池袋にあったJワールド(J-WORLD TOKYO)は、多くのアニメファンに愛されてきたテーマパークでした。
しかし、突然の閉園に多くのファンが驚き、悲しみました。
本記事では、Jワールドが終了した理由と、その跡地の現状について詳しく考察します。
終了理由を深掘りし、ファンの声や新たな展開についても触れていきます。
Jワールド(J-WORLD TOKYO)が終了した理由を考察
Jワールドが終了した背景には複数の要因が考えられます。
以下では、その主要な理由について詳しく見ていきましょう。
契約期間の終了
J-WORLD TOKYOプロジェクトは計画していた6年の展開を終え、2019年2月17日(日)に幕を下ろしました。
6年間のご愛顧、誠にありがとうございました。6年間、本当に!ありがとジェイ!!! pic.twitter.com/r3hVwewrgF
— J-WORLD TOKYO (@jworldtokyo) February 17, 2019
Jワールドは、一定の契約期間に基づいて運営されていました。契約期間が終了すると、その後の継続は新たな契約の締結が必要となります。
しかし、運営側と施設側の間で新たな契約が合意に至らなかったため、結果として閉園が決定されたと考えられます。
このような契約期間の終了は、多くのテーマパークやアトラクションでも見られる現象です。
例えば、ディズニーランドでも定期的にアトラクションが入れ替わることがありますが、それも契約期間の影響によるものです。
また、契約の延長が難しい場合、新たなビジョンやコンセプトを持つ施設への転換が求められることが多いです。
Jワールドの場合も、新たなコンセプトを持つ施設への転換が契約終了の一因となった可能性があります。
J-WORLD TOKYOって、期間限定だったのか……全く知らなかった。入場料高すぎてガラガラだったイメージしかないや。私は、お一人様にもキャラ(とスタッフ)がガンガン絡んでくるから好きだったよ。一緒にルフィと撮った写真今もあるよ。
お疲れ様でした。— 芹沢ユウ (@saryyu) February 18, 2019
集客の減少
テーマパークの運営において、集客数の減少は大きな課題です。
Jワールドも例外ではなく、開園当初は多くの訪問者で賑わっていましたが、徐々に集客数が減少していったとされています。
その理由として、アニメやマンガのブームが一段落し、新たなコンテンツが次々と登場したことが挙げられます。
特に若い世代は常に新しいものを求める傾向が強く、一度訪れたテーマパークに再度訪れる機会が減少することがあります。
J-WORLD TOKYOに行ってきた。ガラガラすぎて、ほぼ全アトラクション貸切だったけど、スタッフの人たちのノリが良くて楽しめた。全体的にクオリティは低め。 pic.twitter.com/kh9HBaTou4
— 番長 (@zekkyo_bancho) October 7, 2017
また、競合するテーマパークやアトラクションの存在も影響しました。
厳密には競合にならないかもしれませんが、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンといった強力な競合がある中で、集客を維持するのは難しい状況だったのかもしれません。
他にもチケット価格の高さも原因の一つかもしれません。
入園料
- 大人 (高校生以上) 800円
- こども (4歳以上~中学生以下) 600円
※3歳までは入園無料
パスポート
- 大人 (高校生以上) 2,600円
- こども (4歳以上~中学生以下) 2,400円
※入園料+5つのアトラクションが遊び放題
正直あまり高くはないとは思うのですが、、賛否あるようですね。
J-World、チケット代が800円になります!って言うたってな…それでも高いよなぁ…
— けめ (@ancoromochimon) September 19, 2014
このように、集客の減少はテーマパーク運営における大きな問題であり、Jワールドの閉園理由の一つと考えられます。
新しいテーマパークへの転換
お知らせと同時にグッズのお知らせがなければ… 基本、通常店舗での取扱い商品と同じでしょうねぇ~
今、🗼のグッズで盛り上がってますから~ 一旦、休みなのか?完全撤退なのか…?🤔 微妙なニアンス…
J-WORLD TOKYOもなくなって…🗼もなくなって… 寂しくなります。
(´・ω・`)— みどり@取引垢(断捨離中) (@23midori1718) July 10, 2020
Jワールドの跡地には、新たなテーマパークが開業しました。
これは、施設の運営会社が新たな戦略として新しいテーマパークを企画し、実現した結果です。
新しいテーマパークは、Jワールドとは異なるコンセプトやアトラクションを提供し、再び集客を図ることを目指しています。
このような転換は、施設の活性化や地域の観光振興にとって重要な施策です。
特に、新しいテーマパークは最新の技術やトレンドを取り入れることで、訪問者に新鮮な体験を提供することができます。
これにより、過去の施設に訪れたことがある人々も再度訪れる動機づけとなるのです。
Jワールドの跡地においても、このような新しいテーマパークが誕生し、地域全体の活性化に寄与しています。
Jワールドの終了を悲しむファンも…
Jワールドの終了に対して、多くのファンが悲しみの声を上げました。
特に、思い出深い場所として訪れていたファンにとっては、その閉園は大きな衝撃でした。
根強いファンは多かった…
Jわーるどがなくなって毎年のお誕生日のクソデカアクキーも無くなってしまったので悲しい………クソデカサイズなので使い道はないけどかわいいので………🥺
Jワールド復活しないかなぁ🥺🥺🥺— ひー🍫🍫🍫⚔🔫💎𝄡✨ (@8910_trg_97) January 30, 2023
多くのファンがSNSやブログで、Jワールドでの思い出を共有しています。
友人や家族と過ごした楽しい時間、好きなキャラクターと触れ合った瞬間など、それぞれの思い出が語られています。
特に、長年通っていたファンにとっては、Jワールドは第二の家のような存在でした。
思い出の場所がなくなることは非常に寂しいものです。
また、ファン同士がオンラインで集まり、Jワールドに関する思い出話を共有するコミュニティも存在するようです。
このように、Jワールドの閉園はファンにとって大きな出来事であり、その思い出はいつまでも心に残り続けるでしょう。
好きでいてくれる人がいる限り生きていたいなと思うよね🩸わたしもずっと存在し続けてくれると思っていたJワールドというパークが廃園してしまった時はショックだったというか今でも引きずっているので気持ちわかります(隙自語)
— あねさま🎚️🖤8/24BDEV (@ANE_chocolat) April 21, 2024
Jワールドでは、多くの人気キャラクターが登場していました。
ナルト、ドラゴンボール、ワンピースなど、幅広い年齢層に愛されるキャラクターが集結していたのです。
ファンにとって、これらのキャラクターと直接触れ合える貴重な場所でした。
キャラクターと一緒に写真を撮ったり、アトラクションを楽しんだりすることができました。
しかし、Jワールドの閉園により、これらのキャラクターとの触れ合いの機会が失われました。特に、小さな子供たちにとっては大きなショックだったでしょう。
人気キャラクターとのお別れは、ファンにとって非常に悲しい出来事ですが、その思い出はいつまでも大切にされることでしょう。
Jワールド終了後の跡地の現在の状況
Jワールドの跡地は、その閉園後も何度か新たな施設として生まれ変わっています。
それぞれの施設はどのような特徴を持っていたのか、そして現在の状況について見ていきましょう。
直後、MAZARIAが開業するが約1年で閉業
VR体験絶叫過ぎて泣いた😂
自分の体験中の動画後から見せられてめっちゃうるさい自分に笑った🤣
めっちゃ楽しいけど、でもマジで怖すぎた🐈#VR #MAZARIA #池袋 #絶叫 #サンシャインシティ #恐怖 pic.twitter.com/mF8i3vbVWV
— リゼ-Rize- 🐆 (@rize_0720) January 7, 2020
Jワールドの跡地に最初に開業したのは「MAZARIA」というバンダイナムコアミューズメントが運営するVRテーマパークでした。
MAZARIAは2019年7月に開業し、最新のVR技術を駆使した様々なアトラクションが特徴でした。
訪れた人々は、リアルな体験ができるゲームやアニメの世界に入り込むことができ、大変人気を博しました。
イマドキは「親子で名作ゲームの中に… 最新VR施設 池袋MAZARIA(マザリア)」を染野有来ちゃんが紹介するよ♪夏休みのお出かけの参考にしてみてください(*>∀<*)
6時50分過ぎに放送予定☆#めざましテレビ pic.twitter.com/MnEp74rDgw— めざましテレビ (@cx_mezamashi) August 15, 2019
しかしながら、MAZARIAはわずか約1年後の2020年8月末に閉業しました。
この閉業の原因としては、コロナウイルスの影響が大きかったと言われています。
パンデミックにより外出自粛が叫ばれ、テーマパークやエンターテイメント施設への来場者数が激減したことが影響しました。
また、VR技術自体がまだ一般的に広まっていないことも一因かもしれません。
VRは非常に魅力的な技術ですが、専用のヘッドセットを装着するなどの手間がかかるため、一般的なテーマパークと比べると敷居が高かったと言えるでしょう。
以上のような要因から、MAZARIAは約1年という短い期間で閉業することになりました。
その後、Hugood!街区が開業するが約2年で閉業
MAZARIAの閉業後、跡地には「Hugood!街区」という新たなエンターテイメント施設が開業しました。
Hugood!街区は2021年3月にオープンし、複数のエンターテイメントエリアやレストラン、ショップが集結した施設でした。
この施設では、最新のデジタル技術を活用したインタラクティブな体験が楽しめるエリアや、ファミリー向けのアクティビティが充実していました。
また、様々なキャラクターとコラボレーションしたイベントも頻繁に開催され、多くの家族連れや若者に人気がありました。
しかし、Hugood!街区も約2年後の2023年2月に閉業することになりました。
この閉業の背景には、コロナ禍からの回復が思わしくなかったことが挙げられます。
経済の停滞や消費者の慎重な行動が続き、集客が思うように伸びなかったのです。
さらに、エンターテイメント業界自体が急速に進化している中で、新しいアイデアやコンセプトが求められるようになり、従来の施設運営では競争力を維持することが難しくなっていました。
このような理由から、Hugood!街区も短期間での閉業を余儀なくされました。
2024年現在はバンダイナムコ Cross Store 東京に
バンダイナムコ Cross Store 東京
に行ってきた!
初めて行ったけどめちゃくちゃ楽しかった。 pic.twitter.com/CfAubDa90i— としぞう(RYU) (@coconut_juve) June 7, 2024
2024年現在、Jワールドの跡地には「バンダイナムコ Cross Store 東京」が開業しています。
この新しい施設は、バンダイナムコグループの様々なブランドやキャラクターを一堂に集めたショッピングモールとなっています。
バンダイナムコ Cross Store 東京では、ガンダムやドラゴンボール、ワンピースなど、人気のアニメやゲームキャラクターの商品が豊富に取り揃えられています。
ファンにとっては、ここでしか手に入らない限定グッズやコラボアイテムを購入することができるため、非常に魅力的な場所となっています。
また、ショップだけでなく、カフェやイベントスペースも併設されており、訪れた人々は買い物だけでなく、キャラクターの世界観を楽しむことができます。
定期的に開催されるイベントや展示会もあり、ファン同士の交流の場としても活用されています。
現在のところ、バンダイナムコ Cross Store 東京は順調に運営されており、多くのファンから支持を受けています。
Jワールドの跡地は、時代とともに姿を変えながらも、エンターテイメントの中心地としての役割を果たし続けているのです。
まとめ
Jワールドの終了には、契約期間の終了や集客の減少、新しいテーマパークへの転換など様々な理由がありました。
ファンにとっては悲しい出来事でしたが、その跡地には新たなテーマパーク「MAZARIA」が開業し、再び多くの人々に愛されています。
MAZARIAでは、最新の技術を駆使したアトラクションやイベントが提供されており、訪問者に新しい体験を提供しています。
これにより、Jワールドの思い出を引き継ぎつつ、新しい時代のテーマパークとして成長を続けています。
今後も、MAZARIAの発展と共に、新たな思い出が多くの人々の心に刻まれていくことでしょう。