灘高校ですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
灘高校・灘中学校とは
灘に到着!!
ここが噂の灘か~
日本で最も賢い中学、高校のある灘か~
俺が灘高校の生徒だったら、下から数えて何番目かな?
考えると悲しくなってくるから止めよっとw— ひらい (@savior1996) February 24, 2014
灘高校・灘中学校とは、兵庫県神戸市東灘区に所在する中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校であり、難関大学への進学率が非常に高いことで有名です。
灘高校は、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒との間では、第1学年から混合してクラスを編成する併設混合型中高一貫校となっていて、科目によっては第1学年のときは別クラスを編成して授業を行います。
1928年に開校し、設置者は学校法人灘育英会。
校舎のうち、事務棟として現在も使用中の本館は中国の登録有形文化財に登録されています。
ところで皆さんは、日本最難関の御三家はご存知ですか?
まずは、東大合格者数42年連続No.1で偏差値 77の東京・開成高校。
次に、西日本最強の進学校&東京大学合格率No.1で偏差値 79の兵庫・灘高校。
ラストを飾るのは、全国最難関の進学校で東京都No.1の偏差値 78を誇る東京・筑波大附属駒場高校。笑 pic.twitter.com/ifnbDEo6Xb— 郷田 隆二(※本名・藤川 裕一) (@BFRC6A5TskQw57e) March 31, 2023
灘高校が「頭おかしい」との声はなぜ?
灘高校とかラ・サール高校とか変人しかいないイメージ。
高校生の時両校から、転入した来た奴がいて、凄い意味で頭おかしいと感じたw
— ヒロシ35号 (@icesbbc) May 5, 2011
入試試験の何度は全国1位ともささやかれる一方で自由な校風が好評の灘高校ですが、ネット上では「頭がおかしい」といった声が挙がっているようです。
そこで、灘高校に対するネガティブな声を紹介します。
小中学生から東大数学を学んでいる?
灘の高校生は頭おかしくならないんですか? 小学や中学で東大数学手つけるらしい!
(引用:Yahoo!知恵袋)
灘高校に通っている学生は小中学生から東大数学を勉強しているとの情報があるようです。
灘高校は最強の進学校とも言われており、2023年の東大合格率は開成、聖光学院、桜蔭に続いて4番手の28.6%だったそう。
これだけ多くの東大合格者がいるというのはすごいことですよね。
東大への合格者が多いのは灘高校だけではありませんが、東大理三への進学率が高いことから、小中学生のころから東大理三へ入ることを目標にしている人たちが灘高校を選んでいるということではないでしょうか。
小中学生から東大数学を勉強することはすごいことであり、夢があるからこそできることですよね。
常識がない人が多い?
灘高校は筑駒に次いで頭は良いけど、常識がない人や上から目線の人多くないですか?知恵袋でも象徴されてる人いますけど。
(引用:Yahoo!知恵袋)
灘高校は常識がない人や上から目線の人が多いとの声もあります。
しかし、灘高校の生徒に対しての批判的なコメントは上記以外にはほとんど見当たりませんでした。
灘高校は最強の進学校と言われるほどなので、東大を目指している人が多いのも事実です。
勉強に集中するがあまり自分勝手な行動になってしまうことも考えられますが、灘高校の生徒は常識がないというのは言い切れません。
このように、灘高校にはさまざまな声が寄せられていましたが、「日本一の秀才が集まる場所」とも言われています。
多くの学生が灘高校を目指しているのも事実であり、灘高校は最強の進学校として人気があることは間違いないでしょう。
灘高校まじで頭おかしいんじゃないかって思った
偏差値75で努力圏ってなに?
合格率80%で偏差値77だよ?はい? pic.twitter.com/bY7WAPqTEP— フォロー外してください。 (@tsuupochi_919) August 1, 2017
灘高校の良い口コミ1:最強の進学校
【最強】灘高校の合格実績(2022)
※卒業者221名東大92(理三10)
京大48(京医20)
国医41(阪医9など)(inter-eduより)
— じゅそうけん (@jyusouken_jp) March 11, 2022
最強の進学校と評判の灘高校。
灘高校が最強の進学校へと成長したのは戦後のことであり、戦後の学制改革の混乱に乗じて躍進した経緯があるのです。
戦後6・3・3制の導入により、私立の旧制中学は中学と高校に分けられ、「中間一貫校」と呼ばれるようになりました。
もともとは12歳から17歳の生徒が在籍した旧制中学が、15歳から18歳の生徒を抱える新制高校に改組したため、下2学年分の生徒は居場所を失います。
その後、多くの新制高校では臨時の救済処置として期間限定の付属中学を設立したのですが、学区制が敷かれていまい、遠方から通う生徒はせっかく受験して合格した公立進学を追い出され、地元に新しくできた中学に編入させられてしまうということがありました。
そこで灘高校は、神戸一中をはじめとする県下の公立進学校の生徒たちを無試験で迎え入れるという施策に打ちでて、これにより学制改革の煽りを食らってしまった優秀な生徒たちをこっそり集めることに成功したのです。
まさに彼らが華々しい大学進学実績を残し、灘高校は県下のトップ校の地位に踊り出したのでした。
灘高校は医学部医学科の東大理三への合格者を多く輩出しており、今も尚トップの進学校として人気を集めているのでした。
灘高校の良い口コミ2:先生がすごい
特に教育は教師によって差が生まれない方が絶対良いので、AIでそれができるなら是非やってもらいたい!と思った。
教師ってわいせつするようなクソ教師もいれば、灘高校の橋本先生のように凄い先生もいるわけで。
子ども達皆が橋本先生のような先生に教えてもらえれば、未来は明るい!と。
— Mino Takumi (@tkmo04) July 28, 2020
灘高校には橋本武先生という伝説の国語教師がいました。
小説「銀の匙」を3年間かけて読み込むという奇跡の授業を行い、灘高校を東大合格者日本一に輝くという偉業を成し遂げました。
「銀の匙」で学んだ初代生徒たちは6年後に15名が東大合格、その6年後、2代目は京大合格者数では日本一に。
そして、3代目、1968年に灘高校はついに東大合格者数日本一を達成したのです。
橋本先生がなぜ「銀の匙」を教材に選んだかというと、主人公は十代の少年であり生徒たちが自分を重ね合わせて読みやすい、夏目漱石が激賞したほど日本語が美しい、明治期の日本を緻密に描いており時代や風俗考証の対象になりやすいなどの理由があります。
それは自分が中学生だったとき国語の授業で何を教わったのだろうかと自問したときに、何も答えられないことに愕然とし、何か一つでもいいから子どもたちの心に生涯残るような授業をしたいと考え、「銀の匙」を3年間かけて徹底的に読み解くということに辿り着いたのだとか。
橋本先生の授業は一切ノートは使用せず、全て橋本先生自身が自作したプリントを使って授業を行い、徹底したスローディングを行いました。
そんな橋本先生の授業は奇跡の授業とも言われており、橋本先生の高い能力とあふれるバイタリティは今も語り継がれています。
灘高校はどんな人に向いている?
https://twitter.com/raeurzzY/status/1590372969439973377今回は灘高校に対する声を調査しました。
灘高校は東大理三への合格者を多く輩出しており、最強の進学校として高い評価を得ています。
また、最強の進学校であるにも関わらず制服がなく自由な校風も評価されており、生徒一人ひとりが伸び伸びと勉強できる環境が整っています。
難関大学への進学を考えている人にとって灘高校は最適な環境であり、安心して勉学に励むことができるでしょう。
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