今回はアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」の口コミについて調査しました。
アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」とは
『漁港の肉子ちゃん』を観てきた。
さんまさんの企画、プロデュースという事なので色んな見方をしてしまうのだが、そんなの関係無いくらいアニメが面白かった。吉本芸人じゃない僕が言うので信憑性あるかと。#漁港の肉子ちゃん pic.twitter.com/k7GMtMdHJ4
— 岩井勇気 ハライチ (@iwaiyu_ki) July 28, 2021
アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」は、西加奈子のベストセラー小説を、明石家さんまが企画・プロデュースした映画です。
能天気で底抜けに明るい肉子ちゃんは、男に騙されふられるたびに住む場所を転々と変えながら幼い娘キクりんと一緒にひたむきに生きてきました。
やがて二人は北陸の漁港に流れ着き、肉子ちゃんが働く焼肉屋「うをがし」の店主サッサンが所有する船で暮らし始めます。
キクりんは知的でしっかり者の11歳、学校で女子グループの人間関係に悩んだり、一風変わった同級生二宮と交流しながらこの町の生活に馴染んでいきます。
訳あり母子、肉子ちゃんとキクりんの日常を描いたハートフルコメディです。
漁港の肉子ちゃんがひどいとの口コミ1:公式ハッシュタグが炎上
漁港の肉子ちゃん、ネトフリにきてたから試しに見てみたら涙でた。
確か映画の公開時、プロモーションに使われてた「みんな望まれて生まれてきた」のキャッチコピーが炎上してて、私も「なんか気に入らないキャッチコピーだな」と思ったけど、見てみたら思ってた感じと違かった。
見てよかった! pic.twitter.com/bz4jbz7jgo— 毒親サバイバーれな★ (@VtuberRena) November 18, 2022
アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」のキャッチコピー「みんな望まれてうまれてきたんやで」が炎上してしまいました。
Twitter上で映画の公式ハッシュタグを付けて映画のコメントや感想を募集したところ、#みんな望まれてうまれてきたんやで、というハッシュタグに毒親を持つ人や虐待被害者からネガティブなコメントが多く寄せられてしまいました。
#みんな望まれてうまれてきたんやで、それに対する多かったコメントは「きれいごと」「そんなわけない」という批判の意見が多く見られました。
他にも、毒親の元で生まれ育った人間にとってはこれ以上ない呪いの言葉、とんでもない親のおかげでどれだけ苦しんでいるか今の自分には辛い言葉でしかない、親に捨てられた子供や、虐待を受けている子供だっているのに、など映画の感想ではなく、ハッシュタグへの批判や、毒親エピソードが投稿されてしまいました。
また、本編もそんなきれいごとを伝えるような映画じゃないという意見もあります。
さらに、このハッシュタグでツイートしたコメントが自動で公式サイトに掲載されてしまい、公式サイトの感想コメント欄が批判だらけになってしまいました。
家族愛を伝えるキャッチコピーですが、受け取る側の気持ちを考えてハッシュタグを発信してほしかったですね。
漁港の肉子ちゃんがひどいとの口コミ2:明石家さんまの私物化プロデュース作品
漁港の肉子ちゃん
明石家さんまプロデュースと聞いて興味を持って見たんだけど全然面白くなかった😅
まず大竹しのぶの声が合ってない。
キャラも愛されキャラを狙ってるんだろうけどイマイチ。
キクコちゃんは良かったので、結果、肉子ちゃん(+さんま夫婦)が邪魔になってるという。
残念だね🙁
— 鈴木公成@公さん (@kiminari_s) September 24, 2022
漁港の肉子ちゃん凄くいい原作なのに明石家さんまに気に入られたばかりにキャストに元嫁、木村拓哉の娘(素人)、とりあえず人気だから入れとけとばかりに鬼滅のメインキャラ声優をねじ込むなどアニメ映画舐めてんのかって感じで普通に大コケしそうだから残念
— 老師ちゃん (@chan_roushi) June 7, 2021
アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」は、お笑い芸人の明石家さんまさんがプロデュースしています。主役の肉子ちゃんの声優は、さんまさんの元奥様の大竹しのぶさん。
他の出演者もさんまさんと縁のある人が多く出演している事から映画の私物化と言われています。
明石家さんまさんは西加奈子さんの原作小説に惚れ込み、さんまさん自ら陣頭指揮を取り、5年かけてアニメを制作している事から、作品にかなり強い思い入れがあり、キャスティングを考えた時に、このキャラクターはこの人にやってもらいたいという相手が、人柄を知っている身近な人だったのではないかと考えます。
キャストを見ると、元奥さん、友人の娘、後輩芸人、さんまさん自身がファンの「鬼滅の刃」声優陣が出演していて、さんまの身内映画という声があります。
また、内容では関西のノリやボケ・ツッコミが多く、お笑い芸人明石家さんま色が出ているという意見もあります。
肉子ちゃんの辛い過去も、やたらと明るく表現されていてそんなに深刻に感じません。
まさに「生きてるだけで丸儲け」という明石家さんまさんの座右の銘のような映画という意見もありました。
「漁港の肉子ちゃん」は、肉子ちゃんの底抜けの明るさが、明石家さんまさんの力によってより明るく表現されたと言えるのではないでしょうか。
漁港の肉子ちゃんの良い口コミ:ストーリーが胸に刺さる
さんまさんがプロデュースしてる漁港の肉子ちゃん観た。
複雑な環境の中でも幸せを見つける家族じゃない家族。
笑わそうとしてるとこでめちゃくちゃ泣ける。 pic.twitter.com/KZCy1GmRVV— ハン・A.K.I./KARAS_I-NO (@ravencrow0826) December 25, 2022
アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」は、親子の日常をリアルに描いていて特に大きな事件はないけれど、変わり者やレールを外れた人が一生懸命生きる姿が胸に刺さると評判です。
西加奈子さんの原作小説が良い作品という事と、漁港などの細かい風景や、登場人物の表情や動きを生き生きと丁寧に描き、小説の良さをアニメ映画として十分に引き出し見た人に感動を与えたのではないかと考えられます。
肉子ちゃんの一生懸命でピュアな人柄や情の厚さ、呆れる程の明るさは笑いを誘い、元気をもらえましたという声が多く見られます。
また、キクりんの多感な時期の純粋な悩みに共感できるという意見もありました。
人生山あり谷あり、意外にシリアスな内容がリアルに描かれているけれど、人生なんとかなるもんだと励まされ、肉子ちゃんとキクりんの親子の絆に感動するという声も多くありました。
映像が綺麗だったという声も多く、肉子ちゃんとキクりんが食べるフレンチトーストがおいしそうという声や、背景などアニメーションに魅了された方も多くいました。
アニメが良かったので、原作も読みましたという方もいます。
心温まる愛情たっぷりのストーリーには、自然に生きていくヒントがちりばめられていて、見ている人の心に優しく響きます。
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