハチ 名義の新曲「砂の惑星」が収録された「マジカルミライ2017」は8/2リリース!彼の描く今が反映されたリアルでいてどこか懐かしいボカロサウンドはあの頃ボカロが好きだった人も、ずっとボカロが好きな人も、米津さんの音楽が好きな人も必聴です◎ pic.twitter.com/sUOJ49A638
— タワーレコード新宿店 (@TOWER_Shinjuku) July 29, 2017
初音ミクのライブは、特にボーカロイドやデジタルアート、新しいテクノロジーに興味がある人に最適です。
また、音楽のジャンルにとらわれず、新しい音楽体験を求める人々にも魅力的です。
ただし、伝統的なライブ体験やリアルなアーティストのパフォーマンスを好む人には、初音ミクのライブが必ずしも合うとは限りません。
ライブの仕組みや演出方法は、一般のライブとは大きく異なり、ボーカロイドならではの特性を理解し、それを楽しめるかが重要です。