今回はポリコレに対する声を調査しました。
ポリコレとは
差別を考えるために「ポリコレ」的な公正さを正しく批判することは大事なんだけど、そのための前提さえ共有することができない現状では、ポリコレを批判することが結局、差別とバックラッシュを助長するという難しさよ……
— 近藤銀河🏳️🌈👩🦼5/24単著刊行! (@SpiralGinga) June 28, 2020
ポリコレとは、「ポリティカル・コレクトネス」の略称であり、「PC」と呼ばれることもあります。
直訳すると、「政治的正しさ」という意味があり、特定のグループに対して差別的な意味や誤解を含まないように、政治的・社会的に公正で中立的な表現をすることを指します。
ポリコレの発祥は1900年代に入った頃の政治的活動であり、アメリカを中心に始まりました。
当時は人々に「政治的正しさ」の厳守を求める言葉として利用されていました。
ポリコレが「うざい」との声はなぜ?
https://twitter.com/Okinaojii_021/status/1498929676605018113
ネットニュースを中心に目にすることが多くなった「ポリコレ」。
ポリコレとは「政治的正しさ」という意味を持っており、政治的・社会的に公正で中立的な表現をすることを指しているのですが、ネット上では「うざい」といった批判的な声が相次いでいるようです。
そこで、ネット上に寄せられているポリコレに対するネガティブな声を紹介します。
合わせる理由が分からない?
うざい人からのクレームという名の業務妨害が集中すると、日々の作業に 支障をきたしたり、そういうポリコレ勢に絡まれている人に自分も 関わるのはリスクがあると認識されてしまったりするからです。 要は「一番声を出した奴が勝者」っていう部分がイメージ戦略の世界では 結構あるんじゃないかなと思います。ポリコレ以上の声を反ポリコレが 挙げれない限り大人しく侵略されてしまうんでしょうねえ
(引用:Yahoo!知恵袋)
ポリコレの概念に合わせる必要がないとの声も挙がっているようですね。
ポリコレという概念は世界中に浸透しており、ポリコレは社会から差別や偏見をなくしていく手段として極めて重要な概念です。
しかし、ポリコレも度が過ぎてしまうと、普段の何気ない発言さえもポリコレの観点から差別発言と認定されてしまったり、表現の自由が制限されることにも繋がってしまいます。
つまらない?
最近ディズニー映画をポリコレすぎてつまらないと批判する声をよく目にしますが、マイノリティ属性(性的指向や人種などの面で)のキャラを新たに作ること=つまらないではないですよね? 既存キャラの性格改変(例:トイストーリーのボーピープ)ならまだわかりますが、勘違いしている人が多いように思えます。そのような考え方は自然と差別的な意識に繋がってしまい危険だと思うのですが、皆さんどう思いますか?たくさんの方のご意見をお聞きしたいです。
(引用:Yahoo!知恵袋)
近年のハリウッド映画やゲームはポリコレを意識し過ぎてつまらない、といった声も少なくありません。
なぜ最近になって映画でポリコレ的な表現が多くなってきたのかというと、世間からの全体主義の圧力が強くなってきたからです。
世界全体に、誰にでも受け入れられるべきという全体主義的な考えが主流となり、ポリコレに配慮するのが当たり前という社会になってきたのです。
しかし、ポリコレを意識しすぎると、危なげもなく、誰にでも受け入れられるような表現が多くなってしまうことで、結果「つまらない」作品となってしまうのでしょう。
このように、ネット上にはポリコレに対するさまざまな声が寄せられていました。
「つまらない」といった声が目立つポリコレですが、映画業界やゲーム・漫画業界にはポリコレ的配慮が必要になってきているのは確かです。
ですが、つまらない作品とならないためにも、ポリコレ的配慮を取り入れつつも個性を活かした作品が求められているのです。
レビュー用にポリコレ全盛りして爆死したディズニー映画「ストレンジワールド」視聴してる
いまのところ死ぬほどつまらない上に息子とその彼氏(?)のイチャつきがキッッッつい pic.twitter.com/tmWCJ9rimH— ホッカイロレン(プラガブ) (@pla_gabu) January 17, 2023
ポリコレの良い口コミ1:差別がなくなる
「ポリコレ」は、「社会的な公正」を意味します。ポリコレがどうして批判の対象にされるかわかりません。
— り べ ら る (@antiyat) March 24, 2020
ポリコレとは「社会的な公正」という意味があり、ポリコレが社会に浸透することによって今までは人種や性別に関しての差別的な言葉や偏見などに苦しんでいた人も、周りからの反応が変わってきます。
特に、性別に関しては職業名を男女どちらでも使用できるようなものに変えていくことで、ジェンダーレスや性同一性障害などの問題にも対応していくことができるのです。
また、以前は「精神分裂病」と表現されていた病気も、現在は「統合失調症」という名称に変わり、病名にもポリコレの概念が適用されています。
その他にも、「痴呆症」と呼ばれていた病気は「認知症」と呼ばれるなど、患者と家族に配慮した新しい表現が次々と生まれているのです。
そして、現代社会ではさまざまなハラスメントが起きており、女性に対するものはもちろんですが、人種や宗教によるハラスメントも少なくありません。
このような問題を対処するために、ポリコレの概念を取り入れることで、些細な言動での被害を最小限に抑えることができるのです。
ポリコレが世界に浸透することで、さまざまな立場の人の精神的負担を軽減することができ、公正な新しい表現が生まれることで、いじめや差別をなくしていくことができるのです。
ポリコレの良い口コミ2:企業が注目している
ディズニーなんかもポリコレに支配されたとか言われてるけど、あちらも任天堂と同じく全年齢の万人向けに売る企業である以上、配慮など無視するわけにいかないのよね。
— そんちょー (@asuteria_sontyo) April 14, 2023
黒人差別の抗議運動などを契機に、ポリコレに対する企業の取り組みは加速しています。
そこで、ポリコレが企業に与える影響を紹介します。
1.ダイバーシティ&インクルージョン経営の実現
差別をなくすべきというポリコレが企業に浸透することで、自然とダイバーシティ&インクルージョン経営の実現へと繋がっていきます。
ダイバーシティ&インクルージョンの考え方は、あらゆる差別をなくすべきというポリコレの理念と相性が良く、ポリコレの対応によってダイバーシティ&インクルージョン経営が実現すれば、従業員の定着や新しいアイデアの創出、企業評価が高まるなどのメリットが生まれるのです。
2.グローバルな価値観を醸成
現代は、ビジネスや人材の国際化が進む中で、人種や差別、宗教や思考などをはじめとした事柄に対して差別や偏見のない、中立的な立場で臨むグローバルな価値観が求められています。
そのため、ポリコレに対応することで価値観に沿う企業文化の醸成が期待できるのです。
3.リスクヘッジ
ポリコレに対応しないことで、ハラスメントや差別、社会からの批判やそれに伴う訴訟が起こる可能性があります。
そのため、ポリコレに対応することでこうした問題を未然に防ぎやすくなり、リスクヘッジとなるのです。
4.新たなビジネスチャンスの獲得
ポリコレに対応することで、新しい視点が得られ、新たな技術やサービスを創出できる可能性が広がります。
さらに、技術屋サービスの創出により、新たな顧客層の開拓も期待できることでしょう。
企業がポリコレに注目する背景は、労働人口の減少による人材不足や社会の価値観の変化など、理由はさまざまです。
ですが、企業がポリコレに対応することは多くのメリットを得られることができ、誰もが働きやすい組織を実現することができるのです。
投稿が見つかりません。私の中のフラットの意味が、ゲシュタルト崩壊しそう🤯この人、どんどんヤバくなってない??本業に差し障りは、無いんか??🤔世界のトンデモ大統領すらいなくなった今、この先ポリコレや人権尊重が当たり前という傾向が海外で更に加速すると思う。それが出来ないと、今後は沈む一方の泥舟だと思うよ。 pic.twitter.com/nnRvxXqbrq
— 𓋴𓄿𓏏𓏏𓇋𓈖 𓎡𓃭𓍯𓏏𓎛𓇋𓋴 (@blwyellowwillow) July 31, 2021
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