ペイペイが使えないお店を見るとどうしてなのか気になりますよね。
今回はそんな理由について調査しました。
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PayPayが使えない店はなぜ?導入しない理由とは
かえる
東京駅構内にありながらPayPay使えない店、ホント不便😓
急いでる時ほんと困る💦 pic.twitter.com/onD3ElSxLK— むーにー moony (@moony_card) September 2, 2022
ペイペイは、初期導入費無料、決済手数料無料、入金手数料無料となっており、導入に対するハードルはかなり低いものとなっています。
また、2022年9月25日時点ではペイペイ導入店は366万店舗を突破していますが、未だに導入していない店舗も多く存在するのです。
ペイペイを利用するのに、専用機器は一切必要がなく、QRコードを店舗に貼っておくだけで完結し、ペイペイでの決済方法は2パターンあります。
決済方法1:ユーザースキャン方式
【今日から】PayPay加盟店でLINE Pay支払いが可能にhttps://t.co/u2C1gogiIs
対象となるのは、全国328万か所のPayPay加盟店のうち、店舗が提示するQRコードをユーザーが読み取る「ユーザースキャン方式(MPM)」の加盟店。 pic.twitter.com/yQVVrUJ4KP
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 17, 2021
お客さん側が店舗のQRコードを読み取って決済する
決済方法2:ストアスキャン方式
\朗報📣/
Yahoo! JAPANアプリの最新バージョンにて、#PayPay での支払い機能が追加されました🎉
PayPayアプリ同様、「ユーザースキャン」と「ストアスキャン」2つのお支払い方法が使えますよー(*´ω`)
Yahoo! JAPANアプリでも、PayPayしてみてください🎵#ペイペイ #ヤフー pic.twitter.com/RT5byEt3sp— Convenience Store News. (@CStoreNews_) December 4, 2018
お店側がお客さんがスマホに表示したバーコードを読み取って決済する
主流なのは店舗のQRコードをお客さんが読み取るユーザースキャン方式であり、この方式の場合は店舗側がレジ前などに専用QRコードを貼りだしておくことで完結します。
このように、店舗側が負担になるようなことはほとんどないのですが、それでも導入をしない理由は「ストアスキャン方式の場合は手数料が無料にならない」ということが理由となっている可能性が高いでしょう。
店舗側がお客さんのスマートフォンに表示したバーコードを読み取って決済する「ストアスキャン方式」の場合は、決済手数料が無料にならず、バーコードを読み取る機器も必要となります。
また、ユーザースキャン方式では、ユーザー側がQRコードを読み取って金額を入力するため、慣れていないと間違いが起こる可能性が非常に高いのです。
これらのことから、店舗側は導入を億劫に感じてしまっていることが考えられますが、ユーザースキャン方式の決済手数料の無料は2021年9月30日までであり、それ以降は有料化される可能性が非常に高いので、導入を考えている場合は解約手数料も無料のため、導入することをおすすめします。


PayPayをやめるお店も多い?
手数料が上がってPayPayの取り扱いを辞める店が出てきていると聞いたんだけど俺的に結構痛い🥺🥺🥺
— たけちゃん (@takechicool) July 12, 2022
急成長を遂げているQR・バーコード決済サービスですが、これまで増え続けた加盟店がペイペイを脱退するという動きが広がっています。
国内最大手のペイペイは、2018年12月に始めた「100億円還元キャンペーン」から、各社が大型キャッシュバックキャンペーンを実施して利用者が急増し、2019年10月に消費税率を従来の8%から10%に引き上げたのに合わせ、消費喚起策として最大5%のポイント還元でキャッシュバックする政府の「キャッシュレス・ポイント関連事業」も追い風になりました。
そして、使えるお店が少ないと利用者のも集まらないため、加盟店舗を増やすために決済手数料も無料や低く抑えている店舗が多く存在しました。
しかし、利用者にとっては競争の過熱によりペイペイとLINEペイ、メルペイなどとスマホ決済事業者の再編が進み、キャンペーンが小型化したことで利用者にお得感が感じられず、利用者のスマホ決済離れが懸念されているのです。
加盟店舗にすれば決済手数料が値上げされ、利用者が減ってしまうのではスマホ決済を受け付ける意味が薄れてしまいます。
店舗専用のQRコードを顧客のスマートフォンで読み取るスキャン支払いであれば、専用機器もいらず初期投資にお金をかけていないので、安易に撤退出来ることから加盟店の大量脱退も十分にあり得ます。
そのため、今後も利用者が得をするキャンペーンが無い限りは、利用者離れは止めることが出来ず、結果として加盟店もペイペイ離れをすることとなるのです。
また、2021年9月30日をもって終了した決済システム利用料無料期間も大きく影響しています。
現在の決済手数料は1.6%と1.98%の2種類となっており、ペイペイの提供する「ペイペイマイストア ライトプラン」の契約有無によって手数料が設置されています。
これまで無料だったところから、最低1.6%の手数料を取られるようになるので、お店にとっては痛手ですよね。

PayPay加盟店がやめる場合の違約金・罰則はある?
ペイペイ加盟店がやめる場合、違約金や罰則はなく、解約期間にも縛りはないので、いつ解約しても問題はありません。
しかし、ペイペイを解約する場合は、PayPay for Businessを含むペイペイの利用が出来なくなるため、解約する際はしっかりと検討することをおすすめします。
PayPayはどんなお店に選ばれているのか?店側の5つのメリットを紹介
スマホ決済ができる #paypay 申し込みました。『僕たちお店に伺っても怪しまれやすい』って言ってた(笑)私も最初思ったけど怪しくないよ!紹介でうちにも新規さんにもお得キャンペーンあるらしい。気になる方はぜひ。決済を使えるお店が増えるのは消費者にもお店にも館山にもメリットありそだなー。 pic.twitter.com/EAmEYhY6jr
— なたりー🍽 (@natary331) October 24, 2018
飲食店がペイペイを導入するのには、下記の5つのメリットがあります。
メリット1:会計の手間が省けて生産性の向上に繋がる
キャッシュレス決済を導入することで、会計時の工数を減らし、レジ打ちやおつりのミスをなくすことが出来ます。
メリット2:衛生管理の向上に繋がる
現金に触れることなく決済が出来るので、衛生管理の向上にも繋がります。
メリット3:小規模店舗の場合、お金の管理が簡単になる
キャッシュレス決済は、お金が日ごとではなく一括で入金されるため、現金の管理がしやすくなるというメリットがあります。
メリット4:来店機械が増える(新規顧客が増える)
キャッシュレス決済が出来ないと、お店選びの対象外となることも多く、多くの人がキャッシュレス決済が出来るお店を探しているので、導入店が選ばれやすくなっています。
メリット5:防犯対策になる
キャッシュレス決済を導入することで、店舗にある現金を少なくできるので防犯対策にもなります。

