顧客満足度の高いヘーベルハウスですがご自身のお家として検討している方も多いと思います。
今回は実際に住んでいる人がどんなところで後悔してしまうのか調査しました。
へーベルハウスとは?他のハウスメーカーとの違いは?
最近へーベルハウスの広告でこの画像がよく出てくるんだけど、誰かの新作ハウジングが出来たんだと勘違いしてしまう pic.twitter.com/6daZ6tbJI7
— シェリ男@槍鯖 (@Sheryo_Nome) March 9, 2021
東京・大阪・名古屋などの大都市圏を中心に多くの方から支持されているへーベルハウス。
- 鉄骨造による頑丈な家づくり
- へーベル(ALC外壁)による高い耐久性
- 自社グループ開発の高性能断熱材ネオマフォーム
などが支持され、オリコンの「顧客満足度調査」では鉄骨住宅部門第1位を7年連続で獲得しています。
なお、「へーベルハウス」というのは商品名の一つで、会社名は「旭化成ホームズ」です。
名前にもある通り、旭化成グループの住宅事業を担っています。
顧客満足度も高く、親会社が国内有数の総合化学メーカーということもあり、
「不安な要素なんてあるの?」
このように思われるかもしれません。
へーベルハウスで建てようかなと迷われている方は、契約してから後悔しないようにこちらの記事を参考にされてみてください。
へーベルハウスで後悔してしまうケース1:外観のデザインがほとんど一緒
今日は代休をいただきました♫そして、へーベルハウスの10年点検でした!!問題なし!! pic.twitter.com/OgTZS5BCBW
— さわたく (@sawatakun) December 20, 2019
へーベルハウスと言えば、四角く箱形の外観を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ALC外壁と、陸屋根と呼ばれるフラットな屋根が特徴的で、カッコいいと思うかどうかは人それぞれの感性によりますが、どの家も近しいデザインとなりがちです。
特に外壁材として使われている「へーベル」と呼ばれるALC外壁は非常に特徴的なため、色味やデザインを変えたとしても
「あ、へーベルハウスの家だ」
と、簡単に分かってしまうことでしょう。
特に「へーベル」と呼ばれるALC外壁が特徴的なため、検討の際には必ずカタログやサンプルだけではなく、実際の建物で雰囲気を確認しておきましょう。
展示場と実際の住宅ではサイズが全くことなるため、受ける雰囲気も異なりますのでご注意ください。
へーベルハウスで後悔してしまうケース2:価格が高くなってしまうため、やや金持ち向け
そうなんですね?
へーベルハウスは、高いから、他で、買った方が安いですよって営業の人に言われました?— わたる (@watarudayooo) April 10, 2021
大手ハウスメーカーなら避けては通れない問題が価格です。
へーベルハウスも例に漏れず、坪単価70万円以上の高価格帯のハウスメーカーに属します。
非常に頑丈な鉄骨造で、軽くて耐久性も高いALC外壁、高い断熱性能を誇るネオマフォームが標準仕様なので、
「これだけの性能なら高くても仕方ないかな」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、本当にそのスペックは必要でしょうか?
へーベルハウスは性能面やサポート面での不満が少ない反面、デザイン面での不満が目立つハウスメーカーです。
例えば、
- 洋風の可愛らしい雰囲気にしたい
- 天井高を高くしたい
- 無垢材などの自然素材を使いたい
などの要望を叶えるのは、費用が掛かるだけではなく思ったような仕上がりとならない可能性が高いため、他社も検討したほうが良いかもしれません。
へーベルハウスで後悔してしまうケース3:施工可能エリアが狭い
ブラック様
へーベルハウスのモデルハウス前で撮らせていただきました!#イバライガー#イバライガーブラック#ハウジングギャラリー水戸#旭化成へーベルハウス pic.twitter.com/WHzaOYWUBQ— 顏で笑って心で大号泣してるしろねこ (@whitecat616) March 10, 2018
業務効率化のため、へーベルハウスの出店地域は大都市圏に集中しています。
普通の方からすれば
「お客さんのいるところに出店するのは当然じゃないの?」
と思われるかもしれません。
しかし、ホームページで確認するとよくわかるのですが、
- 北海道
- 東北
- 北陸
- 九州(福岡以外)
- 四国
これらの地域には展示場や営業所が存在しません。
相談をすれば建てられる可能性はありますが、おそらく交通費や運搬費等の名目で追加費用が発生するので、事前に確認が必要です。
また、お住まいの地域によっては、そもそも「へーベルハウスの仕様が向いていない」可能性もあります。
へーベルハウスの住宅は主に都市部の狭小地や住宅密集地に適した仕様となっています。
そのため、郊外の広々とした土地に「耐火性の高い、重量鉄骨3階建て」の住宅はおそらく求められていないでしょう。
また、ALC外壁はその性質上、寒冷地には向いていないとされています。
水分を含みやすい性質を持ち、外壁内の水分が凍結すると、膨張して外壁材の破損に繋がりやすくなります。
水分を吸収しないように表面の塗装を徹底すれば防げなくはないのですが、サイディング等の外壁材に比べ注意が必要となるため、メンテナンス費用の高騰にも繋がりかねません。
東北や北海道が寒いというのは営業マンもイメージしやすいかと思うのですが、暖かいイメージの四国でも地域によっては積雪するほど冷え込みます。
普段施工をしていない地域の情報は営業マンも持ち合わせていないので、施工実績の少ないエリアでへーベルハウスの家を建てようと思う場合は、通常以上に打ち合わせを綿密にする必要があります。
へーベルハウスはどんな人に向いているのか?
理想的すぎるでしょ‼️
って思ったら『へーベルハウス』
さすがですね…いいなぁ…?#ヘーベルハウス#ベントレーに乗れる方が建てれるんですね pic.twitter.com/IOZG62W5hQ— 大山猫 (@Lynx_lynx_1) February 24, 2021
へーベルハウスの場合、まず問題となるのは出店エリア内かどうかということです。
- 大都市圏近郊にお住まいの方
- 資金に余裕がある方
- へーベルハウスのデザインが好みの方
- デザイン性よりも安全性を重視したい方
- 長期保証を求めている方
これらの条件に当てはまる方は積極的に検討をされてみても良いかと思います。
また、建築予定地が狭い方にもお勧めです。
重量鉄骨造での3階建てや屋上などの設計を得意としているため、狭小地を上手く活用した提案も得意な会社です。