今回は白組の口コミ・評判を調査しました。
白組とは
本日、白組は設立50年を迎えました。
日頃支えてくださっているすべての皆さまに、深く感謝と御礼を申し上げます。最先端と伝統技術、ハンドクラフト精神が生きた本物の映像を追求し、これからも長く人々に愛される作品をお届けしてまいります。
今後とも白組をよろしくお願いします。#白組50周年 pic.twitter.com/onK2T6n3CK— SHIROGUMI INC. (@SHIROGUMI_INC) August 28, 2023
株式会社白組(しろぐみ)とは、日本の総合映像制作プロダクションで、日本動画協会正会員です。
1973年、東映動画(現在の東映アニメーション)、学習研究社(現在の学研ホールディングス)を経て、東京コマーシャルに務めていた島村達雄がさんが島村企画室を設立しました。
その後、島村企画室を発展的に解散し、1974年に「株式会社白組」を設立しました。
現在は、CM、劇場用映画、ゲーム映像、テレビ番組、ネット配信用番組、イベント映像等の幅広い技術を持つ映像制作会社です。
白組のCGが「しょぼい」との声はなぜ?
海外のプロCGクリエイターが映画のCGにリアクションする動画に
「シン・ゴジラ」が取り上げられており面白かったので字幕をつけました pic.twitter.com/vYnPzhSBAI— たてはま / CGBeginner @趣味独学映像クリエイター (@cgbeginner) October 1, 2023
「白組」は、ミニチュアのストップモーションから最先端のVFXまで、さまざまな映像技術を駆使して活躍している会社です。
それにもかかわらず、「白組」をネットで検索すると、「しょぼい」といったネガティブなワードが出てきます。
一体なぜなのでしょうか。
製作費がかけられないから
しかし白組は低予算でよくやってくれる…(ミリアニ感謝)
— 落堕(しろん)月曜 東カ46a (@rakuda_shiron) November 18, 2023
ただVFXがシンゴジラより違和感あったので山崎監督?白組?ってなってしまった
ゴジラの名が付いてるので期待し過ぎたのかもしれない
それか思ったより低予算か— たかしくん (@takashi1211) December 2, 2023
白組は、映画のCGなどを制作していますが、白組にかぎらず、日本の映画製作にはお金がかけられない実情があります。
日本の映画の興行収入には限界があり、アメリカのハリウッドのような収入は稼げないのです。
日本では、映画を見に行く人が減っているという現状、人口の少なさ、言語の壁があり、海外進出しにくいなどの理由があります。
製作費をかけて作っても、残念ながら日本ではその製作費を回収できません。
そのため、日本の映画製作では、なるべくコストをかけずに、CGを作っていますので、製作費を莫大に使っているハリウッドと比べると、しょぼく感じる映像があるのかもしれません。
しかし、お金がないながらも、白組が、ハリウッドに負けているということは決してないと思います。
「お金を掛ければもちろん良いものができるけれど、そんなに費用がさけない」そんな多くの障害を抱えながらも、「白組」では、少しでもいい作品を制作するために様々な技術を自分たちで工夫することで補っているのです。
優秀な人材は海外にいってしまうから
白組さん、山崎監督、また実写でもエンタメ大作作品作って欲しいな。 そのためには、野球選手のメジャー移籍問題じゃないけど、優秀な才能を海外に流出させちゃダメだよ…CG屋のほうも、役者の方も。
— ふぁん (@phantomwing) October 5, 2014
ですよね。
それこそ歩合制というか、例え制作費を抑えたとしても興行収入に応じて追加報酬が出る等、クリエイターにそれなりの対価を払わなければ、優秀な人材がどんどん海外に行ってしまうと思います。特にゴジラは日本が誇る世界的なコンテンツですから、白組の知名度は一気に上がったのかと…— 恋よベネット (@koiyobennett) December 11, 2023
前述したとおり、日本では映像制作にお金がかけられない実情があります。
そこで、優秀な日本の人材はどうするのかというと、海外へ行ってしまうのです。
日本人は真面目なので、ハリウッドで働く日本人というのは、かなり優秀なのだそうです。
優秀な人材が海外進出してしまうと、日本の映像技術はなかなか発展しづらくなってしまいます。
白組でも、海外へ行ってしまう人は多いようで、そのことから、CG技術も海外に比べると劣ってしまっているのかもしれません。
しかし、海外で経験を積んだ優秀な人たちが、日本に戻ってきて制作に携わってくれれば、日本の技術はさらに進化することができるはずです。
実際、ハリウッドの経験を積んだ人が、日本の映像制作に携わり、日本に新しい風を吹かせていることもあると思います。
ぜひ、優秀な人材を大切にして、これからの映像技術の進歩に貢献してほしいと思います。
以上のように、たしかにハリウッドに比べると、白組のCGはお金をかけられない分、いろいろ不利な面はあります。
しかし、そこを悲観するのではなく、白組は常に工夫をしながら前へ前へ進む努力をしています。
白組の良い口コミ
アメリカで大ヒットしてるゴジラのVFXについて聞きました!年末年始にどうぞ!
『ゴジラ-1.0』のVFXは、なぜ世界中の観客を魅了したのか? 白組 調布スタジオのこだわりを聞いた。 https://t.co/9AYCkBBOAX by Vook編集部 @VookJp
— 岡本 俊太郎 |Vook|映像クリエイターのためのプラットフォーム (@shuntaro) December 28, 2023
白組は、3Dアニメーションにも定評があり、「もやしもん」や「STAND BY ME ドラえもん」などの3DCGを担当していました。
ドラえもんの3Dなんて、最初は成功しないとおもわれていましたが、大ヒットさせたのがこの白組だったんですね。
日本の3Dアニメを発展させるきっかけを作った会社だと思います。
また、映画シン・ゴジラでも見事な映像を作り出しており、日本もハリウッドに負けていないという実力をここぞとばかりに発揮していました。
映画を見て、その映像のすばらしさに心打たれた人は多かったようです。
白組の人々が、伝統と最先端の技術を組み合わせ、本物の映像を追究しようという心が、この映像の発展につながっているのだと思います。
これからも長く人々に愛される作品を作り続けてほしい思います。