アニメ「NHKにようこそ!」について紹介します。
NHKにようこそ!が「気持ち悪い」との声はなぜ?
NHKにようこそ、今見ると気持ち悪いんだけど、10年前はアニメ全部見たんだよな〜 人も結構変わるね〜
— けむまき (@higashinob) November 16, 2021
アニメ「NHKにようこそ」と検索すると「気持ち悪い」というワードが出てきます。
なぜ「気持ち悪い」と感じてしまうのでしょうか、みなさんの感想や意見を調べてみました。
「気持ち悪い」と感じている人の意見は、主人公佐藤の葛藤や被害妄想が自分と重なる、自分のダメな部分をこれでもかと見せつけられているような感じがするという声でした。
佐藤が現実に言い訳を続けて堕ちていく姿が見ていて痛々しい、リアルな心理描写に自分を思い出し複雑な気持ちになるという方もいます。
日常の生活に訴えてくる重みや佐藤のダメ人間っぷりが、自分と酷似していて安易に笑えない所があるという声もありました。
「NHKにようこそ」が「気持ち悪い」と感じるのは、佐藤の考え方や逃げ方に共感できる部分があることが、リアルで気持ち悪いと感じている方が多いようです。
ひきこもり経験がある作者の実体験を元に作られた「NHKにようこそ」の佐藤のリアルなひきこもり姿は、辛い状況にいる人の苦しい気持ちに共感しすぎて自分自身の心が疲れてしまう共感疲労を視聴者は感じているのかもしれません。
15年前の「NHK(日本ひきこもり教会)にようこそ」と言うアニメを観ています。当時は辛くてすぐ観るの辞めたんす。大学を中退したニートでひきこもりの主人公が宗教の勧誘やネトゲのRMT、家庭内暴力や鬱、マルチ商法等と対峙していく話。「人生の9割は辛く苦しいこと。だから神様は悪者だ」は名言だね pic.twitter.com/jT3FHbpF2x
— 翔太郎さん(たろやん)𝄇🦫🦡🦐 (@AmTruns) October 19, 2021
そもそもNHKにようこそ!とは
休校で家に引きこもっている人はNHKにようこそを見ましょう笑 pic.twitter.com/MeaF2yTOFC
— 夕凪 (@Yunagi_9999) April 3, 2020
「NHKにようこそ」はウェブサイト「Boiled Eggs Online」と「月刊エース」で、2001年から連載された著者・滝本竜彦と作画・大岩ケンヂの作品で2006年にアニメ化されました。
題名の「NHK」は、テレビ放送局のNHKではなく日本ひきこもり協会(Nihon Hikikomori Kyokai)の略です。
大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなり自堕落な生活を送っていました。
ある日、佐藤は宗教の勧誘に現れた中年婦人の連れの少女・中原岬と出会います。
中原岬は佐藤をひきこもりから厚生させようと、あらゆる手段を講じながら奮闘します。
佐藤は中原に自分はゲームクリエイターだと嘘をついてしまい、偶然同じアパートに住んでいた後輩の山崎薫と共にゲーム作ることになります。
ひきこもり経験がある作者の滝本竜彦さんの実体験を元に、主人公の佐藤がひきこもりからの脱却と葛藤する姿をリアルに描いたヒューマンコメディアニメです。
NHKにようこそ!の良い口コミ1:考えさせられるアニメ
https://twitter.com/1010boc/status/452822944322834433?s=20アニメ「NHKにようこそ」は内容が鋭く、ひきこもりにどう向き合っていくのかどう対処すべきなのかと考えさせられるものがあったという声が多くみられました。
自称引きこもり主人公とは違い「NHKにようこそ」はひきこもりの悩みや弱い部分を隠すことなく現実的に描いているので、見ている人はひきこもりに対して考えるきっかけになっているのではないかと考えられます。
リアルなひきこもりをコミカルニ描いているので、こんなにダメでも人生はやり直せるんだとポジティブな気持ちになれて心が軽くなったという声がありました。
ひきこもりからの回復は大変なんだなと考えさせられたという方もいます。
結局ひきこもりが改善されたかというと、かえって悪化するところがリアルで最終話を終えてもほんの少ししか成長していない所もこの作品の魅力という意見もありました。
その終わりかたがとても良かったという方もいて、ハッピーともバッドとも言えないラストだけど後味が良かったという方もいました。
大学生活真っ只中なんで「NHKにようこそ」はいい反面教師になりましたという方もいて、視聴中も視聴後も、主人公の佐藤と自分を重ね色々と考えたくなる作品のようです。
#NHKにようこそ
数年振り2週目視聴中。
あばば踊る赤ちゃん人間www
色々拗らせてるひとにおすすめ。 pic.twitter.com/N1WegYfoZ9— MATHILDA🥨 (@Mathilda_movie) February 24, 2023
NHKにようこそ!の良い口コミ2:ヒロインの岬ちゃんが可愛い
マジで「NHKにようこそ」は音楽もエモチルくていいし、鬱な描写もありつつある程度のコメディさを備えている激エモ系のアニメなので全世界に布教したい
後岬ちゃんがひたすらに可愛い pic.twitter.com/5HA5j4ePFh— 𝕒𝕝𝕘𝕣𝕒𝕙 (@zeunoa83) April 17, 2019
主人公の佐藤をひきこもりから救済するヒロイン岬ちゃんが可愛いという声が多くみられました。
とてもリアルなひきこもりの実態を描いている「NHKにようこそ」ですが、美少女がひきこもりの心配をしてくれるという設定は夢があります。
作中の岬は見た目も可愛いですが、それだけでなく自身が最悪の状態でも寄り添ってくれる女の子というのは愛おしい存在に見えるなのではないかと思います。
実は心に傷を持つヒロインの岬が印象的という方や、岬の魅力が大きいと思うという声が多くみられました。
岬は凄く可愛くて良い子なので、オタクなら誰もが自分のとこにも岬ちゃんこないかなあと憧れるだろう意見もありました。
また、OP・EDを含め作中のBGMや音楽がすごくアニメに合っていて良かったという声が多くみられました。
大槻ケンジさんのEDが素晴らしいという方や、岬の声を担当している牧野由依さんが歌う後半のED「もどかしい世界の上で」が、アニメとリンクして心に響くという方もいます。
ひきこもりの主人公を救済しようとしてくれるヒロインの岬の存在や、作品をより魅力的にしているBGMは視聴者の心に響いているようです。
NHKにようこそ一挙放送終わった~
自分より下を探したくなる精神よく分かる
岬ちゃんみたいな子に
下に見られながら依存されたい
細かい仕草もかわいいし
終盤普通に感動出来る上に
2クールなのに全然ダレなかった
山本監督すごい pic.twitter.com/reXrU1TGkR— nukesura (@nukesura) December 25, 2022
NHKにようこそ!はどんな人に向いている?
色々な事思い起こすと思い出深い作品やわ。NHKにようこそはオススメ。鬱アニメて言われてるけどそんな感じは全然無かったな。現状マジでこんなんやったらこれ観てきっかけにしたらええと思う。
— いっ匿 (@ittokume) July 21, 2021
「NHKにようこそ」は、上手に生きられないひきこもりの主人公の佐藤の考えや行動をリアルに描いています。
同じように悩んでいる方や、自分の甘い部分を直したいと思っている方、現状を改善したいと思っている方にはオススメできるアニメではないでしょうか。