今回は満州アヘンスクワッドの評判を調査しました。
満州アヘンスクワッドとは
満州アヘンスクワッドにハマっている、 pic.twitter.com/FErfWqbqkb
— トムソーヤ (@osamu0000) September 10, 2023
満州アヘンスクワッドとはコミックDAYSにて2020年から連載され、単行本の売り上げが200万部を超える大人気漫画です。
この物語は勇が阿片の密造に手を染めていく姿を描いたクライム・サスペンス作品です。
舞台は第二次世界大戦前の満州国。
昭和12年、主人公の日方勇は関東軍として満州国へ移住しますが、軍事演習中に中国人の少年に銃で撃たれ右目を失明し、戦力外として前線から外されてしまいます。
その後、開拓義勇軍として働いていましたが、母親がペストに感染してしまい治療費のため大金が必要となりました。
鼻が利く彼は偶然にも阿片芥子の栽培場を発見します。
そこで阿片を密造していたのはお世話になっていた陣内というおじいさんでした。
陣内は口封じのため勇を殺そうとしますが、勇の妹に石で殴られ死亡してしまいます。
こうして阿片が高値で売れることを知っていた勇は母親のために阿片を栽培して売ることに決めました。
満州アヘンスクワッドが打ち切り?理由は?
北沢くんはAクラス、最終回。ありきたりな設定だったけど、テンポ良くて好きだった。最終回早いから打ち切りかなと思ったけど、ちゃんとキリの良い終わり方ではあった。てかこの原作の人、満州アヘンスクワッド、ギルティサークルも連載してる人だった。そりゃ短期連載にもなるわなと勝手に納得。
— つくつくてー (@tukutukute) June 21, 2023
「あれ? #コミックDAYS に『満州アヘンスクワッド』が載ってない。まさか打ち切りか?」と思ったら、ヤンマガに移籍か。
TVで言うと「深夜枠からゴールデンに移籍」的な感じかな。 https://t.co/pLTcIo7WXF— 前原政之@ライター歴36年 (@gethigh316) September 17, 2021
結果として満州アヘンスクワッドは打ち切りにはなっていません。
ではどうしてこのような噂が広まったのか。
色んな意見があるとは思いますが主に、実際に歴史上で問題となった阿片と満州についてが題材の漫画であることが大きく関係していると思われます。
阿片や満州についての歴史的な闇は日本史においてもディープなものであり、題材にするにはかなり重い内容ですのであまり語られてこなかったものです。
義務教育でもさらっと勉強するのみで、あまり深くは習わない内容ですよね。
これが不適切であったり教育に悪いのではないかといった憶測が打ち切りの噂を呼んだのかもしれません。
実際漫画の中では、阿片を使用した人のなれの果てが描かれていたり、日本人である関東軍が中国人に対し残酷な拷問をしていたりと、かなり過激なシーンも描かれています。
残酷な描写やグロいシーンも多いので、歴史系漫画とはいえ苦手な人はトラウマになるかもしれません。
また、日本軍と阿片についての歴史の闇が語られシーンも多く、規制されるのでは?といった憶測も飛び交っていたようです。
以上の理由が打ち切りになったと噂される要因となったと考えられます。
満州アヘンスクワッドの良い口コミ1:ハラハラドキドキするストーリー
定点観測13週目
読んだ漫画
・パリピ孔明14
・お別れホスピタル10
・満州アヘンスクワッド1、2積んだ漫画#今日買った漫画
・Distance わたしの#stayhome日記
・蛍火艶夜とても今さらですが、満州アヘンスクワッド面白いですね!ドキドキしながら安心して読めるエンタメ感が良い!#今週の積読 pic.twitter.com/9jFmkNE12D
— ひつじのジャスミン (@Jasminesheep) August 11, 2023
満州アヘンスクワッドの魅力はハラハラドキドキの展開の読めないストーリーです。
・スリリングな展開が多く、続きが気になる
・歴史上であった実際の会社名等も出てくるのでリアル感がある
という良い口コミが見受けられました。
農村の一般人である主人公が阿片の密売に手を染めるという設定からもわかる通り、常にスリリングな展開が続きます。
薬物売買の話ということで、敵も多く、関東軍やマフィアとのバトルシーンもドキドキです。
発売初日に書店を走り回って手に入れた満州アヘンスクワッド3巻目を読み終えました。
ページをめくる度に、ドキドキする展開の漫画は初めてです。4巻目は5月に発売されるみたいなので、購入します。 pic.twitter.com/sx5l0cYSEb— うっちー (@u_travel_accoun) February 11, 2021
また、「満鉄」や「満映」等、歴史上に実際に存在した会社なども出てきてさらにリアル感を感じさせてくれる内容が多くあります。
スクワッドとは仲の良い仲間や部隊、チームといった意味合いのある英語です。
そのタイトル通り、主人公は様々な能力を持った人たちを集めて仲間にし、立ち向かっていきます。
仲間を集めて戦うというシチュエーションはバトル漫画のような要素があり、わくわくしますよね。
続きが気になる展開が多いので、どんどん読み進めることができるという口コミも多くありました。
サスペンス漫画のようで、バトル漫画でもあり、リアルな歴史も織り交ぜて描いていてバランスが良く面白い展開が続きます。
スピード感もあり、見ていて飽きない作品です。
満州アヘンスクワッドの良い口コミ2:絵の表現力がすごい
#満州アヘンスクワッド 147.148話感想
昔、ロシア人と格闘技の異文化交流をしていたバータル
すげぇ・・寝技って絵で表現するの難しいのにわかり易い
残酷な奴にはさらに残酷な方法で殺すか・・怖い
蘭玉は相変わらず悪人で魅力的! pic.twitter.com/xKEtJeVjRK— Evi's Custom Performance (@Ebisu04989587) August 8, 2023
満州アヘンスクワッドの魅力は作画にもあります。
・表情の作画にリアリティがあり引き込まれる
といった声が多くありました。
関東軍や満州のマフィアの存在などがディープに描かれた本作ですが、拷問シーンや薬物中毒者などもしっかり描かれています。
特に序盤の阿片中毒者の薬物使用した際の表情は本当にすさまじく、恐怖するほどです。
阿片を吸った人々の反応はこの漫画の見どころでもあります。
主人公が阿片を密造することに決めた時の表情も、母親のためとはいえ法に触れることをしているという罪悪感と決意が表情で表現されています。
たぶん、多くの人が指摘してるかもだけど、満州アヘンスクワッド、残酷な拷問描写とか「無限の住人」感すごいな。目がすっとした女子の雰囲気も似てる。 https://t.co/T6GHx45b18
— CAVU (@cavu311) May 22, 2023
また、拷問シーンも本当に苦痛の表情が何とも言えない気持ちになるほどリアリティがあり、上記のとおり苦手な人はトラウマになるかもしれません。
ですが、印象に残るほどの表情の作画はこの漫画の見どころであり魅力となっています。
力強く共感力をあおる作画はこの漫画において読み手が最大限に引き付けられるポイントとなっているんですね。
満州アヘンスクワッドはどんな人に向いている?
「満州アヘンスクワッド」読んだ!!”阿片”テーマでぱっと見の印象はアングラ系?だけど、中身は仲間を集めて窮地を切り抜ける王道冒険譚。キャラもかっこよく魅力的で仲間もどんどん集まり賑やかで、展開もテンポよく目まぐるしくてめちゃくちゃ面白い……!金カムとか好きな人と相性よさそう pic.twitter.com/J8DmLElJy8
— さかさな🌷連載中 (@sakasana) August 17, 2021
このように満州アヘンスクワッドは今までにありそうでなかった満州の阿片についてを題材としており、他にはない漫画となっています。
スリリングな展開が続き、グロテスクな表現が多いのですが、苦手でない方は是非読んでほしい作品です。
子供向けではない漫画や、歴史の闇に興味がある方は是非読んでみてください。