連子鯛なぜ安いの?まずいのは真鯛と比較するから!美味しい食べ方4選も紹介

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今回は連子鯛についてご紹介します。

目次
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連子鯛とは

連子鯛とは、スズキ目タイ科キダイ属に分類される魚で、真鯛によく似た形をしています。

読み方はレンコダイで別名黄鯛(読み方:キダイ)とも呼ばれています。

体表が幅広く黄色がかっていて、顔も黄色い部分があることが黄鯛と呼ばれる理由です。

中部地方より南の暖かい海域に生息し、日本では長崎県での漁獲量が多いです。

沿岸ではなく沖合を好み、50〜200mの海底で群れを成しています。

年間を通して穫れる魚ですが、旬の時期は産卵時期でもある6〜8月で、最も脂が多く美味しいと言われる季節です。

連子鯛は水分を多く含んだ白身魚で、クセがなく淡白な味わいが特徴のため、刺身や塩焼きの他に煮つけなど、さまざまな料理に活用しやすい魚です。

 

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連子鯛が安い理由とは?

連子鯛は鯛のなかでも安価で手に入る魚です。

同じ鯛なのに何故安いのか調べてみました。

認知度が低い

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連子鯛と聞いてすぐにわかる方は少ないのではないでしょうか。

レンコダイとは最も一般的な呼び方で、黄鯛(キダイ)の他にも地域によって「ハナオレダイ」「コダイ」「バジロ」など、いくつかの呼び方があります。

一般的に認知度が低いとされている理由としては、連子鯛が真鯛のような人気のある魚種に比べて、その存在や特性を知る人が少ないためです。

また、連子鯛は見た目が真鯛に似ているため、見分けがつきにくいという点も認知度が低い一因なのではないでしょうか

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小さい

連子鯛は一般的に20〜30cm程度の大きさがあり、これは真鯛の30〜50cmに比べると小さい魚といえます。

日本海西部から東シナ海にかけての浅い海に生息していて、浅い海では、餌となる小魚や甲殻類が豊富に生息しているため、大きく成長する必要がありません。

しかし、魚の大きさは生息地や種類、成長状況などにより異なるため、必ずしも全ての連子鯛がこの大きさであるわけではありません。

小さい魚ではありますが、扱いやすいため、さまざまな料理で活躍しています。

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旬の時期

連子鯛は年間通して味が安定している魚ですが、旬の時期は脂がのっていて特に美味しいとされていて、産卵期を迎える夏から秋 (6月〜8月)と言われています。

真鯛の旬の時期は晩秋の11月から春の4月頃になるので、真鯛の脂が落ちる夏頃は真鯛の代用として重宝され、むしろ真鯛より美味しいと言われています。

水分が多い

連子鯛は水分が多い魚で、そのため刺身として食べると味が薄く感じられることがあります。

刺身が美味しいとされる魚は、身に含まれる水分量が適したバランスである必要があります。

そのため、刺身や寿司で人気の魚種ではないのが、安価な理由の一つなのではないでしょうか。

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連子鯛が「まずい」って声はなぜ

安くてさまざまな料理に活用できる連子鯛ですが、その特性などに関して厳しい意見がいくつかありました。

真鯛と比べられる

同じ鯛として、人気の真鯛と比べると美味しくないと感じている方がいらっしゃいました。

真鯛は高級魚として知られ、その味は深みがあり、旨みが豊かで、食感も良いとされています。

一方、連子鯛は水分を多く含んだ白身魚で、クセがなく淡白な味わいが特徴です。

それぞれ善し悪しがあり、それはそれぞれの好みに別れるものなので、美味しくないというわけではありません。

どちらの魚も、それぞれの特性を生かした料理で楽しんでみてはいかがでしょうか。

淡白な味

上記でも述べましたが、連子鯛はクセがなく淡白な味わいの魚です。

マダイに似た味わいですが、マダイと比べると脂質が少なく、さっぱりとした味わいが特徴です。

そのため、濃厚な味わいを求める人には物足りないと感じる方もいるのではないでしょうか。

ただ、旬の時期である夏は、産卵に向けて脂肪を蓄えるために、体内に脂質を蓄えます。

そのため、夏は連子鯛の脂が多く、味が濃厚になります。

年間を通して食べられる魚ですが、物足りなさを感じる方は食べる時期を変えるとまた違った感想になるのではないでしょうか。

小骨が多い

実際食べてみると、小骨が多くて食べづらいと感じている方がいらっしゃいました。

魚によっては、頭から丸ごと骨までバリバリと食べても平気なのもありますが、鯛の場合は人の歯では全く歯が立ちません。

これは、連子鯛だけでなく、鯛全般に言えることです。

鯛の場合はどんな小さな魚体のタイの小さな骨であっても固くて、喉に刺さったりすると、ご飯を『ゴックン』と丸呑みした程度では外れる事も無く、非常に痛いはずです。

調理する際、または食べる際は十分気を付けてくださいね。

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連子鯛の美味しい食べ方とは

特性上、好みに合わない方の意見も一定数ありましたが、調理次第で絶品になるのが連子鯛。

美味しい食べ方をいくつか紹介したいと思います。

アクアパッツァ

クセがなく淡白な味わいの連子鯛は、アクアパッツァにぴったりで、作られている方も多くいらっしゃいました。

イタリア料理の一つであるアクアパッツァは、魚と野菜をトマトベースのスープで煮込んだ料理です。

お洒落な料理に挑戦するなら、真鯛でも勿論美味しいですが、お手頃な価格の連子鯛なら、気軽に挑戦するのにピッタリなのではないでしょうか。

刺身

水分が多いといわれている連子鯛ですが、新鮮な連子鯛は刺身にもピッタリです。

沖合いで漁獲されることが多いため、鮮度の問題で刺身で食べる機会が少ない魚ではありますが、旬の連子鯛が手に入った場合は程よく脂がのっており刺身が絶品です。

塩焼き

連子鯛は鮮度の問題があり、塩焼きで調理するのがもっともメジャーな食べ方ではないでしょうか。

連子鯛の塩焼きは、お祝い事で使用される際にも重宝する魚です。

真鯛が使用されることも多いですが、安価で見た目も美しいので、真鯛の代用魚として使用されることが多いです。

お家でお祝い事で鯛料理をされる際は、真鯛より連子鯛の方が取り組みやすいのではないでしょうか。

天ぷら

旬の時期だと脂がのっていて美味しいと評判の連子鯛は、天ぷらにするとその美味しさが最大限に引き立てられます。

水分も多いため、天ぷらにすると中がふわっとジューシーな味わいを演出してくれます。

皮目まで柔らかくおいしくいただけるので、皮引きする必要はありません。

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連子鯛はどんな人に向いている?

連子鯛は水分を多く含んだ白身魚で、クセがなく淡白な味わいが特徴です。

また、旬の時期である夏から秋にかけては、脂がのっていて特に美味しいと評判です。

そのため、刺身や塩焼きの他に煮つけなど、さまざまな料理に活用しやすい魚です。

真鯛よりも安価に入手できるため、コストパフォーマンスを考えると、連子鯛は非常に魅力的な選択肢と言えます。

連子鯛はまだまだ知られざる魚種の一つですが、その美味しさとコストパフォーマンスの良さから、これからの食卓に活躍していくのではないでしょうか。

新たな美味しさを発見するきっかけになるかもしれませんよ。

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