柔らかくて有名な「伊勢うどん」ですが賛否あるようです。
今回はそんな声について調査しました。
伊勢うどんとは
何もしなくても普通に腹は減ったので名物伊勢うどんを頂きます。極太でコシの強さとは無縁のフワフワ麺でした。#伊勢うどん pic.twitter.com/ycei4n0n5O
— Turbo58ojisan (@AdoroFJR1300) October 9, 2022
伊勢うどんとは、三重県伊勢市を中心に食べられるうどんであり、通常のうどんの2倍近くある太くてもっちりとした麺の食感が特徴です。
また、つゆはたまり醤油をベースとしており、見た目は非常に濃く、塩辛いと誤解されがちなのですが、甘みが強く角が一切ないまろやかでカツオなどのダシが風味豊かに感じることができます。
店によってはたれではなく、一般的なかけうどんのようなつゆで提供することもあり、数少ないですが焼うどんを提供するお店もあります。
太い面は長時間かけて柔らかく煮込んでおり、具やトッピングが少なく、薬味の刻みネギだけで食べることが多いです。
伊勢うどんがまずい・嫌いとの声:ふにゃふにゃでコシがない
伊勢うどんで検索したら「伊勢うどん まずい」が出てきて悲しくなった
— のんたま🤱🌮 (@nonndm) June 27, 2015
太い麺が特徴的な伊勢うどんですが、ネット上では「まずい」、「嫌い」といった低評価な口コミが相次いでいます。
中でも特に多かったのが「ふにゃふにゃでコシがない」というものです。
伊勢うどんの「コシ」に関する口コミは以下の通りです。
・うどんがお麩のようにフワフワしてた、コシはないんだけど、そういった意図のうどんではないみたい
・全くコシがないことが特徴の伊勢うどん、しかしふかふかとした食感が逆に病みつきになります
・2月スタートは久しぶりの伊勢うどん、讃岐の対極、歯ごたえ・コシのなさがクセになる
伊勢うどんの大きな特徴は、うどんなのにコシがないことであり、そのぶんもっちりとふんわり柔らかい食感を楽しむことができます。
なぜ柔らかいのかというと、「お伊勢参りに訪れる旅行者に、消化のいいものを食べて疲れを癒してもらいたい」というおもてなしの想いからきているとの説があります。
日本一コシがないうどんとも言われており、麺は1時間ほど煮込み、お伊勢参りのお供として江戸時代から親しまれている名物料理なのです。
そのため、うどんのコシにこだわっている人には好まれにくく、ふにゃふにゃの食感が苦手な人には低評価となってしまったのでした。
岡田屋 伊勢市
玉子入伊勢うどん
全くコシがない事が特徴の伊勢うどん、しかし、ふかふかとした食感が逆に病みつきになります😋
それを支えているのは、たまり醤油とたっぷり効いた鰹出汁❗️
旨味のあるお汁とふかふか食感のアンバランスを味わってみてはいかが❓ pic.twitter.com/NcL1cGimwk— ゆぅ (@ny8080808) October 13, 2018
伊勢うどんがまずい・嫌いとの声2:タレがまずい?
伊勢うどんは確かに私も苦手だがはっきりまずい言っててわろた。タレがダメだったのか1時間茹でたのがダメだったのか
— 竹田 (@taketiy0_bb) December 8, 2021
伊勢うどんは太くもっちりとした麺にたまり醤油をベースにしたタレを絡めて食べるのですが、ネット上には「タレがまずい」という声が多く寄せられています。
伊勢うどんの「タレ」に関する口コミは以下の通りです。
・以前中島み〇きさんが伊勢に来られた際に伊勢うどんが出てきて「こんな辛そうなつゆ、喉を傷めてしまう!」と思ってお茶で薄め「まずい」と思いながら食べた、という話がありますが、そりゃ薄めたらマズいだろうな、薄めなくても適度な濃さで美味しいんですよ!
・伊勢うどんのタレは好みじゃないがうどん自体は好きだ。ただ吉田うどんの別売りの出汁つゆがまずい。人生で一番出汁の味のない出汁つゆだったので自宅の出汁つゆで食べた
このように、多くの人が「タレがまずい」と感じており、うどんの食感は好きでもつゆの味で台無しとなっていることが分かりました。
伊勢うどんのタレは、たまり醤油をベースとした見た目は非常に濃いつゆが主流であり、塩辛いと思いきや甘味が強いのが特徴です。
そのため、初めて食べる際には衝撃的な濃い目のタレだと錯覚させ、「塩辛いのでは?」と勘違いする人が続出し、水などで薄めてしまう人もすくなくありません。
しかし、伊勢うどんのタレは想像以上にまろやかでカツオの風味が存分に味わえるものとなっているので、薄めずに麺にタレをしっかりと絡めて食べることをおすすめします。
伊勢うどんがうまいとの声:食べ応えがある
伊勢神宮内宮へ。
伊勢うどん。
相変わらずの食べ応え。
おかげ横丁人多すぎ… pic.twitter.com/1K5oznNaCk— ういんび (@WINBEE_YAHHO) September 25, 2022
お伊勢参りのお供として江戸時代から愛されている伊勢うどんは、「味が嫌い」、「麺にコシがない」などと低評価な口コミが目立ちますが、「食べ応えがある」という高評価な口コミも少なくありません。
伊勢うどんの「食べ応え」に関する口コミは以下の通りです。
・伊勢うどんの麺を使った焼うどんは、モチモチで太い麺が食べ応え抜群で非常に美味しい
・伊勢うどんの粋麺あみ乃やへ、コシが弱い太麺で食べ応えある
・伊勢うどん、見た目は汁吸いまくってふやけたうどんみたいだけど、濃厚なタレと柔らかくて太いうどんは食べ応えあり
・三重の伊勢うどん、たまり醤油の黒いタレに浸かった太い麺は食べ応え抜群だね
このように、多くの人が伊勢うどんは「食べ応えがある」と感じており、食べ応えのある麺とタレの相性が抜群と感じているようでした。
伊勢うどんはお伊勢参りに訪れた旅行者に消化のいいものを食べて疲れを癒してほしいという思いから、柔らかくモチモチとした食感の麺となっています。
そのため、「コシがない」と感じてしまう人が多いのですが、コシがなくふにゃふにゃしていることで「食べ応えがある」と感じている人もいるため、「うどんにはコシが重要」という考えの人も、一度試してみて下さい。
伊勢うどんが柔らかい理由とは
https://twitter.com/Kkkyuak/status/1222659375740796928
伊勢うどんは太くもっちりとした麺が特徴的ですが、麺の柔らかい独特の食感は、すぐに参拝客に提供できるように常に茹で続け、必要量を釜揚げしていたため茹で時間を気にしなくてよいコシのないうどんが適していたとの説があります。
また、お伊勢参りの長旅をしてきた人に向け、消化の良い柔らかい麺にしたという説も浮上しています。
さらに、麺が太い理由は、もともと地元農民の食事だったため、手間を省くために太くなったとの情報も飛び交っており、三重県伊勢市内では給食や年越しも伊勢うどんとのことでした。
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