歴史の宿 金具屋ですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
歴史の宿 金具屋とは
千と千尋の神隠し「油屋」のモデルになった金具屋。幻想的で現実逃避してしまいそうです。#千と千尋の神隠し#油屋#金具屋 #渋温泉 pic.twitter.com/RjSm7UMDwq
— ヤスくん (@yasu16551002) November 27, 2023
歴史の宿、金具屋とは、長野県下高井郡にある非常に独特な温泉宿です。
現代のホテル旅館のように近代的で便利で誰もが快適に過ごせる空間ではなく、日本の歴史の中でも大変特徴的な文化が発生した時代(昭和初期)を体験できる空間となっています。
金具屋の建物の1つである「木造四階建 斉月楼」と「金具屋大広間」は、平成15年に当時の造形の規範となっているものとして国の登録有形文化財に認定されました。
金具屋が「女将の態度悪い」との声はなぜ?
金具屋旅館の女将さんは感じ悪かったな~。戸締めるのはえーし、自分から出てこねーし。
— もこい (@mokoimoon) June 24, 2017
長野県の渋温泉にある温泉宿、金具屋。
大正時代の民主化運動と古来の伝統技術が相まって日本文化が花開いた昭和初期そのままを残している歴史深い温泉宿ですが、ネット上では「女将の態度が悪い」といった声が挙がっているようです。
実際に金具屋について調べると「女将」というワードが出てくるため、多くの人が女将さんの情報を気にしているようですが、ネット上の口コミには「女将の態度が悪かった」といった声はほとんど見当たりませんでした。
女将の態度が噂されているのは、数年前に放送されたテレビ番組に女将さんが映ったことが原因ようで、その番組は金具屋を取り上げたのではなく、金具屋も女将も少しだけ登場したのだとか。
そのときの女将さんの対応に「そっけない」「態度が悪い」という印象を受けた人が多く、それから金具屋の女将の態度は悪いという噂が浮上してしまったのでしょう。
ちょっと写ってしまったことで「態度が悪い」と決めつけられてしまうのは、少々気の毒ですよね。
女将の態度が気になるという人もいるようですが、先入観から態度が気になってしまっている人も少なくありません。
実際に金具屋に泊まった人の口コミにはほとんど女将さんに対する声は挙がっていなかったので、安心して下さい。
金具屋の女将さん当時は塩対応だな〜と思ったけどカットされてたのね…今回ちゃんと放送されてよかったホッ改めて泊まりに行きたい旅館だわ✨ #充電させてもらえませんか
— 焼きりんご🍎 (@yuzunonsontumi_) September 26, 2020
出川さんのバイク旅の見てるけど
金具屋の女将さんかっこいい
The 女将 ってオーラが色付きで見えるかのよう— とりにくのひと (@huwapoanao) June 25, 2017
金具屋の良い口コミ1:八湯めぐりが楽しめる
【渋温泉 歴史の宿 金具屋】長野県下高井郡山ノ内町
金具屋の建物のひとつである「木造四階建 斉月楼」と「金具屋大広間」は国の登録有形文化財に認定されている歴史を感じられる温泉宿です
温泉は源泉を4つ所有しており、8つの浴場がありますpic.twitter.com/bCjJrzUBa6
— 中部エリア”最強説” (@LOVEx2Chubu) May 18, 2023
金具屋には2つの大浴場「鎌倉風呂」と「浪漫風呂」、露天風呂、5つの無料の貸し切り風呂があり、館内で八湯めぐりが体験できると好評です。
金具屋は4つの自家専用源泉と5口の共同引湯の権利を所有し、毎分約200リットルの高温な温泉を使用しています。
湧き方も、高さ15メートルにもなる噴泉、地下3メートルの岩盤からの噴出などさまざまで、地層により含まれる成分が異なるため、泉質も源泉によって異なります。
鎌倉風呂だけは地獄谷荒井河原の湯と温泉寺の寺湯の混合温泉となっていて、温泉寺の寺湯は、武田信玄が川中島の戦いの後に疲れを癒した温泉なのだとか。
また、浪漫風呂は昭和25年に建てられたものであり、戦後、洋式の装飾が流行り出した時代に作られた金具屋唯一の洋風風呂です。
ステンドグラスも美しく、建物時代が魅力的なのはもちろんですが、お湯の違いがすごいのです。
浪漫風呂は、建物の下3メートルから自噴している温泉を使用しており、その日によって黄緑であったり、白く濁っていたり、透明であったりと地球の息吹を感じることができます。
さらに、貸し切り風呂の1つ「斎月の湯」は、タイル絵と船の形をした木造の湯船になっていて、まるで浮世絵の世界に入り込んだかのような空間です。
この源泉を実際に見ることができるツアーを毎朝金具や宿泊者限定で行っています。
「金具屋源泉見学ツアー」が気になる人は、ぜひ参加してみて下さいね。
金具屋の良い口コミ2:ジブリのような世界観
ジブリ映画“千と千尋の神隠し”
湯宿のモデルとも噂される信州渋温泉の老舗「金具屋」が美しい。 pic.twitter.com/f9InCIEifJ— アノ (@ano_kt) May 5, 2021
長野県北部にある湯田中渋温泉郷は、奈良時代には温泉が湧いていましたが、山の中ということもあり、地元の人が利用するこじんまりとした湯治場でした。
しかし、1972年に長野電鉄が湯田中駅まで乗り入れたことで、観光客が多く訪れる温泉街へと発展し、令和の今では昭和レトロな街並みはどこもフォトジェニックで若い人にも大人気となっています。
中でも一番の撮影スポットとなっているのが、約260年の歴史を持つ「金具屋」です。
金具屋は長野電鉄湯田中駅から2キロほど奥にある信州・湯田中渋温泉郷と呼ばれる渋温泉の温泉街にあり、メインストリートには石畳が敷かれ、両側にはノスタルジックな旅館や土産物屋、遊技場などが並ぶ情緒あふれる温泉街です。
金具屋の木造建築4階建ての斉月楼は夜間ライトアップされることによって、幻想的な美しさを放ち、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルと言われている建物の前では、多くの観光客が写真を撮っています。
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルといえば、竹瓦温泉も有名ですね。竹瓦温泉もさまざまな声が上がっているようで調査してみました。
金具屋が美しいのは外観だけではなく、内部も同様に美しいと評判であり、レトロで可愛い装飾の宝庫になっているのです。
金具屋にはそれぞれ建てた時代の違う5つの建物がありますが、木造建築4階建ての斉月楼と、斉月楼の後ろにある大広間が登録有形文化財に登録されています。
社寺仏閣にはない遊びに満ちた建物となっていて、大浴場へと続く1階の廊下はまるで外の温泉街を歩いているかのよう。
1軒の家のような造りになっている客室もあるようで、他にも130畳の大広間や古い水車を使った飾りなど、館内は見どころ満載です。
玄関から客室まで見ごたえのある設計になっているので、宿泊客もワクワクが止まらないでしょう。
金具屋は日帰り温泉を受け付けていないため、宿泊した人のみ内装の美しさを目にすることができるのです。
金具屋はどんな人に向いている?
長野にある金具屋は千と千尋の世界観を味わえるのでおすすめ。 pic.twitter.com/ehcxge2mbb
— 山下(θ) (@hi_ro_ki_1105) January 7, 2022
今回は金具屋に対する声を調査しました。
金具屋は1758年に宿屋となった、5つの棟からなる温泉宿であり、中でも1936年に完成した木造4階建ての斉月楼と宿泊客が食事をする金具屋大広間が、2003年国の登録有形文化財に認定されました。
29室ある客室は全て異なる造りになっており、館内のいたるところに細やかで遊び心のある装飾が施されています。
レトロ感満載の金具屋は撮影スポットとしても人気を集めており、多くの観光客で賑わっています。
渋温泉の有名老舗旅館「金具屋」で、ノスタルジックを満喫して下さいね。
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