今回は消防団の口コミ・評判を調査しました。
消防団が「頭おかしい」「クズの集まり」との声はなぜ?
「消防団」をグーグルで検索したら・・・
「消防団 いらない」
「消防団 クズ」
「消防団 拒否」とかでイメージ悪すぎ。
これでは若い人は入団しないでしょう。
一度ついたイメージを払拭するのは大変だから、今後も先細りのような気がします😓#消防団 pic.twitter.com/ZfZIh7Pz8K— ma/ (@ma81888) February 15, 2021
消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関「消防団」ですが、検索結果に「頭おかしい」「クズの集まり」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
飲み会などのイベントに強制参加させられる?
ここがイヤだよ 消防団
目的不明な訓練
飲み会への強制参加
報酬の流用、着服目的不明な上に拘束時間が数ヶ月に及ぶ。競技団体と化している
飲み会への強制参加、まだまだあります。ノルマ何人出せとかね。
報酬も結局回収されるから本質が変わってない。#消防団#NHK pic.twitter.com/xYxpEFxzqj— 田舎の消BOU団員A (@VnQ38) February 18, 2024
消防団が「頭おかしい」と言われる理由の一つ目に「飲み会などのイベントに強制参加させられる」という声があります。
消防団は、災害時に消防署と協力して、自分たちの街を守るための組織ですが、イベントが多いとの声も挙がっています。
自治体によって実態は異なりますが、年額報酬、出動手当などが団員に支給されることで、組織で慰安旅行や飲み会が頻繁に開催されているようですね。
中には「仕事を休んででも来い」と言われた消防団員もいるようで、イベントに強制参加させられることが嫌で消防団に入団することを拒絶する人はたくさんいます。
消防団の仕事は、火災の消火、災害対応、機器の保守、訓練、子どもへの指導、応急救護、予防広報など多岐にわたります。
地域にとってとても重要な組織ですが、これらの活動以外にも飲み会や旅行などのイベントに強制参加させられるというのは、過酷な環境であることは間違いありません。
一昔前までは職場の飲み会に参加するのは当たり前でした。
しかし、近年では職場関係の飲み会のあり方が変化してきており、「飲みにケーション」に否定的な若者が増えてきました。
年々減少傾向にある消防団ですが、飲み会などのイベントへの強制参加をなくすことで、消防団に対するマイナスイメージを払拭することができるかもしれませんね。
報酬が消防団の行事に充てられる?
消防団程ヒドイ組織はないです。消防団に入ると色々な行事があり、出れば報酬でお金が貰えるのが普通。所が団費とかって勝手に作って、個人に配らず、個人の金を勝手にまとめて管理、それを酒
ビール飲むのに使ってヒドイ。酒飲まない人が酔っぱらいの為に貴重な休みを無駄にする、バカみたい。— 河田美沙子 (@Misako_KD) November 23, 2023
過去には、東京都東久留米市内の消防団に所属する男性が「自分に振り込まれている報酬なのに、自分で引き出すことができない」と、情報提供窓口「つながる毎日新聞」に寄せられました。
2~3か月ごとに東久留米市から消防団の報酬として数万円の入金があったようですが、その金額がいつも同じ宛先に送金され、残高は毎回ほぼゼロ。
送金先は男性が所属する消防団の口座になっていて、男性の報酬であるにも関わらず、消防団が管理し、飲み会や慰安旅行費に充てられているたことが明らかになりました。
この男性に限らず、消防団の報酬を勝手に組織の活動に回されたという話は少なくなく、多くの消防団員が被害に遭っています。
しかも自治体はそれを黙認していたというので驚きです。
団員個人の通帳やキャッシュカード、暗証番号を幹部が管理していたということは、幹部の圧力が相当強いということでしょう。
このような被害が相次ぐのであれば、消防団が「頭おかしい」と言われるのも納得ですね。
活動がめんどくさい?
消防団の入団研修めんどくさい!
明日もあるとかありえん!研修終わったら、幽霊団員になろう!
— こうちゃん@青スポ白ブリー (@suisupoDIY) April 9, 2022
消防団の活動自体に「めんどくさい」と感じている人も少なくありません。
消防団の活動内容は、消火活動のみならず、地震や風水害など多数の動員を必要とする大規模災害時の救助救出活動、避難誘導、災害防御活動を行います。
そのため、火災や災害が起こると、自宅や職場から現場へ駆けつけ、消火や救助活動を行います。
地域のために貢献できるというやりがいを感じられ、報酬も得られるというメリットもありますが、「大変そう」「団員との付き合いがめんどくさい」といったマイナスイメージが強いのも事実です。
また、若い団員が少なく、年配の堅苦しい団員が多いイメージも強いので、若者にとってはより「めんどくさい」と感じてしまうのでしょう。
消防団の参加は強制ではありません。
一般的に18歳以上である、またその市区町村に居住(勤務・通学)していることが入団資格の条例で定められているので、入りたくない人は無理に入団する必要はありません。
「頭おかしい」「クズの集まり」などとネガティブなイメージがある消防団。
消防団の集まりの後に飲酒運転が行われていたり、報酬が入らないといった事件が起きているのは事実です。
しかし、消防団に入団して懸命に地域に貢献しているという人も多く、純粋に使命感を持って活動している人もたくさんいます。
消防団に興味がある人は、まずは総務省消防庁の公式ホームページをチェックしてみてくださいね。
消防団がいらない?時代遅れなのか?
田舎は俺みたいな陰キャにとって過ごしやすい所だと思っていたが
最近そんな事はないって気づかされたクソどうでもいい祭りの行事に強制的に結構な頻度で参加させられる
消防団なんて時代遅れのもはや飲み会目的の集団に入れられる
etcだから田舎から若者居なくなるだよ
いい加減気付けよアホか— 白鷺 (@sirosaki66) November 7, 2021
地域防災を支える消防団ですが、年々減少しているようです。
消防団が減少している理由は以下の通りです。
・地域への意識が低くなっている
・消防団の存在や消防団活動の広報が不足している
・昔から地域にある組織で入りにくそうなイメージがある
・体力的にきついイメージがある
・消防団活動と仕事の両立が難しそう
・高齢化で若者がいない
消防団は、火災の時には自宅や職場から現場に向かい、初期消火を行うなどといった役割があり、その歴史は江戸時代の町火消しまでさかのぼるのだそう。
歴史ある消防団ですが、年々減少傾向にあるのは深刻な問題のようですね。
また、消防団としての災害救助活動以外にも、飲み会や旅行などといったイベントがあるというのも若者が消防団を避ける大きな原因の一つとなっています。
体育会系や女・酒好きの人は消防団に向いているという声も少なくなく、消防団=飲み会というイメージは未だ払拭されていません。
地域への意識が低くなっているのも原因の一つではありますが、飲み会や旅行などのイベントを最小限に減らすことで消防団に対する意識も変わっていくのかもしれませんね。
消防団は、その地域に居住する人たちで組織されているため、町内の建物や道路、河川の状況を常日頃から把握しています。
町内の人々が安心して暮らせるのは、消防団のおかげと言っても過言ではありません。
消防団を増やすためには、消防団の待遇を良くするなどの対策が必要かもしれませんね。
消防団の良い口コミ
日本橋消防団「ポンプ操法集合教養会」
日本橋の全分団が集まり、操法についての動作確認を行っています。
消防団活動のあり方についてご意見を頂くこともありますが、地域の特性や求められる活動内容も街々で大きく異なり、中央区に於いて消防団活動の必要性を痛感しております。 pic.twitter.com/AQoRvMqqqB
— 塚田秀伸 (@tsukadahidenobu) April 28, 2024
年々減少傾向にある消防団ですが、大規模災害時をはじめとし、地域の安全確保のために大きな役割を果たしています。
消防団の魅力は次の通りです。
やりがいを感じられる
令和6年1月31日、志摩市消防団入団促進のため、三重県立志摩高等学校にご協力していただきました!!
卒業前の3年生を対象に、消防団のやりがいや、地域貢献の重要性など、動画などを交えて説明させていただきました☆彡 #消防団 #新社会人 #やりがい pic.twitter.com/oQ9IyeDUQe— 志摩市消防本部【公式】 (@shimashobo119) February 1, 2024
消防団の最大の魅力は「やりがいを感じられる」という点です。
消防団の役割は、地域における災害対応のための訓練や火災予防運動としての夜警活動、防災訓練への協力など、幅広い範囲で地域のために貢献します。
また、災害時は消防署と連携した消火活動や、捜索・救助活動、避難誘導を行い、風水害のときは、河川の水位の警戒や土のう作りなども行うので、「住んでいる街を守る」という使命感を感じることができます。
さらには、地域の人々や団員など、普段の生活では知り合うことのない人とも顔見知りになっていくのも消防団の魅力ですよ。
報酬がもらえる
消防団、年報酬出動報酬か振込まれました。しかも!全額支給されました!消防協力会なる謎団体にもっていかれてません🎊神戸市では今年度からどこの消防団でも同様のはず!だよね?🤔#消防団#ポン操#神戸 pic.twitter.com/39Ppvq7WPG
— りゅーげん (@ryugen0601) May 1, 2024
消防団は、多くの市町村で年額報酬(数万円程度)や災害活動または訓練に出動した際の出動手当(1回あたり数千円程度)などが支給されます。
※所属している自治体によって報酬額は異なるので、詳しくは所属している自治体に確認してください。
会社員の場合、給与以外に所得があると確定申告が必要となりますが、消防団に所属して報酬を得ていても確定申告をする必要はほとんどありません。
確定申告をする必要がないのも嬉しいポイントですね。
報酬のために消防団に入っている人は少ないようですが、少ない額でも報酬が貰えるのは嬉しいですよね。
災害救助活動の知識が得られる
5月15日若手消防団員が、大阪府立消防学校での基礎教育訓練A過程に参加しました。在職3年未満を対象とし、消防学校の教官が若手消防団員に指導するもので、消防としての基礎を学びました。今回の訓練で習得した技術と知識の反復訓練を実施し消防力を高めてまいります。 pic.twitter.com/WQap6mRuqn
— 豊中市消防局公式 (@toyonaka_119) May 18, 2022
消防団は、災害発生時には災害現場での消火活動をはじめ、自身や風水害といった大規模災害発生時の救助・救出・警戒巡視、避難誘導、災害防御など様々な現場で活躍します。
そのため、消防団に所属するだけで自然と知識が身に付けることができます。
消防団には、第三級陸上特殊無線技士や二級小型船舶操縦士、防火管理者や応急手当普及員などといった様々な資格取得にチャレンジが可能です。
また、手話や英会話などスキルアップに役立つ講習も受講できます。
消防団に所属することで、地域住民を守れるだけでなく、自身のスキルアップもできるのは一石二鳥ですね。
消防団はまだまだマイナスイメージが強く、若者にとっては面倒な組織と考えられています。
しかし、地域に密着し人命救助・非難支援を行う消防団は、日常では経験できないことばかりで魅力あふれる組織なのです。
やりがいを感じたい人や、スキルアップしたい人はぜひ消防団への入団をおすすめします。
そもそも消防団とは
大規模災害時に「医療と地域」の架け橋になりたいと思って消防団に入りました!看護師としても消防団としても板橋で住む全ての人の暮らしを支えていきたいと思っています。 pic.twitter.com/uUnqvHHRbD
— 齋藤透|訪問看護師 (@toru_saitou) August 28, 2022
消防団とは、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関です。
常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から駆けつけ、その地域での経験を活かした消防活動や救助活動を行います。
消防団の入団資格は、市区町村ごとの条例で定められていますが、一般的に18歳以上でその市区町村に居住(勤務・通学)している人であれば男性でも女性でも入団可能です。
また、近年では女性の消防団への参加も増加しており、一人暮らし高齢者宅への防火訪問、応急手当の普及指導などにおいて活動しています。
消防団はどんな人に向いている?
【中区消防団フェスティバル】
12月3日~18日、中区の各地で消防団員と一緒に心肺蘇生法の体験ができるよ!
ボクも「いざという時」に行動ができるようになりたいな。
あと、火事の時に着る「防火服」を着る事もできるんだって!
みんなで消防団を体験してみよう! pic.twitter.com/pJ4zSOTken— 横浜市中区区政情報 (@na_yokohama) November 30, 2021
今回は、消防団に対する声を調査しました。
消防団とは、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関です。
消防団が向いている人は次の通りです。
・困っている人を助けたい人
・人に寄り添うことができる人
・人と話すことが好きな人
消防団は、地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。
気になる人は、総務省消防庁の公式ホームページを確認してください。