今回は西馬音内盆踊りに対する声を調査しました。
西馬音内盆踊りとは
1度見に来たら、優美な踊りに魅了されてまた来たくなります😌✨#なまはげ支局 pic.twitter.com/Jy8FIN9c26
— なまはげ支局@SEIKYO (@Seikyo_Akita) August 20, 2023
西馬音内盆踊りとは、秋田県雄勝郡羽後町西馬音内で行われる盆踊りのことを指します。
毎年8月16日から18日まで西馬音内本通りにて行われています。
阿波踊り・郡上おどりと合わせて日本三大盆踊りとされており、歴史ある盆踊りです。
およそ700年前に始まったとされる西馬音内盆踊りは、1935年の東京での初めての公演をきっかけにして形式が整えられ、1981年には高い芸術性を有する文化として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
西馬音内盆踊りが「怖い」との声はなぜ?
西馬音内盆踊りの顔隠してるのめっちゃ怖かったなぁ~
今でも怖いけど、いちばん怖いのふるさと村にいる人形がいちばん怖いwww#わっかフェス#西馬音内盆踊り
— すず🧸🐾 (@Uanon1226) April 15, 2023
約700年の歴史があり、独特の雰囲気をもつ姿で踊るとされている西馬音内盆踊りですが、検索結果には「怖い」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声があるようです。
顔を隠している姿が不気味?
西馬音内盆踊りの故人がいても分からないように顔を隠した衣装、不気味でとても好き
— SAVACOym (@SAVACOym) July 19, 2018
西馬音内盆踊りの踊り手は、頭に鳥追い笠や黒い彦三頭巾をすっぽりとかぶって顔を隠しており、誰が躍っているのか、薄暗い中では男女の見分けもつきません。
この鳥追い笠というのは阿波踊りなどでも見られますが、目元だけ開いた彦三頭巾を頭からかぶった姿は他にはなかなかないため、「怖い」と感じる人もいるようですね。
盆踊りの本来の意味は、亡くなった人への歓待と送りの儀式であり、「顔を隠す」ということは亡者が紛れて一緒に踊っても分からないようにするという風に考えられているのだとか。
「亡くなっている人が踊っているかもしれない」。
そう考えると、少しゾッとしてしまうのも仕方がありませんね。
雰囲気が怖い?
西馬音内盆踊りってはじめて踊り見たけど、顔が隠れてて黙って踊るからから、笛の音もあいまってこう神秘的というか、日本独特の雰囲気があるなと思った。怖いような、この世ではないような。盆だけに、この世とあの世の狭間的な?
わたしは凄く好きかもしれない。>RT— 漢女もやし (@haruka222ark) August 18, 2023
西馬音内盆踊りの雰囲気が怖いと感じている人もいるようです。
西馬音内盆踊りの会場である本町通りにはかがり火がたかれ、幻想的な雰囲気が漂っています。
顔を隠す踊り手と幻想的な雰囲気が相まって、「怖い」と感じてしまうのでしょう。
しかし、SNSには「幻想的で美しい」、「独特の雰囲気が良い」など、西馬音内盆踊りの独特の雰囲気を褒めたたえる声がたくさん寄せられていました。
西馬音内盆踊りは、カラフルな着物が美しく、全体の雰囲気は等身大の日本人形が躍っているかのような美しい雰囲気に包まれています。
毎年8月16日から18日までの3日間しか行われない貴重な盆踊りなので、気になる人は来年の開催に足を運んでみてはいかがでしょうか。
西馬音内盆踊りの良い口コミ1:歴史がすごい
今日は妻の実家近くで行われている
西馬音内盆踊りにきました。歴史ある盆踊りに今年初めて観れて良かった。編笠や頭巾で顔を隠ししなやかに踊る姿は美しいっす😊#西馬音内盆踊り#ユネスコ無形文化遺産#秋田県雄勝郡羽後町 pic.twitter.com/NEejVSEgz9— きせのん@信濃国上田藩 (@shinano_sanada) August 17, 2023
秋田の西馬音内盆踊りは阿波踊り・郡上躍りとともに、「日本三大盆踊り」と呼ばれ、発祥とされる正応年間の豊作祈願の踊りから700年以上の歴史と伝統を彦る夏祭りです。
西馬音内盆踊りは先祖供養や豊作祈願の想いはもちろん、日々の酷しい労働や生活から解放される、年に一度の盛大な娯楽イベントとして住民に長く親しまれてきました。
昭和46年11月には文化庁長官より、「記念作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定され、同12月には県の教育委員会より「秋田県無形文化財」の指定を受けました。
そして、昭和56年1月21日、盆踊りとしては全国初となる国の重要無形民俗文化財に指定され、現在では徳島の阿波踊りや岐阜の郡上躍りと並んで日本三大盆踊りの一つに称されるまでになったのです。
西馬音内盆踊りは、毎年8月16日から18日まで毎年固定の日程開催であり、人口約2万人の小さな町に、3日間で約10万人の観光客が訪れるのだとか。
開催中は毎日19時から23時までとなっていて、踊りは19時半から開始され最初は浴衣姿の子どもも参加します。
有名な「おわら風の盆」に勝るとも劣らない西馬音内盆踊りは、人生で一度は観ておくべきでしょう。
西馬音内盆踊りの良い口コミ2:美しい踊り手と幻想的な雰囲気
昨晩、西馬音内盆踊りを訪れました。
囃子の響き渡る小さな町で頭巾、編笠で顔を隠した人々によって行われる盆踊り。身分、性別、生死すらもわからぬ踊り手の所作や砂地を擦る音、ゆったりとした踊りが醸し出す幽玄な世界は本当に美しいものでした。 pic.twitter.com/MivQsew21F— ひろゆき(しなさい) (@HIROYUKI_Aqui) August 19, 2022
国の重要無形民俗文化財に指定されている西馬音内盆踊りは、美しい踊り手と幻想的な雰囲気が魅力の夏祭りです。
祭は本町通りで行われ、櫓の上で太鼓などのお囃子や歌声が響き渡り、かがり火の周りの踊りの輪も広がっていきます。
「彦三頭巾(ひこさんずきん)」と呼ばれる黒い布や、「編み笠」と呼ばれるイグサで作られた半月形の優美な笠で顔を隠しながら踊るため、「亡者踊り」とも呼ばれている西馬音内盆踊り。
一方衣装は美しい藍染め浴衣や色とりどりの継ぎ接ぎが施された「端縫い(はぬい)」と呼ばれる着物に身を包み、華やかに彩ります。
踊り子たちはしなやかな動きの踊りは優雅で美しく、そして豊かな実りを願い、祖霊たちと一体となり、一心不乱に踊り続けます。
哀愁を帯びたお囃子の音色に、顔を隠した踊り手たちがかがり火に浮かぶ様子は、まさに妖気が漂う幻想的な世界です。
入館無料の「西馬音内盆踊り会館」もおすすめ
まだ…間に合う…!と羽後町。西馬音内盆踊り会館へ向かうも娘寝たのでカラスの行水レベルの速さで観覧。いつか観たい… pic.twitter.com/ecOZcljcWa
— 専務(≒佐藤☆研設) (@thousand_ze_ro) June 24, 2023
西馬音内盆踊りを満喫したら、入場無料で楽しめる「西馬音内盆踊り会館」もぜひ訪れて欲しいスポットです。
西馬音内盆踊りの活動・観光交流施設であり、館内には盆踊りを表現した人形や踊りの衣装・端縫い・藍染めなどを壁にかけ展示しています。
交流ホールでは大型スクリーンで盆踊りに関する映像を鑑賞することもできるので、西馬音内盆踊りをもっと知りたいという人におすすめです。
西馬音内盆踊りはどんな人に向いている?
日本人には侘び寂び(WABISABI)があるっていうけど…
盆(BON)の心もあると思うんです!
西馬音内盆踊り良かった😊 pic.twitter.com/XpqP5BN0C6— 南通りのロビン@五七五おにいさん (@lrobinkita) August 18, 2023
今回は西馬音内盆踊りに対する声を調査しました。
西馬音内盆踊りは700年の歴史と伝統を誇る夏祭りであり、阿波踊り、郡上躍りと並ぶ日本三大盆踊りの一つに称されています。
西馬音内盆踊りが向いている人は、次の通りです。
・盆踊りが好きな人
・歴史に興味がある人
・幻想的な雰囲気が好きな人
・珍しい盆踊りに興味がある人
重要無形民俗文化財に指定され、毎年8月16日から18日の3日間のみ行われる西馬音内盆踊り。
顔を隠した美しい踊り手とかがり火が焚かれた幻想的な雰囲気は、西馬音内盆踊りの魅力の一つです。
盆踊りに興味がある人はもちろん、興味がなかった人も、西馬音内盆踊りの魅力に惹きこまれていくことでしょう。