加藤製作所ですが一部でやばいと言われているようです。
今回はそんな噂を調査しました。
加藤製作所とは
今日もまた大戦果
加藤製作所が揃いますなぁ。 pic.twitter.com/OnrLfRiuEl— 建設機械化ライブラリー (@CM_BLib) September 9, 2022
株式会社加藤製作所とは、日本の建設機器・特装車メーカーです。
各種クレーンが現在の主力商品であり、他にも油圧ショベル、アースドリルなどの建設機械や、除雪車、路面清掃車などの特装車の製造・販売・アフターサービスを行い、「優秀な製品による社会への貢献」を経営理念として120有余年を歩み、それぞれの時代のニーズに応えて各種産業機械、荷役機械、建設機械を開発しています。
創業以来のパイオニア精神で、創造性を重んじ、常に前向きの姿勢で技術革新にチャレンジし続けたことで、大正時代に開発した機関車を始め、トラックレーン、油圧ショベル、ラフテレーンクレーン、オールテレーンクレーンなど、建設機械のイメージを大きく変える「マシン」を提供し続けているのです。
加藤製作所がやばいとの口コミ1:赤字が原因でリストラ?今後は?
加藤製作所もお知らせ出してる。加藤なんて売上のほとんどが国内なのに。
そして3年連続で赤字なのに。— Kaito (@KaitoMachinery) August 2, 2022
東証1部上場の建設機械製造会社である「株式会社加藤製作所」は、希望退職者募集による人員削減を行うことを明らかにしました。
満45歳以上65歳未満の正社員のうち、勤続年数10年以上の者および2022年4月1日時点で満65歳未満の正社員以外の社員を対象に、計100名程度の人員削減を開始することを決定しました。
退職日は2022年3月31日であり、退職者には特別加算退職金や再就職支援を実施するとのことです。
募集期間は2022年1月24日~2月18日までであり、人件費の削減で業績改善につなげる考えを表明しました。
今回の決定に至った理由については、「新型コロナウイルス感染症の影響による需要の落ち込み」であり、赤字が続くなど厳しい環境に陥ったことで、人件費の削減が不可避と判断されたのです。
希望退職者募集を行った結果、2021年12月22日付けで公表していた希望退職者の募集には119名が応募したことを明らかにしました。
加藤製作所が希望退職者の募集による100名の人員削減へ 国内リストラ – 不景気.com https://t.co/5H0YixMNb4
— 板金業界の専門誌 Sheetmetal ましん&そふと (@machinist_pub) December 22, 2021
加藤製作所の2022年3月期の連結最終損益は31億円の赤字(前期は57億円の赤字)を見込み、2021年4~9月期の最終損益も9億円の赤字となっていました。
リストラを発表したことで世間からはさまざまな声が届いていますが、多くの人が「リストラはやめて」と感じており、リストラ以外にも策があるのではと考えている人が多く存在しました。
リストラを行うことでどれほどの改善が見込まれるかは不明ですが、今後は希望退職者募集により発生する費用は2022年3月期に計上し、業績への影響は未定で確定され次第公表するとされています。
加藤製作所がやばいとの口コミ2:入社前と後のギャップがひどい?
入社時はPCスキルについて色々聞かれたので、今後もスキルアップしていけるかと期待したが、実際は紙文化が根強く残っており、全く使うことがなかった。
(出典:ライトハウス)
加藤製作所がやばいと言われている理由の一つに「入社前と後のギャップがひどい」というものがあります。
加藤製作所の「入社前と後のギャップ」に関する口コミは以下の通りです。
・現場からの意見が通らない他部署や他の事業所との交流が少ない
・売ることよりトラブル解決がメイン
・ギャップを一番感じるのは勤務時間で、当初聞いていた時間と乖離していた
・教育体制がしっかりとしていると聞き、自分のためになると思い入社を決めたが今が手一杯で教える時間が無い
・基本的に放置、新入社員なんていなければいないでいいって感じ、何をするのかしたらいいのかが分からない
このように加藤製作所に勤務する多くの人が「入社前と後でのギャップ」を感じており、その差に驚いている人が多く存在しました。
入社したばかりの社員がすぐに辞めてしまうというのは、どの会社でも起こり得ることであり、解決しなければいけない問題の一つです。
入社前は限られた情報しかないため、入社後は少なからず認識のずれが生じるものであり「想像と違った」とギャップを感じてしまうことは珍しいことでなく、入社した多くの人が感じています。
そのため、入社前と後のギャップを減らすためにも、入社前にとことん会社について調べ、説明会に参加するなどし、加藤製作所について調べ上げることが大切なのです。
加藤製作所の良い口コミ:働きやすい
休暇は非常に取りやすいです。時短勤務、育休など利用している人を見かけます。
(出典:ライトハウス)
加藤製作所に寄せられる口コミの多くが「リストラ」や「赤字」、「入社前と後のギャップ」などといった低評価な口コミですが、中には「働きやすい」といった良い口コミも存在します。
加藤製作所の良い口コミは以下の通りです。
・よほどのことが無い限り部署移動はない
・部署にもよるが比較的有給休暇は取りやすい環境です
・よくもわるくも年功序列で昇給する、賞与は良いときもあれば悪いときもある
・自分で仕事を探すので、予定は自分の裁量である程度決めることが出来る
・部署にもよりますが、事務系なら残業も少なくワークライフバランスは良い
このように加藤製作所には数々の良い口コミが寄せられており、働きやすい環境であることが分かりました。
また、加藤製作所全体での働きやすさではなく、部署によって異なることが明らかとなりました。
特に事務職は残業が無く、退勤後の時間を有意義に過ごすことが出来、女性にとっては特に働きやすいと感じている人が多く存在しました。
しかし、部署によって雰囲気や環境が変わることで、部署間に壁があるとの情報もあるため、加藤製作所に転職・就職を考えている人は、事前に各部署の雰囲気をしっかりと確認しましょう。
キティちゃんのらふたー!
話を聞くとメーカーの加藤製作所がキティちゃんとコラボで発売されてると
初めて見たし、初耳だよ
これ、女性オペレーターなら良いけどおっさんだったら… pic.twitter.com/S5HRmCz0I8— ノブゾウ (@nobuzoosan) May 26, 2022
加藤製作所の良い口コミ2:建機メーカーのパイオニア
加藤製作所が「企業フィランソロピー大賞特別賞」を受賞したとのニュースを、加藤社長のブログで発見!!高齢者人材を活用しての取り組みが注目されていますね。すごい!!
— 南田修司@NPO法人G-net (@Minamida_Syuji) March 2, 2011
加藤製作所は125年以上の歴史を持つ建機メーカーのパイオニアです。
国内のみならず海外でも高い人気を誇っており、特にクレーン車のシェアは国内トップクラスなのです。
そグローバル企業として展開する加藤製作所ですが、いったいどのように大企業へと成長したのか、歴史を紹介していきます。
加藤製作所の創業は1895年、加藤製作所の前身である加藤鉄工所が創業されました。
当時は個人事業として農家向けに「くわ」や「すき」を作り、その後1923年に当時の鉄道省指定の工場となり、内燃機関者の生産を開始しました。
加藤製作所はここから順調に事業を拡大していきます。
1935年には株式会社加藤製作所を設立、1938年にはエンジン、トラクター、ロードローラー、クレーン車両などの生産を開始します。
1960年代に入ると、自動車やダンプカーなどの大型トラックなどの普及により、内燃機関者の需要が大幅に減少。
そのため、1960年代後半には機関車事業から撤退し、以降は建機や特装車の製造に転換していきました。
その後、建設用クレーン、油圧ショベルなど時代のニーズに合わせた製品を数多く世に送り出し、その品質と技術力の高さを国内外から認められるようになったのです。
2006年には中国、2016年にはタイ、2018年にはヨーロッパへと進出しており、加藤製作所のさらなるグローバル企業への展開が期待され続けています。
加藤製作所の良い口コミ3:建機の種類が豊富&安全性が高い
加藤製作所さんのアクシスがレバーすごいのついてるのさっき気付いた。あとZEROメーター。
— 土岐峠小僧 (@MarutaniShouten) March 23, 2018
加藤製作所の主力製品は荷役機器と建設機器であり、加藤製作所の特徴の一つが開発、製造から販売、アフターメンテナンスまで一貫体制で提供していることです。
また、その安全性の高さにも定評があり、小さな事故でも死亡事故に繋がる可能性があるため、最善の注意を払い、十分な安全対策が施されています。
そこで、加藤製作所の主な建機を紹介します。
ラフテレーンクレーン
加藤製作所の80t〜35t〜25t吊りラフテレーンクレーン pic.twitter.com/23Hc4Tzad9
— PC01~PC8000ー11 (@A_PC1250_11_N) June 1, 2020
加藤製作所の主力製品の一つであるラフテレーンクレーン。
ラフテレーンクレーンとは、一つの運転席で走行とクレーン操作が行える自走式クレーンのことを指します。
加藤製作所のラフテレーンクレーンには「EJIB」という技術が盛り込まれており、「EJIB」によりオペレーターの負担は軽減され、クレーンの伸縮動作をコンパクトに行えるなどのメリットがあります。
オールテレーンクレーン
加藤製作所のオールテレーンクレーン「KA-4000R」 pic.twitter.com/C0IrX3h1UJ
— ばら子 (@bulker1121) May 18, 2018
オールテレーンクレーンは大型特殊車両に分類されるラフテレーンクレーンとは異なり、トラックと同じ大型車両に分類されます。
加藤製作所のオールテレーンクレーンの特徴は、伸縮スピードが速く信頼性と剛性を併せ持っていること。
さらに、タッチパネル式のディスプレイを採用しており、燃費や作業時間をチェックすることでさらに省エネになります。
油圧ショベル
加藤製作所 HD823MRV 後方小旋回油圧ショベル 大割圧砕機付き pic.twitter.com/wPBzZgzE3O
— PC01~PC8000ー11 (@A_PC1250_11_N) January 24, 2022
加藤製作所の油圧ショベルには「NETIS」登録技術が採用されています。
「NETIS」に登録されている建機は、工期の短縮やコストカット、エンジン負荷の低減などが可能。
環境にもオペレーターにも優しい設計が特徴です。
加藤製作所は125年以上の歴史を持つ老舗の建機メーカーであり、その技術力の高さは国内外から高い評価を得ています。
オリジナリティを重視する社風が、既存の考え方にとらわれず、オペレーターの使いやすさやニーズを重視した建機を開発しているのでしょう。
加藤製作所はどんな人におすすめ?
123年企業加藤製作所の社長の言葉「いい人がいい会社をつくり、いい会社での仕事を通じて、いい社会をつくる」
— 可児修司 (@kanisetu) January 21, 2011
今回は加藤製作所に対する声を調査しました。
加藤製作所は125年以上もの歴史を持つ老舗の建機メーカーであり、国内だけにとどまらず海外にも展開するグローバル企業へと成長しました。
オリジナリティを重視する社風で地域貢献も欠かさない加藤製作所は、「働きやすい」といった声も多く挙がっています。
加藤製作所は、建設用クレーンや油圧ショベルといった建機が好きな人はもちろんですが、グローバルに活躍したい人や、ワクワクする仕事をしたい人に向いています。
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