巷で時々耳にするNPO法人ですがやばいと噂されているようです。
今回はそんな理由について調査しました。
NPO法人とは
npo法人だけど、やりたいこと、やりがい感じそうなの見つけた。今の仕事よりやりがい感じるけど、福利厚生は今の仕事の方がいい…。どうすればいいんだろう…
金銭的には大変だろうけど、npo法人での仕事のほうが魅力感じる…— ちょび (@Iror9Abt8MuvzzF) November 12, 2020
NPO法人(特定非営利活動法人)とは、1998年12月に執行された日本の特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を行うことを主たる目的とし、同法の定めるところにより設立された法人です。
「特定の公益的・非営利活動を行うこと」を目的とする法人であり、「非営利」とは団体の構成員に収益を分配せず、主たる事業活動に充てることを意味し、商業活動を行うことなどの収益を得る行為を制限するものではありません。
NPO法人やばいとの口コミ1:就職先としては不向き?
認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク様🎗️から、小児病棟に入院中の子どもたちに、たくさんの図鑑とレゴをいただきました🎁
子どもたちは、生物や化学などの図鑑📚や様々なキャラクターのレゴ🧩にワクワク🥳‼️
将来の研究者や芸術家が生まれるかも🧐⁉️
ご支援ありがとうございました✨ pic.twitter.com/zdOC6rAQ1W— 筑波大学附属病院 (@uni_tsukuhos) November 24, 2023
NPO法人と聞くと、「ボランティア」「非営利団体」というイメージが連想されるように、お金が稼げない、利益を出してはいけないと思っている人は少なくありません。
そのため、ネット上で「NPO法人」と検索すると「やばい」といった結果が表示され、転職や就職先にNPO法人を検討していた人からは不安な声が相次いでいます。
給料が低い?
社会福祉法人と異なり、NPO法人は各事業所で給与を決めているので、一般的な基準はありません。なので学歴や経験を提示されても、なんともいえないと思います。 また地域によっても給与格差はかなりありますし、住宅手当や扶養手当などないところもざらにあります。 20万程度をもらえるところもなくはないですが、地方では正職員でも10万円台前半というところもあり、それなりの覚悟はいりそうです。
(引用:Yahoo!知恵袋)
就職先や転職先を検討する際に最も気になるのが「給料」ですが、NPO法人を視野に入れている人の多くが「給料が低い」と感じていることが明らかになっています。
NPO法人の人件費は、団体の活動目的を達成するために必要な資産であり、利益を出資者に分配することはできませんが、活動費に充てることや社員に適正な給料を支払うことは認められています。
給料が低い、貰えないというイメージが強いNPO法人ですが、一般企業と同様に法人によって給料の金額は異なるので、一概にNPO法人の給料が低いとは断定できません。
ブラックが多い?
このご時世ですから雇ってもらえるだけで有難いと思うのが普通ですが、 >NPO法人の就職を考えているのですが、やめた方がよいということでしょうか? 大きな団体ならそれなりのやりがいやスキルを身につけることもできますから いうことはありません。しかしバラバラな考え方で働いていますので、給与や労務面 人間関係は期待してはいけません。 簡単に言えばサークル活動に毛が生えたようなものですからね。 あなたがまだ社会経験もなく企業での社会人研修も受けてないような方ですと 将来が心配です。 というのは一般企業に再就職する場合、企業側はNPO法人で働いた経験しかない人はどう思うでしょうか? 一般企業では営利目的なので根本的に仕事の考え方、時間や経費の使い方や人間関係等異なります。 なのでNPO法人しか経験がなければ再就職するのは困難といえるでしょう。 >それとも、たまたま、そのNPOがブラックだったということですか? そのNPOを調べないとわかりませんが、試しにそのNPOが主催する講座や研修を受けて見れば何かわかるかもしれません。 しかし大きな団体を除いてほぼブラックといえると思います。
(引用:Yahoo!知恵袋)
NPO法人と聞くと、「ボランティア」というイメージが強く、やりがいは感じられるものの、仕事量が多いというイメージが浸透しています。
NPO法人は、目的をもって成果を出さなければならず、必ずしも楽して稼げる職場ではありません。
しかし、世間のイメージのような「やばい」職場ではないことは確かであり、仕事には重大な責任感が求められ、個人が抱える仕事の裁量が大きいのもNPO法人の特徴です。
このように、ネット上にはさまざまな憶測が飛び交っていますが、NPO法人は人々が考えるようなやばい職場ではなく、しっかりと給料も支払われ、仕事量は多く責任がある一方で、存分にやりがいを感じられることが分かりました。
NPO法人やばいとの口コミ2:悪質や宗教っぽいとの声も?胡散臭いの?
NPO法人の人間程、胡散臭い連中はいないよ
— 焚火の折田 (@alter11012) January 31, 2023
NPO法人は、「この法律は、特定非営利活動を行う団体に法人格を付与することなどにより、ボランティア活動をはじめとする市民が行う自由な社会貢献活動としての特定非営利活動の健全な発展を促進し、もって公益の増進に寄与することを目的とする」と定められています。
要約すると、特定非営利活動を行う団体が簡単に法人格を取れるようにした仕組みで、団体として財産を所有したり、さまざまな契約行為を行ったりすることができるようにしたものです。
そのため、ネット上では「胡散臭い」との声も少なくなく、疑問視している人が多く存在します。
そこで、NPO法人が胡散臭いと言われる理由をご紹介いたします。
1.非営利という言葉の響き
基本的人権を難しいというNPO法人て 違法性ないんですかね? 宣伝文句が >お家が無い方々や、家出してどうしても家へ帰りたくない事情のある子を保護して守る団体です。 これって、思いっきり【人権問題】だと思うんですけど(・~・) 広島と地名も出して住む所がなくなりそうと書いてた人へも 行政は対応が遅いからと、このNPO法人の紹介してました。 内閣府お墨付きらしいけど、行政を正常に動かす事も働きかけもできないなんておかしいんじゃないのかな できるかどうかまずしてみないとおかしい 行政の不作為がおかしいという認識がないとしたらそれも問題 人権意識社会意識がない こっちが懐疑的な質問もしてる状態で 少しでも興味を持ってくれたので 【良き友人】 となりたいとか訳のわからんメッセージ それで、まるで新興宗教ですね。カルト化しないように気を付けて。もうなってるかもしれないけど、と書いたら 宗教じゃないです 一般論として【ご意見番】に とか・・・ 前より酷くなっていた こっちは被害当事者ですけどね 住む所はある状態ですが 人権救済の対象のはず これをそう見られないのは そして具体的対応をしようともしないのは この団体に問題があるからだと思う 内閣府なんて怪しすぎるし この国の公務員は無茶苦茶怖くてヤクザみたいな事もしている それが仕事になっている 物凄くダブルスタンダード それらを正さずして血の通ったなどの抽象的な言葉で理想を語って語るだけで一部の騙せそうな人だけ助けて助成金ガポガポ 【不作為に開き直った状態で、良き友人なんて有り得ない】と書いたら それ以降何も言って来ない 怪しい(¬、¬)
(引用:Yahoo!知恵袋)
お金儲けをしない、ボランティア的な活動、公的な仕事という誤解があります。
あえて「お金じゃない」と謳っているのが胡散臭いと思われる原因です。
2.簡単に設立できる
NPO法人の設立について 私の知人が訪問介護のNPO法人を立ち上げる手続きをしているそうです。 その知人は申し訳ないのですが、はっきり言って無能というか事務能力は皆無だし、営業は出来ないし、人望もなくて福祉関係の職場を転々としているかんじです。 でも福祉関係の資格は色々と取得しているそうです。 そこで疑問なのですが、資格と実務経験があれば介護関連のNPO法人は設立できるものなんですか? その場合、給与はどこからどれくらい出るのでしょうか? ちなみにその人は請求関連の事務処理も出来ず、奥様も法人職員にして事務をさせると言っているようです。
(引用:Yahoo!知恵袋)
NPO法人は簡単に設立することができ、ハードルが低いことで知られています。
この簡単さによって「胡散臭い」人々も呼び寄せてしまう可能性が高いです。
3.好き勝手にしている人もいる
隣のNPO法人が好き勝手にやっています。 賃貸のマンションです。 10ヶ月程前から越してきて、毎日のように「カラオケ会」 「お裁縫会」「カウンセリング」など、日中やっています。 人が集まるのでそれなりにうるさいです。 住居用マンションを、このような集会所のように利用してもいいのでしょうか? また、車で来る人が多く、マンションの周りにすき放題駐車します。 大家(兼不動産屋)さんは、言葉は悪いのですが、すっかり丸め込まれて いそいそと集会に顔を出しているようです。 法的に何か問題はありませんか? 何か教えていただけませんか? 宜しくお願いします。
(引用:Yahoo!知恵袋)
真面目に行っている団体の方が多いはずですが、詐欺師や反社会などによって割を食う仕組みとなっています。
このように、世間はさまざまな理由で胡散臭さを感じていることが分かりました。
胡散臭いと思われるならNPOに法人格を与えなくてもいいのでは?とも感じられますが、何らかの活動を行うには組織として認められる必要があるのでしょう。
真面目にやっているNPO法人が多いだろうが貧困や弱者の対応は本来行政が行うべき事柄。
弱者を出汁に利益を貪るのは論外だけどスタッフの無報酬や少額の収入というのも持続可能性点からも「やりがい搾取」は絶対に好ましくない。公金利権を無くし携わる人に適正な報酬を支払う為にも公務員を増やせ! https://t.co/hgRPY9lv8a
— メロン (@oisiimeronn) January 6, 2023
NPO法人で働くメリット3選!やりがいがすごい?
NPO法人なので求人は少ないと思いますけど、ボランティアしてれば採用してもらえる可能性は高くなると思います。
やりがいがある仕事で離職率も低いので、NPO法人に就職できればもう勝ちですよ
— 早見 羽流@へるきゃっと㌠💯🦂 (@uiharu_saten) April 4, 2021
給料が低い、怪しいなどといった低評価なイメージが付着しているNPO法人ですが、ネット上では「やりがいを感じられる」といった高評価な口コミも相次いでいます。
そこで、NPO法人で働く際のメリットをご紹介いたします。
1.働く意味・生きる意味を見出しやすい
NPO法人で働く際に最も感じやすいメリットが「やりがい」です。
NPO法人の仕事内容では、支援者としてサービスを実際に利用するエンドユーザーと直接触れ合うことが多い傾向にあります。
サービス利用者からの「ありがとう」が直接聞けるというのは大きなやりがいとなります。
一般企業では自分が仕事で発揮した価値が最終的に消費者にどのように届いたのか見えづらく、競合がひしめくような業界であれば自分や自分の会社がこの仕事を行わなくても「代わりが存在する」と感じてしまいがちです。
その点、NPO法人は山積みする社会問題や困っている人の数に対して、担い手が明らかに足りていないために「自分がこの仕事をやる意味」を見出しやすいのです。
2.厳しい環境の中で成長することができる
NPO法人が達成しようとしていることは、貧困撲滅やホームレスのいない社会などといった非常に難易度、志が高いものが多いです。
寄付金や助成金などでいろいろな人を巻き込むにも成果が出ていないと簡単には人を巻き込むことはできません。
このような環境下では自然と裁量も大きく、責任感もある仕事になりやすいので、成長することができるのは間違いないですね。
3.持っているスキルで希少な人材になり得る
中途採用の人に特化したメリットですが、NPO法人でもスキルを大きく生かして仕事をすることが可能です。
例えば、Webマーケティングのスキルを持っている人がNPO法人へ転職した場合、NPO法人ではまだWebを活用しきれていない組織も多いので、普通にIT業界で働くよりもそのスキルが希少なものとなります。
このように、NPO法人ではさまざまなメリットがあり、思っていた以上に得るものが多いということが分かりました。
やりがいのある仕事に就きたい、人のために何かをしたい、スキルを活かしたいといった思いがある人は、ぜひNPO法人で働くことも視野に入れてみて下さい。
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