小学生と中学生を対象に少人数制で学力アップを目指しているサピックス(SAPIX)ですがお子様の塾選びで検討されている方も多いのではないでしょうか。
今回はサピックス(SAPIX)の実際の評判について調査しました。
サピックス(SAPIX)とは?他の塾とどう違う?
代々木ゼミナールとグループ化している「SAPIX」ですが、特徴としては、少人数制の集団授業で、学年別に目標を高めるカリキュラムがあります。
毎年改訂されるオリジナルテキストや復習学習が多く、考える思考力が養われるのも強みです。
そしてなんといっても、難関校への合格率が高いのが売りとなっている進学塾といえます。
「難関校に合格」させるためのテキストやカリキュラム、フォロー体制が万全でしっかりと学べる進学塾で、難関校受験を考えている人は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
サピックス(SAPIX)がおすすめの理由1:他塾に比べると高いが、満足度も高い
サピックス6年生4月度マンスリーテスト傾向と対策ベスト5
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SAPIXは他塾に比べると入会金、月額料金共に高い傾向にあります。
しかし、他塾との違いは大学生のアルバイトが少なく、厳選された一流講師陣が揃っているので料金相当と感じる人が多いことがわかりました。
また勉強だけでなく、長年の経験から子どもたちのやる気を引き出すのが上手いとの意見もあります。
予習より復習重視の授業で、テキストプリントは当日配られるので予習ができません。
なので「なぜ?」「どうして?」と考える力が養われます。
このことから実際に利用する人たちからは講師陣や授業、サポート面など満足度が総合的に高いということです。
サピックス(SAPIX)がおすすめの理由2:いい意味で生徒同士の競争意識が高い
直近データで、例えば豊洲校α1でも基準点ギリだと、東京校のα3クラス。前者α2ギリは後者α5と更に落差が大きくなる。同じαでも校舎でレベルは結構変わる、基準点比較じゃないと客観評価見誤るな。
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— TMショーン/都心マンション・再開発 (@Tokyomc6) April 28, 2021
次に、集団授業と月に一回行われる組分けテスト。
組分けテストの結果により、下位〜上位、αクラスに分けられます。
常に順位などが付きまとうため、生徒たちはいい意味で競争意識が高いです。
難関校を目指すレベルの高い生徒が集まるので、切磋琢磨し合えるのは刺激になり、強みでもあります。
なので勉強だけではなく、精神的にも鍛えられることから親は通わせて良かったとの意見がありました。
しかし、下位クラスからなかなか上がれないや厳しすぎたなど転塾を考える人も少なからずいます。
合う合わないはやはりあると思うので、その場合は子どものレベルに合わせた塾選びを再検討することもおすすめです。
サピックス(SAPIX)がひどい?後悔してしまう理由1:親の負担が大きい
SAPIX小学校高学年の月謝…
ヒエー pic.twitter.com/JGcKgUp7rR— ピンフスキー (@hideyosino) February 8, 2021
悪い口コミとして、親の負担が思ったより多いことがわかりました。
金銭面では上記で説明したように、やはり他塾よりは高いので、負担は大きくなってきます。
またそれだけではなく、宿題が多いということです。
学年が上がればある程度は自分でこなすことは可能です。
しかし、1年生などまだ自分で管理が難しい時期には親も進め方や管理に関わってあげないといけません。
子どもたち本人は、学校の宿題や塾の宿題に追われてしまい、こなすだけで精一杯な状態に陥ってしまいます。
こなすことに集中してしまうと、勉強が身に付かないことがネックになってくるでしょう。
初めは他塾で勉強の楽しさを学び、もっと学びたいやる気や自分で管理ができるようになってからのSAPIXへ転塾することも一つの案としておすすめです。
サピックス(SAPIX)がひどい?後悔してしまう理由2:下位クラスにはハイレベル過ぎる
SAPIX小学部偏差値-4=駿台予備校高校部偏差値です。
SAPIX小学部の方が駿台予備校高校部よりレベル高いです。
— Dr.イグ・ノーベル (@DrYuShin) October 18, 2023
校舎によりランク分けの数が様々ではありますが、下位〜αクラスと分けられます。
難関校を目指すだけあって、上位クラスを重視した指導法の印象があります。
そのため、出される宿題内容がハイレベルなのです。
中位や上位クラスはできたとしても、下位クラスはハイレベルすぎて、こなすだけで大変との声が多くありました。
また授業に関してもハイペースなため、ついていけないとの声があり、基礎が身につかないという事態になってしまっています。
いい意味で競争意識は高いですが、デメリットとして捉えることもできますね。
頻繁なクラス替えにより、子どもによっては精神的な負担になることも考えられますので、レベルに合わせた塾選びが重要になってきます。
サピックス(SAPIX)が向いている人とは?
📝東京都立・難関国私立 入試分析【英語】🔍
難関校の長文読解は語数が多く、1000語以上の学校がほとんどです。一語一語を丁寧に処理するというよりは、話の流れやキーワードになる語句を拾いながら、内容重視で読み進める力が求められるようになっています。 pic.twitter.com/7FdcUZlsIS— 【公式】高校受験 SAPIX中学部 (@sapix_j) April 7, 2022
いい意見として上げた授業の質や競争意識ですが、子どもによってはメリットにもデメリットにもなります。
難関校を目指すには最適なSAPIXですが、子どもに合わないことを防ぐためにも、下記のような人に向いているといえます。
・難関校を目指している人
・ある程度子ども自身に学習習慣が身についている人
・競争を楽しめる人
・親も一緒になってサポートできる体制環境がある
大手進学塾と言われている日能研、四谷大塚、SAPIXですが、その中でも総合的に料金は高くなっています。
しかし他塾とは違い、講師の質が高いことや子どものやる気を引き出してくれるなどの満足度が高い進学塾です。
すでに成績が良い人やハイレベル、ハイペースな授業も求めている人には、SAPIXがおすすめだと思います。
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