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村上春樹はつまらない?魅力は?世界でも評価が高い理由や比喩表現と独特の世界観がすごいなどの声を調査

今回は村上春樹さんに対する声を調査しました。

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村上春樹とは

 

村上春樹さんは日本の小説家・翻訳家です。

京都府京都市伏見区に生まれ、早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開き、1979年、「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞しデビューしました。

1987年発表の「ノルウェイの森」は2009年時点で上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが巻き起こりました。

代表作は「羊をめぐる冒険」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「海辺のカフェ」「1Q84」などがあり、それらの作品は50カ国以上で翻訳されています。

村上春樹の作品が「つまらない」との声はなぜ?

 

日本だけでなく世界的にも大きな影響力を持つ作家と言われている村上春樹さんですが、ネット上では「つまらない」といった声が相次いでいるようです。

そこで、ネット上に寄せられている村上春樹さんに対するネガティブな声を紹介します。

面白さが分からない

村上春樹さんの小説が最近よく売れますよね。 でも、私は面白さがよくわかりません。 村上春樹さんの小説だけではなくて、大人向けの本ってどれも面白くないと思います。 予約してまで買いたいとか思いません。 私は今高校生で、小学生のころから自他ともに認める読書好きなんですが(卒業アルバムにもそう書かれました。)大人向けの小説だけはほとんど読みません。 児童書ばかり読んでます。 だって、大人向けの本は社会の悪だのいじめ問題だのエッチなシーンだのそんなのばっかりで、気が滅入るだけじゃないですか。 児童書のほうがずっと素晴らしいと思います。 児童書を読むなんて恥ずかしい、とか思ってる人の気持ちが分かりません。 どうしてベストセラーになるんでしょうか。

(引用:Yahoo!知恵袋)

いくつものベストセラーを出している村上春樹さんですが、中には「面白さが分からない」と感じている人もいるようです。

村上春樹さんの作品の多くは奇妙な展開が多く、読み手にとっては面白味を感じられないようですね。

話しのできる猫、未来を見通すカエル、謎の羊、消滅する象、時間移動やパラレルワールドの扉などは全ての人が共感できる部分ではなく、現実にも起こりそうな小説が好きな人にとっては「つまらない」「面白くない」と感じてしまうのでしょう。

文章が難しい?

村上春樹が難しい文章を書くのはわざとですか? 東野圭吾のようにわかりやすく・おもしろい小説を書くことができないのでしょうか?

(引用:Yahoo!知恵袋)

つまらなさを感じている人の中には、文章の難しさを指摘する声が挙がっています。

村上春樹さんは毎年ノーベル賞候補に挙がっており、文学賞も多数受賞していることから「村上春樹さんは難しそう」「難易度はどれくらいだろう」と気になる人は少なくありません。

しかし、実際には村上春樹さんの小説の難易度はそこまで高くなく、読みやすい小説とも言われています。

読みやすいと言われる理由は、奇抜なストーリーが多く、不思議なキャラクターが登場しているという点です。

「1Q84」にも登場するNHKの集金という身近な話が出てくるのも面白さの1つですね。

また、村上春樹さんの文章は軽快との声も多く、粘着性がなく重みを感じない小説となっています。

その軽さが小説をサクサク読み進めることができる理由なのでしょう。

文章は難しそうに感じますが、実際には難しい単語は出てきません。

そのため、村上春樹さんは幅広い世代から愛される小説であると言えます。

村上春樹は世界でも人気が高い理由とは

 

ノーベル文学賞の受賞予想で上位に入り、世界で最も広く読まれている日本人作家・村上春樹さん。

村上春樹さんの作品が世界的に人気が高い理由は、彼の鮮やかでシンプルなイメージが直接的に読者に訴える、気取ったわざとらしいようなものがないところが読者の心にストレートに届くと言われています。

村上春樹さんが長編「羊をめぐる冒険」の英語版で米国デビューを飾ったのは1989年であり、日本では「ノルウェイの森」が大ベストセラーとなっていましたが、米国では無名の新人でした。

そこで訳者のアルフレッド・バーンバウムさんらは原作に大胆に手を入れ、「1970/11/25」といった章タイトルをはじめ、1970年代に結び付く記述を削除し、作品の同時代性を強調する戦略をとりました。

数ページ単位で文章を刈り込んで物語のテンポを上げたり、村上春樹さんの作品の特徴でもある奇抜な比喩表現をばっさり削ったり、大掛かりな再編集は英語圏2作目となったのです。

極端な編集ではありましたが、マイナスには働かなかったようで、米紙ニューヨーク・タイムズも、これまでの日本の伝統的な小説と明確な違いを指摘し、「軽快さ」や「新しさ」を好意的に評価しました。

村上春樹さんの成功もあって米国での日本人作家を取り巻く環境も変わり、小説を通して「日本にはこんなものもある」という多様性を示しているのです。

村上春樹の良い口コミ1:比喩表現がすごい

 

今や日本を代表する文学作家と言っても過言ではない小説家の村上春樹さん。

村上春樹さんは物語を語る表現が魅力的です。

独特の比喩表現を使った部分は以下の通りです。

「彼女は人に何かを頼むときには、いつもにっこりと大きく微笑んだ。
それは本当に素敵な笑顔だった。
そのへんにある何もかもをお盆に乗せて持っていきたくなるような笑顔だった。
もし他の女が同じことをしたら厭味な感じになっていたかもしれない。
でも彼女が微笑むと、世界じゅうが微笑んでいるように見えた。」

上記の一文は「国境の南、太陽の西」の一文であり、このような感じに村上春樹さんの小説では比喩表現を使った表情の描写が多く見られます。

こういった独特な表現を読むのはとても面白く、それによって頭の中でイメージしやすくなるのは村上春樹さんの小説の魅力でしょう。

また、村上春樹さんの小説は掴みどころのないストーリーとなっているのも魅力の1つです。

「こういうストーリーです」と説明するのが難しいため、読む人にとっては難しさを感じる人も少なくありません。

しかし、村上春樹さんの小説は世界中の人に支持されていて、それは彼の書く文章、物語には人を惹きつける魅力があるということなのです。

村上春樹の良い口コミ2:独特の世界観

村上春樹さんの小説は登場人物のキャラクター性も風変わりであり、独特の世界観であると評価されています。

小説に登場するキャラクターは、女性を好きになりすぎてご飯が食べられなくなって餓死する人、なめくじを食べる人、仕事に夢中になって中学生の娘を一人日本に置き去りにして海外に行ってしまう人などと、彼の小説に出てくるキャラクターのほとんどが特殊な魅力を持っているのです。

また、村上春樹さんの小説は、物語中の謎を最後まで解明しないものが多く、想像力をかき立てられます。

そのため、読者にとっては最後まで読んでもモヤモヤが晴れずにスッキリしないということもあるでしょう。

しかし、それによって自分なりの解釈を作れるという大きなメリットもあり、作品全体を通して何を伝えたかったのか、なぜあのときそうなったのか、それらを自分で想像して解釈することができるのです。

「風の声を聴け」で群像新人文学賞を受賞しデビューした村上春樹さん。

その後も「ノルウェイの森」がベストセラーとなり、「ねじまき島クロニクル」、「1Q84」などといった話題作を続々と発表しており、2006年にはフランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞しています。

村上春樹さんの作品はどれも読みやすいだけでなく、作家独自の世界観を堪能できるので、ぜひこの機会に村上春樹さんの世界観に浸ってみて下さい。

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