この世界の片隅に/実写版がひどい4つの理由とは?世界観が違い、原作にない現代パートへの声など徹底調査

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2011年と2018年に実写化された「この世界の片隅に」。

こうの史代さんの同名漫画が原作で、名シーンも多く感動するなどの声がある一方で「ひどい」などの声があがっているようです。

今回はそんな、この世界の片隅に(実写版)に対する声を調査しました。

目次
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この世界の片隅に(実写版)とは

この世界の片隅に(実写版)とは、こうの史代さんの同名漫画をドラマ化したものであり、2011年8月5日に終戦記念スペシャルドラマとして日本テレビ系で放送されました。

太平洋戦争中の1943年12月、18歳の浦野すずが草津の祖母の家で海苔すきの手伝いをしていると、突然縁談の話がきます。

急いで帰宅したすずが覗き見たのは、呉から来た北条周作という青年。

翌年2月、呉の北条家でささやかな結婚式が挙げられ、すずの新しい生活が始まります。

しかし、すずは周作とどこかであった気がするが思い出せません。

主人公のすず役に北川景子さん、すずの夫・北条周作役を小出恵介が演じます。

また、本作は2018年7月にも、松本穂香さん、松坂桃李さん主演でTBS「日曜劇場」の枠で連続ドラマ化されました。

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この世界の片隅に(実写版)が「ひどい」との声はなぜ?

戦争中の広島の呉を描いた作品「この世界の片隅に」ですが、検索結果に「ひどい」というワードが出てくるようです。

調査すると、次のような声もあるようです。

ひどい理由1:世界観が違いすぎる?

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この世界の片隅に(実写版)がひどいと言われている理由の一つに、「世界観の違い」があります。

漫画と比べたときの世界観の違いを指摘する声が多いようですね。

戦争時代を描くとなると漫画の場合は忠実に再現することができますが、ドラマとなるとどうしても時代背景が薄れてしまいます。

ドラマで再現するとなると限界があるので、仕方がないかもしれませんね。

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ひどい理由2:現代パートは必要ない?

この世界の片隅に(実施版)には、漫画やアニメにも存在しない「現代パート」が存在するのですが、それに対して不評の声が挙がっているようです。

現代パートに対しては以下のような声があります。

・単なるダメ押しのように感じる
・現代パートいるのかと言われたら、微妙
・マジで現代パートいらん

現代パートが存在することで、作品自体「微妙」と評価されることもあるようです。

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ひどい理由3:戦争がひどい?

この世界の片隅に(実写版)は、戦争の部分を忠実に再現していることもあり、戦争時代を知らない人にとっては衝撃的な内容だったようです。

当時の暮らしなどを原作が徹底的に調べて再現したからこそ、ひどさを感じる人が多かったのでしょう。

ひどい理由4:映画制作委員の許可なく掲載した?

この世界の片隅に(実写版)が「ひどい」と言われるのは、内容的な部分だけではないようです。

それはTBSで放送中のドラマのエンドロールで「special thanks to 映画 『この世界の片隅に』製作委員会」と表記していることについて、「当委員会は当該ドラマの内容・表現等につき、映画に関する設定の提供を含め、一切関与しておりません」とする告知を公式サイトで発表しました。

要約すると、TBSが映画の政策委員会に許可を得ることなく勝手に掲載しており、それに対して映画製作委員会は「関係ない」と言っているのです。

映画製作委員会としては、ドラマの完成度や評判がどうなるか分からない中で、関連があるような表記はしないで欲しいということなのでしょう。

確かに、映画製作委員会が関係していないのであれば、ドラマの視聴率が悪くても関係ないですよね。

ちなみに、映画は2016年11月に公開され、2018年には日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、観客動員数200万人を超えるほどのヒットとなっています。

このように、この世界の片隅に(実写版)にはさまざまな声が寄せられていました。

「ひどい」と言われている本作ですが、観ている人が多いのも事実であり、それだけ視聴者が期待しているということではないでしょうか。

戦争時代を知っている人が減っていく中で、今の時代を生きている人が感慨深くなれるドラマなので、ぜひ観てみてくださいね。

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この世界の片隅に(実写版)の良い口コミ

 

こうの史代さんによる同名漫画が原作となっており、「戦争と広島」をテーマに作られたこの世界の片隅に(実写版)は、今でこそ戦争という特別な状況を描いた作品で、戦争が日常で当たり前であった当時ではどこにでもあり得る日常を描いた作品となっています。

そこで、この世界の片隅に(実写版)の魅力を3つ紹介します。

キャストが豪華

この世界の片隅に(実写版)は、2011年には北川景子さん×小出恵介さん、2018年には松本穂香さん×松坂桃李さんで実写化されています。

松本穂香さんは、3,000人のオーディションの中からすず役に抜擢され、出演が決まった際には広島・江波や呉を訪れ、すずが生きた街を五感で体験したそうです。

また、すずの夫役・松坂桃李さんも、NHK連続テレビ小説「わろてんか」や映画「娼年」などで幅広い役を演じ分ける実力派俳優です。

キャストごとによる雰囲気の違いや演じ方を比べるのも、実写版の楽しみの一つですね。

最終回が感動的

この世界の片隅に(実写版)は、最終回に対して「感動した」「涙腺崩壊」との声が挙がっています。

最終回では、終戦後に海平団に収集された周作の帰りを待つすずの元に祖母・イトから手紙が。

母が行方不明で父は亡くなり、すみれは原因不明の病に倒れたという…広島に向かったすずと入れ違いに周作も帰宅。

すずを追い広島に行き、原爆ドームの前で再会した2人は駅で母を失った幼い節子と出会い呉に連れ帰ります。

そして、家族として新たに暮らし始める…というストーリーです。

放送後のSNSでは「一人の人間が必死で生きて家族を作っていく話だったんだ」「すずさんの居場所を探す物語なんだな」などと、すずの歩んだ軌跡を改めて振り返って感慨にふけるツイートが多く投稿されました。

名シーンが多い

日常を描いているにも関わらず、本作は「泣けるシーンが多すぎる」「号泣した」という評価が続出しています。

この作品にはどんな苦境においても自分の居場所はある、そして自ら一歩踏み出すことで、その居場所は無限に広がるというメッセージが込められています。

もちろん戦争の悲惨さや生々しさを伝えるという意味もあるでしょう。

しかし、ただ悲惨さを伝えるだけでなく、そんな状況でも前向きに生きていく人々の幸せそうな笑顔を最も伝えたいのかもしれませんね。

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この世界の片隅に(実写版)はどんな人に向いている?

今回は、この世界の片隅に(実写版)に対する声を調査しました。

本作は、映画は、1944年(昭和19年)の広島県呉を舞台に、すずという18歳の女性の視点から、戦争の下で生きる人々の姿を描いています。

この世界の片隅にが向いている人は、次の通りです。

・戦争について考えたい人
・温かい気持ちになりたい人
・日常の大切さに気付きたい人

この世界の片隅に(実写版)は、戦争の悲惨さを描いた作品ですが、同時に、それでもなお生きようとする人々の姿や、日常の大切さを描いた作品でもあります。

そのため、戦争や日常について考えさせられる、心に残る作品です。

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