満月ポンですが賛否分かれるようです。
今回はそんな声を調査しました。
満月ポンとは
お母さんが大阪に旅行行ったから前ケンミンショーでやってた満月ポン買ってきてくれた🙌 pic.twitter.com/46BemkMJ6e
— rui.carp.sanfure⚾️🎏⚽️🐻 (@bUdGcUUn1vHbmXa) December 7, 2022
満月ポンとは、株式会社松岡製菓が販売する米菓の商品名です。
甘辛い醤油ダレで味付けした円形のせんべいであり、手作業で焼くため形や味の濃さにムラがあるのが特徴です。
満月ポンは、これまで関西を中心に西日本、北陸での販売率が多かったため、東日本での知名度は今ひとつではあるものの、近年ではザ・ダイソーなどの100円ショップで取り扱われるようになってきました。
株式会社松岡製菓は元々は駄菓子屋がひしめく、大阪の下町で誕生した製菓会社であり、その精神は今日に至るまで一貫しており、こんにちまで「満月ポン」のみを脈々と生産し続けています。
満月ポンに醤油を吹き付けてるナウ!手造りの所と自動化工程のバランスが面白い!ちなみに濃い〜味の満月ポンは吹き付け時間通常の1.5倍かかってます!#誰が興味あるねん #満月ポン#松岡製菓 pic.twitter.com/CNQgd776aV
— 沖 啓太郎《セレクトに全力かける洋服屋》 (@keitarooki) April 20, 2018
満月ポンがまずいとの声1:味が薄い?素朴?
満月ポン、まずくはない!が、味が薄い?ってか素朴(笑)
— ちなぷー (@0808china0516) September 12, 2012
大阪のスーパーならどこにでも売っていると言っても過言ではない満月ポンですが、ネット上では「味が薄い」という口コミが多く寄せられています。
満月ポンの味付けは甘辛醤油であり、昔ながらの手作業で一枚一枚心を込めて焼き上げているだけでなく、駄菓子のポンせんべいの風味をそのまま今に伝えられている昔懐かしい味であり、醤油のこうばしさがたまらないお菓子です。
また、材料は小麦粉と少量の水と塩、そして砂糖と醤油だけであり、万人受けする味付けとなっていることから、「味が薄い」と感じてしまうのでしょう。
しかし、味が薄いとの指摘があったためか、ネット上では「たっぷり濃い~味 満月ポン」も販売されていて、1.5倍の醤油が使用された、通常の満月ポンよりも濃い目の満月ポンが販売されています。
定番の醤油味の香ばしさはそのままに、「たっぷり濃い~味」の満月ポンでは醤油を16秒間吹きつけて濃い味にしてあるので、通常の満月ポンの味付けでは物足りない人は、ぜひ濃い味の満月ポンを食べてみて下さい。
満月ポンがまずいとの声2:食感が湿気ている?
今日買って帰った濃い〜味満月ポンが湿気とる!なんでや!!
— チエノレ (@chel_4) August 6, 2021
大阪のお馴染みのお菓子である満月ポンですが、食べた人の口コミには「食感が嫌い」、「湿気ている」などといった声が目立ちます。
満月ポンで使用されている調味料はとてもシンプルであり、素朴さを感じるのが特徴なのですが、歯ごたえはサクサクやザクザクといった食感ではなく、おせんべいよりも柔らかいとされているので、どこか湿気ていると感じる人も少なくありません。
実際に満月ポンを製造している松岡製菓にも、「明らかに湿気ていた」とのコメントが寄せられており、問題となっていることは明らかになっています。
満月ポンは凹凸のある焼皿で圧力をかけて膨らましており、原料の小麦粉の水分、気温、湿度の関係で原料の発酵状態が変わります。
発酵が進んだものは良く膨らみ、発酵が進まないものは膨らみが悪く、硬くなると公表されていて、食感が柔らかかったり、硬かったりするのは一枚一枚手作りで作り上げている証なのです。
満月ポンの見た目から「食感が良さそう」と感じ、おせいんべいのような硬さを想像する人が多いのですが、実際にはおせんべいよりも柔らかく、幅広い年齢層の人に食べやすく作られているところが松岡製菓のこだわりなのでしょう。
満月ポンが美味しいとの声:懐かしい味
ミニストップで大阪の駄菓子「満月ポン」売ってた!😲
懐かしい味わいで
めっちゃ旨いねん😋#満月ポン#松岡製菓 pic.twitter.com/kTwwDRETXQ— ユージン (@yujin0131rs) April 22, 2021
甘辛醤油味でこんがりサクサク、一枚一枚丁寧に焼き上げられている満月ポンは「昔懐かしい味」と多くの人から絶大なる支持を得ています。
松岡製菓は昭和33年から大阪市住之江東加賀屋でポンせんべいを焼き続けてきました。
昭和29年に強い水亀次郎さんが清水製菓を立ち上げ、松岡力王丸さんと飴の製造を始め、昭和33年には、松岡房吉さんに神奈川県の工業大学の学生が考案したポンセンの製造を教えてもらい、ポンセンの製造を開始。
昭和36年には千葉機械の千葉博彦さんにポンセン製造機を製作してもらい、ポンセンの製造を増やし、昭和57年に清水亀次郎さんから松岡力王丸さんが満月ポンの製造販売を受け継ぎ、松岡製菓を立ち上げることとなりました。
そして、昭和64年にやしきたかじんさんにラジオ番組の中で満月ポンを取り上げられ、売り上げが飛躍的に伸びることとなったのです。
そのため、満月ポンは昔懐かしい駄菓子のポンせんべいの風味をそのまま今に伝えられており、昔から変わることのない味付けに、多くの人が懐かしさを感じるのでした。
満月ポンはどこで買える?
香川県のスーパーにも満月ポンありますよ( *´꒳`*)
って話してた🌕🐰 pic.twitter.com/k73pfLbX8y
— 🐬さぬきまい🍀香川県を勝手に応援するVtuber(非公認) (@sanukimai2022) December 15, 2022
大阪発祥の満月ポンは、市販では100円均一のダイソーやスーパー(一部)、工場直売所(松岡製菓)で購入することができます。
しかし、全国のダイソーやスーパーで購入できるわけではなく、店舗によっては取り扱っていない可能性もあるので注意が必要です。
いただいたコメントによるとファミマでも購入できるようです。
また、通販ではAmazon、楽天市場、ヤフーショッピングで購入することができ、「早く欲しい」、「確実に購入したい」という人には通販で購入することをおすすめします。
コメント
コメント一覧 (2件)
正しく、今「満月ポン」を食べながら見ていました。私昭和生まれは、お菓子と言えば「満月ポン」休みの日スナック菓子と言えば、私は「満月ポン」しか買いに行きません。近所のファミマに売っているので有難いです。
貴重なご意見ありがとうございます!
ファミリーマートでも購入できるのですね。