今回は孔雀王の口コミ・評判を調査しました。
孔雀王が打ち切りと噂される理由
日本神話がモチーフのアニメや漫画って、基本人気出ない。個人的に孔雀王の曲神記もオオヤマツミ…辺りの話に入って打ち切り。面白かったのに…(涙) https://t.co/DY2PdaLdRf pic.twitter.com/77DhpXtCk7
— ざれごと (@hibi_zaregoto) January 3, 2024
週刊ヤングジャンプで連載され、多くの読者に愛されていたシリーズ作品である孔雀王ですが、打ち切りとの噂がありました。
なぜそのような噂がたったのか調査してみました。
モチベーションの低下や体調不良
そういえば、「孔雀王」シリーズも、作者が放り投げては、別路線が始まり、放り投げてはまた別路線、というのを繰り返し、最後は「俺たちの戦いはこれからだ!」的な、打ち切りっぽい終わり方でした。作者さんが病気、そして亡くなったのは残念でしたが、日本神道シリーズは描ききってほしかった。
— てったん@函館で縄文を勉強しつつ、陰陽座札幌参戦予定 (@Tettan_hakodate) February 4, 2022
荻野さんは、「孔雀王」シリーズを筆頭に、多くの作品を長期連載してきました。
週刊連載という過酷なスケジュールの中で作品を生み続けることは、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。
全5作品の中で、突然予告なしに連載が終了となったのが、退魔聖伝と曲神紀です。
シリーズの2作目にあたる退魔聖伝では、仏教VS神道の展開を考えていたそうですが、「調べれば調べるほど神道に仏教のような計り知れない奥深さがなく、どう物語を進めていいか困惑している」と述べていたと言われています。
しかし、後の別作品のあとがきで、初めて打ち切りになって驚いた旨のコメントが書かれ、打ち切りという認識ではなかったことがわかりました。
曲神紀は週刊連載から月刊連載に移行するも、わずか4ヶ月で物語の途中で突然連載が終了してしまい、打ち切りと囁かれることになりました。
特に晩年は体調を崩すことも多く、そのことがモチベーション低下につながった可能性も考えられるのではないでしょうか。
編集者との方針の違い
昨日夜につぶやいた孔雀王、
無印は文句無しに好きだし、退魔聖伝もコミック一冊ぐらいの短編は良かったんだが、長編で日本神話の頂点敵にしたのはどうすんだろと思ったら、そのまま打ち切りに近い形になったのがなあ…。
夜叉鴉もほぼ成人コミックになりつつあったが、ラストがギリギリをついてたし…— コースタン (@CorsternP) November 21, 2023
漫画とは、作者だけで成り立っているものではありません。
漫画制作において、編集者と漫画家の関係は重要です。
編集者は漫画家にとって最初の読者であり、アドバイザーであり、パートナーでもあります。
両者が協力して作品を生み出すことで、上質な漫画が生まれてきます。
漫画家の大きな役割としては、漫画家は物語の構成やキャラクターの設定、絵の描写や、自分のアイデアを具現化し、絵として表現することです。
対して、編集者の役割は、漫画家の原稿に対してアドバイスや修正を指示することです。
漫画の知識が必要であり、プロの漫画家を納得させるために説得力ある専門知識が求められます。
また、編集者は物語の構造や展開、キャラクターの動機などを考え、漫画家と共同で作品を練り上げます。
他にも、連載作品のスケジュールを管理し、打ち合わせや取材などを行います。
編集者と漫画家の良好な関係が、クリエイティブなプロセスを円滑に進め、読者に満足をもたらす作品を生み出す鍵となるはずです。
孔雀王はパクリなの?
ちなみに荻野先生も文庫版の『孔雀王』の後書きでこの問題に触れていて、「流行ってるからパクってまえ!と描いた」という内容が記されていた。笑
ちゃんと詫びを入れて和解したから書けたんだろうな。 https://t.co/zUgpWcYAaJ
— チキンカツ 芯太郎 (@agyakya) November 7, 2021
「孔雀王」がパクリ作品と言われたことはありますが、その背後には興味深いエピソードがありました。
荻野真さんの漫画「孔雀王」は、1985年から1989年にかけて集英社の「週刊ヤングジャンプ」で連載された作品で、オカルトアクションとして始まりました。
この作品は、裏高野の退魔師である主人公が孔雀の化け物退治に挑むストーリーで、後に世界を巻き込む壮大なSF伝奇バイオレンスへと展開します。
「孔雀王」が「陰陽師」をベースにしているとの指摘がありますが、夢枕獏さんの「陰陽師」を元にしている部分があることは事実です。
夢枕獏さんと集英社の編集者は話し合いを持ち、権利問題を解決し、作品を「セーフ」にしているとされています。
その後、夢枕獏さんは「ヤングジャンプ」や「ビジネスジャンプ」で原作提供を行うなど、良好な関係を築いています。
このような問題は、編集者と漫画家が協力して解決することで、作品が生き続ける道を見つけることができることを示しているのではないでしょうか。
そもそも孔雀王とは
もう大好き。特に、この緑カバーの孔雀王。よくこんなストーリーが思いつくなあと。いやあ、本当に面白かった。 pic.twitter.com/NGoRNCVkEA
— ゼロ (@zfKNzTtISkHiwq3) May 6, 2024
「孔雀王」(くじゃくおう)は、荻野真による日本の漫画シリーズであり、密教世界をモチーフにした作品です。
このシリーズは、後に作者が「宗教漫画ブームのはしり」と称していることでも知られています。
1985年から1989年にかけて集英社の『週刊ヤングジャンプ』で連載されました。
当初は「孔雀退魔行」というタイトルで連作短編シリーズとしてスタートし、徐々に読者人気を獲得したことで週刊連載化へ移行(それと共に改題)しました。
物語は主人公の退魔師・孔雀が化け物を退治するエピソードから始まり、闇の密法集団・六道衆との戦いへと展開します。
オカルトと現代、エログロな要素を組み合わせ、退魔師たちの運命と闘いを描いています。
シリーズは全部で5作品であり、最新作である孔雀王ライジングと戦国転生は、最終話を病床で書き終えています。
孔雀王の良い口コミ
荻野真。昔の孔雀王が好きでした。退魔聖伝まではムチャクチャ面白かったのに。あとからギャグ漫画みたいになって、読まなくなった。
退魔聖伝も、国津神と天津神の戦いの前までが面白かった。 pic.twitter.com/pymJ7InJQX— ゼロ (@zfKNzTtISkHiwq3) March 28, 2024
懐かしい
孔雀王懐かしいですね😊♪̊̈♪̆̈
鬼還祭は阿修羅ちゃん赤毛になってますね。
漫画は退魔聖伝辺りの絵が好きでした。鬼丸と阿修羅ちゃん好き pic.twitter.com/sepTKVdYiY— TOMMY (@rx75guntanktom1) June 2, 2023
「孔雀王」は、昔から知られている作品で、多くの読者にとって懐かしい存在です。
当初は主人公の退魔師孔雀が化け物を退治する1話〜数話完結の内容でしたが、後に闇の密法集団・六道衆との戦いが始まり、壮大な物語へと展開しました。
エッチなシーンやグロい描写がありながら、唐突に強くなる主人公のギャップが面白いと感じる人もいます。
オカルトとアクションの組み合わせ
孔雀王。
生まれて初めて触れたオカルト漫画。
これがカッコイイんだ、と魂に刻まれたやつ。 pic.twitter.com/RxPP15LQNF— 樽キャノン・T ⋈ (@tarucanon) March 5, 2022
この作品は、黄泉の国や神仏などの要素を取り入れ、裏高野の退魔師である孔雀である主人公が化け物退治に挑むストーリーです。
オカルトとアクションの要素を巧みに組み合わせた作品として知られています。
密教や仏教の要素を取り入れた独特な世界観や、呪いや秘術、妖怪などの登場に加え、迫力満点のバトルは読者を夢中にさせるはずです。
荻野真さんは博覧強記であり、密教の教義や情報を豊富に盛り込んでいます。
物語の背景に密教的な裏付けを持ち込むことで、説得力のある世界観を構築しています。
作者の独特な味わい
10.孔雀王系の漫画
特徴的な絵柄ですが、結構、可愛いですねえ
敵の首絞めを楽しんでる感じもいいですねえ pic.twitter.com/y9gdSAh4YY— urauraura (@uraurau59053565) April 4, 2020
荻野真さんの作画はクセがあり、エロさやグロさ、オカルティズムが絶妙に組み合わさっています。
その独自性は、読者に強烈な印象を与え、作品を他と一線を画すものにしています。
主人公の明るさも魅力的で、読者に印象を残す作品となっています。
孔雀王はどんな人に向いている?
8.好きな漫画
色々好きだけどあえてニッチなところを。実は孔雀王が好きです。
とは言っても、退魔伝の途中までしか呼んでないけど。
エログロがかなり強いので、R-18Gまでイケる人にしか勧められませんが、逆に好きな人にはすごくおすすめ。退魔師とか仏教がらみが好きな人は好きじゃないかな。— 月森りんご@低浮上 (@tsukimoringo) February 28, 2018
「孔雀王」は、連載終了から30年以上経った今でも、多くの人々に愛され続けています。
その理由は、時代を超えて楽しめる魅力があるからではないでしょうか。。
特にオカルトやアクションが好きな読者におすすめです。
荻野真さんの独特な絵柄や密教的な要素、壮大なストーリー展開に目が離せなくなりますよ。
「孔雀王」は、これからも色褪せることのない、日本の漫画史に残る名作です。
ぜひ、あなたも「孔雀王」の世界をもう一度味わってみてはいかがでしょうか。