Official髭男dismの名曲「プリテンダー(Pretender)」ですが、一部で散々な言われ方をしているようです。
今回はそんな声について調査しました。
プリテンダーがやばい・ひどいとの声1:歌詞がひどい、意味不明
Pretenderって良い曲やけどちょっと韻踏みすぎ?って歌詞調べたら、サジェストに「プリテンダー 歌詞 ひどい」「プリテンダー 歌詞 意味不明」とか出てきて草
— kentaro60s 🫨 (@kentaro60s) April 30, 2022
街中やテレビやラジオなど、さまざまな場所で流れているプリテンダーですが、ネット上では低評価な口コミが相次いで寄せられています。
中でも特に多いのが「歌詞がひどい」、「意味不明」というものです。
プリテンダーの「歌詞」に関する口コミは以下の通りです。
・プリテンダーについて控えめに言って嫌いだったので避けてきた人生だったんだけど、歌詞の意味不明さ?(顔にしか重きを置いていないから良し?)に怒りがこみあげてきたんだけど、これって小室圭のこと歌ってるのか?となったんだけどその説ってもう出てる?
・プリテンダーって現代のくっそ軽いなごり雪なのでは?って思って改めてプリテンダーの歌詞ググったら、検索候補が「プリテンダー 歌詞 ひどい」、「プリテンダー 歌詞 意味不明」で笑った
・プリテンダーって曲、優くんがカバーしてるからちゃんと聴いたけど、変な歌詞だね~意味不明(笑)
このように、多くの人がプリテンダーの歌詞は「意味不明」と感じており、歌詞の意味が難しく理解に苦しんでいる人が多いことが分かりました。
プリテンダーの歌詞には主人公である「僕」が「君」に恋をしていますが、「君」は近くにいても手が届かない存在であり、「僕」が何をしようとしても「君」はただの観客で、「僕」は一人芝居をしているに過ぎません。
「僕」が「君」との人生で交わることがないことを痛感し、何をしようとも「君」との関係が変化することはないないと悟った「僕」は「グッバイ」と別れを告げ、諦めようとしてしまいます。
プリテンダーの歌詞からは、なんとも悲しい「僕」の心情がうまく表現されており、虚しく願う主人公が浮かび上がります。
このような、複雑な心情が歌詞にぎゅっと詰め込まれていることで、世間からは「意味不明」、「ひどい」という評価となってしまった可能性が高く、1度聞いただけでは到底理解に苦しむため、何度も聴くことで歌詞の意味が理解できるのでした。
プリテンダーがやばい・ひどいとの声2:女々しくてダサい
髭プリテンダーは良い曲だけど歌詞が微妙。女々しいよね。という意見をリアルで耳にしたりネットでも散見。
がしかし虚像じゃない男らしさは実際はあの程度のものだし、歌詞とは言えそれを全面に押し出して居直るのは如何なものかという意味では実に女々しい。
— ダダ漏れ (@bayaaninside) May 30, 2020
大ヒット映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌にもなったOfficial髭男dismjのプリテンダーですが、ネット上には「女々しい」という口コミが目立ちます。
プリテンダーの歌詞の「女々しい」に関する口コミは以下の通りです。
・香水とかプリテンダーとかかっこよくない女々しい曲令和になってから多くね
・髭男のプリテンダーって歌詞よく読んだらめっちゃ女々しいな、シャキッとせえや
・店内でプリテンダーがかかってるんだけど歌詞が女々しい
・いい加減女々しいからプリテンダーをカラオケで歌うの今後原則禁止とします
このように、プリテンダーの歌詞が「女々しい」と感じている人は多く、あまりの女々しさに不快感を抱いている人が多く存在しました。
プリテンダーは甘く切ないラブストーリーとなっており、「君との恋愛は、始まる前に自分が思っていた通り、一人芝居だった」と最初からバッドエンドを予感させるフレーズで始まります。
2人が本気になることはなく、結局は他人事のように真剣になれなかった恋模様が表現されており、「好きだ」と言えない虚しい気持ちが聴き手に痛いほど伝わる歌詞となっていました。
歌詞は多くの人に重要視されており、歌詞に感情移入する人は少なくなく、歌詞は情動を喚起するのに重要な役割を担います。
そのため、世間からは「女々しすぎる」、「じれったい」などと、歌詞の主人公である「僕」の男らしさにかける心情に怒りさえも感じてしまうのです。
そもそもプリテンダー(Pretender)とは
蔦谷好位置さんが選ぶ第1位
ヒゲダンきたー
プリテンダーほんとに何度聴いても飽きないもん、すごいよねー🧡#ヒゲダン
#関ジャム pic.twitter.com/biSsOPoUml— kikinana🌼 (@kikinana_2) January 19, 2020
プリテンダー(Pretender)とは、2019年5月15日にポニーキャニオンから発売された日本のピアノPOPバンド・Official髭男dismの2作目のシングルです。
映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌となり、2019年を象徴する1曲とも言われていました。
発売された年の2019年12月「第1回オリコン年間ストリーミングランキング2019」の作品別売上数部門では、期間内(集計期間:2018年12月24日付~2019年12月16日)再生回数約1億679.3万回を記録し、堂々の1位に輝きました。
プリテンダーの歌詞は片想い?両想い?どんな恋を表している?
まさかのプリテンダー…結構切ない恋の歌だぞ…
— 映画化のせいで情緒がおかしい矢琴 (@saitkiya) March 29, 2022
「意味不明」、「女々しい」などと低評価な口コミが相次いでいるOfficial髭男dismのプリテンダーですが、この曲は「甘く切ないラブストーリー」となっており、主人公の切ない恋心が表現されています。
曲の始まりは「君とのラブストーリー それは予想通り いざ始まればひとり芝居だ ずっとそばにいたって 結局ただの観客だ」と主人公が「君」に恋心を抱いているものの、一方通行の故意であることが分かります。
主人公の「僕」が「ごめんね」という2人のコミュニケーションにも感情や情がなく、「君」との間にはロマンスという感情は成立しないことを痛感するのです。
さらに、「君」と「僕」とでは「世界線」が違い、あらゆるものが決して交わることがないということを思い知るのでした。
永遠や約束というような聞き心地の良い結末ではありませんでしたが、このロマンスがどうなったとしても「君」が「とても綺麗だ」ということだけは確かなこととして「僕」に残っており、何とも切ないラブストーリーであることが分かりました。
ちなみにOfficial髭男dismですがNコン2023の課題曲を担当されることが決まりましたね。
そんな「Nコン」に対しても色んな意見があるようです。