漫画に、アニメと、多くの人に支持されている「呪術廻戦」。
今回はそんな呪術廻戦の評判を調査しました。
呪術廻戦が「薄っぺらい」「良さがわからない」との声はなぜ?
呪術廻戦見てみた、一言で言うと雰囲気イケメン。
感情移入する間もなくキャラが増えて場面がドコドコ切り替わっていくので置いてけぼり感が強い
切迫した場面でもキャラをひょうひょうと描く事でオサレを表現してるんだけどそこが薄っぺらい印象を受ける— あお@トレジャー9.7 (@2gJNkk2dkstQr40) April 26, 2021
呪術廻戦と検索すると「薄っぺらい」「良さがわからない」というワードが出てきます。
みなさんは、どんなところにそう感じているのでしょうか。
呪術廻戦全巻買って途中まで読んでるけど、理屈っぽい漫画のくせに内容が浅い。コマ割りが悪いのか、どうでもいいところの説明が多い。その反面展開が早すぎる。もうちょっと重要な部分を薄めればいいのに。
— おるそな (@Risyuryu) April 22, 2022
ストーリー展開や場面の切り替わりの早さに、薄っぺらさを感じるという声がみられました。
・急な場面の切り替わりが多くて、置いてけぼりになる。
・内容が薄い上に展開が早すぎて、ただの殴り合いバトルマンガになっている。
・主要キャラクターがあっという間に死んでいく、薄っぺらくて感情移入が出来ない。
・主人公である虎杖の成長過程の描き方が雑、強い人ばかり注目されていて主人公が薄く感じる。
・物語が進行するためのキャラクターの動機や掘り下げが薄くて良さがわからない。
でも呪術廻戦は主人公が特級呪物を取り込める体質ってだけで、動機も2話で語られた程度。まだまだ一般人の枠を出ていないと思う。そんなのが改めて決意を語ったところで『で?』って感想しか出てこないのよね。同じくグループの他キャラも『で?』って感じだっだし、基本の設定が軽い/薄い。
— ALMA (@Alma__Spirit) October 2, 2021
呪術廻戦の設定についても、薄いと感じている方がみられました。
・特級呪術師とそれ以外の差が大きすぎて設定に重厚感がなくて良さがわからない。
・そもそも最強の領域展開という設定が薄いと思う、結局それが出来ないと勝てない。
・キャラクターの台詞が軽くて響かないし、難しそうな技名なだけで設定自体は薄い。
・努力もなくチートで力を得る設定、そんなアニメでなぜ共感が得られるのか良さがわからない。
他に、戦いや危機的な状況でも、キャラクターたちがひょうひょうとした態度で戦っている姿に薄っぺらいと感じている方もいました。
呪術廻戦のストーリー展開の早さや設定の薄さ、キャラクターの背景の描き方があっさりしていて感情移入できないことから薄っぺらさや良さがわからないと感じている声がみられました。

呪術廻戦がひどい?パクリ疑惑とは
「呪術廻戦」ってキャラ設定はNARUTO感じなで、技とかはBLEACH感で、雰囲気はHUNTER × HUNTERな感じでそりゃ流行るわ(褒めてる)。
— 餓鬼Иちょ (@pazu_official2) March 14, 2021
呪術廻戦には、どこかで見たシーンが出てきて既存感があることから、他作品のパクリ疑惑があるようです。
どんなところが似ているのでしょうか、比較できるシーンや設定を調査してみたいと思います。
#マヂラブANN0
今日の話を聞いてHUNTER × HUNTER見ようと思ったしみんな呪術廻戦に似てるとかいっていてえーと思ったらまじだった。
見ます。 pic.twitter.com/mbaU7pTvF5— 希望のネコ丸 (@kibounonekomaru) May 26, 2022
HUNTER×HUNTERと似ている
・制約と誓約という自分の能力を相手に話すことによって自分の念能力の威力をあげるという概念がHUNTER × HUNTER同じ。
・戦闘描写が打撃戦だけでなく論理的に敵を追い詰めていくところもHUNTER × HUNTERと似ている。
・主人公虎杖の必殺技『黒閃』とHUNTER×HUNTER主人公ゴンの技『じゃんじゃん拳』が似ている。
たしかに呪術廻戦の一年生組とNARUTOのカカシ班似てるわ pic.twitter.com/ShcMYa0cbz
— ◢⁴⁶あべけん (@Abe04Ken16) February 28, 2021
NARUTO -ナルト-と似ている
・虎杖・伏黒・釘崎・五条の4人のポジションがナルトの主要キャラクターと似ている。
・五条悟とカカシの親友それぞれが闇堕ちしているのも一緒。
・虎杖悠仁と宿儺の関係は、ナルトと九尾とそっくり。
・五条の初登場の時、虎杖を気絶させるシーンがまさにイタチとサスケだった。
https://twitter.com/lierandcrow/status/1668164324211453952BLEACHと似ている
呪術廻戦の五条悟って何かと似てるな〜と思ったらBLEACHの浦原喜助と似てるんだ。単眼猫先生はブリーチの大ファンだからなるほどって感じ。絶妙な軽薄さがある pic.twitter.com/NRH3OBfVLS
— EMINE@カオチャソは俺の女神🌞🗽✨✨ (@EMINE0320) December 3, 2020
・主人公虎杖と相棒の伏黒、BLEACHの一護と相棒のルキア、両者の性格や見た目の設定が似ている。
・虎杖が地面に跪き片手のみ地面につき立ち上がる構図が、BLEACHの一護と白哉の戦闘シーンとそっくり。
他に、るろうに剣心にも似ている部分があり、虎杖の必殺技「逕庭拳」が相楽左之助の「二重の極み」と似てたり、与三吉の包帯にまかれた姿が、志々雄真実と似ているという声もありました。
以上の事から呪術廻戦は、今まで大成功したバトル漫画の良いところが集結していると考えられます。
「呪術廻戦」公式ファンブックに収録された「BLEACH」の作者・久保帯人先生との対談記事の中で芥見下々先生は「BLEACH」の影響を受けていることを認めています。
呪術廻戦は面白いし、アニメ楽しみだけど、オマージュ(パクリ)が多すぎるの嫌いだわ〜。
流石にリスペクトしてると言っても、要らない所でパクリすぎてキツい。「思いつかないからパクッとこ」っで真似してるのでは?て思ってしまう。
普通にオリジナルで良いじゃんて思うよ。面白いのに、勿体無い。— ア (@abcdefg58a) April 2, 2023
また「HUNTER×HUNTER」と「新世紀エヴァンゲリオン」が乗っかってきて出来上がったのが自分であると語っています。
アニメではまだ放送されていませんが、死滅回遊に入るとHUNTER × HUNTERの王位継承戦に似てくるようです。
芥見下々先生はジャンプの人気作品から影響を受けているのは間違いなさそうです。
呪術廻戦が人気の理由って?
最近呪術廻戦のアニメを見たんだけど、人気の理由がわかりました😌💓 pic.twitter.com/zEQNi3t2IT
— 🔥🍋miyu🍋🔥 (@renmiyu0510) March 18, 2021
アニメ呪術廻戦2期の放送がスタートし、Twitterでは放送直後から#呪術廻戦が日本のトレンド上位に上り、注目度や人気が増しているようです。
呪術廻戦の人気の理由について調査してみました。
呪術廻戦のキャラクターが好きだなぁ。みんな個性的で魅力的!特に五条先生は最高✨
— てん🐻大雪警報運転見合わせつらい (@tensan30) September 13, 2023
呪術廻戦の人気の大きな理由の一つに、登場キャラクターが魅力的であることが挙げられるのではないでしょうか。
五条悟の人気は群を抜いていますが、他にも様々な外見で色んな能力を持つキャラクターが生き生きと描かれています。
・主人公の虎杖は真っ直ぐで優しい、みんなから愛されるキャラクター。
・五条悟先生はホント最強、とにかく強くてかっこいい。
・自分の推しは七海、サラリーマンしていた事とか見た目が好き。
他にも、釘崎野・伏黒・七海・狗巻・パンダなど、個性の強い主要キャラクターが多く、視聴者がそれぞれ自分の推しを選べるのも呪術廻戦の人気に繋がっているようです。
呪術廻戦の作画は、本当に凄いです‼️
さすが、MAPPAさん😭#林修の今でしょ #林修の今でしょ講座 #今アニメでしょ #五条先生 pic.twitter.com/zOSKbdjeqY
— 雪だるま (@Yukidaruma_4488) April 13, 2021
また、スピード感と立体感に溢れたバトルシーンがすごいと感じている視聴者も多いようです。
・背景描写も戦闘シーンも派手だし綺麗で、映画みたいで見応えがある。
・呪術廻戦のバトルシーンの迫力がかっこよすぎて圧倒される。
・毎週美しい作画で動きまくるキャラクター、ずっと見ていられる。
呪術廻戦アニメ面白いわ
展開のテンポが良いので視聴が苦じゃない— 剛性肉 (@yawaraka_meat) October 4, 2020
他にも、呪術廻戦はテンポが良くて飽きないという声もみられました。
・テンポが良くて作画も演出も良くて夢中になってみてしまう。
・やっぱりテンポ良いから見やすい、あっという間に終わっちゃって続きが待ち遠しい。
・呪術廻戦のアニメはすごくテンポが良いので、サクサク見られるのが良い。
魅力的なキャラクターだけではなく、豪快なバトルシーンなどストーリーがテンポよく進むことが呪術廻戦の人気の理由のようです。


そもそも呪術廻戦とは
https://twitter.com/Lycoris342/status/1702278758470991942
「呪術廻戦」は、芥見下々による漫画で「週刊少年ジャンプ」にて2018年から連載されています。
驚異的な身体能力を持つ虎杖悠仁は、ごく普通の高校生活を送っていましたが、ある日「呪い」に襲われた学友を救うため、特級呪物「両面宿儺の指」を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまいます。
呪いである「両面宿儺」と肉体を共有することになった虎杖は、最強の呪術師である五条悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになります。
人間の負の感情から生まれる呪霊を呪術を使って祓う、呪術師たちの闘いを描いたダークファンタジー・バトル漫画です。
2020年10月にアニメ第1期が全24話で放送されています。
2021年に劇場版「呪術廻戦0」が公開され、2023年7月から第2期の放送が始まりました。