鉄人兵団リメイクですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
鉄人兵団リメイク（ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団）とは
何回も観てるのに鉄人兵団(リメイク)観て親子3人号泣してる
— わこ🍉神ねこ9巻6/21発売 (@wako3999) January 5, 2018
映画ドラえもん新・のび太と鉄人兵団リメイクとは、2011年の日本のアニメ映画であり、藤子・F・不二雄さんの漫画「ドラえもん」シリーズの第31作です。
ひょんなことから北極で見つけた謎の部品。
それをのび太が遊び半分で組み立てて完成した巨大ロボット「ザンダクロス」は、恐るべき兵器としての機能を備えていました。
そして敵の尖兵であるリルル、ピッポと出会い、一緒に過ごす日々で生まれる友情に苦悩するのび太たち。
絶体絶命の最終局面でリルルとピッポが出した結論とは。
本作は「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のリメイク作品であり、オリジナルキャラクターであるピッポの登場など、原作・旧作にない展開や設定が複数加えられています。
鉄人兵団リメイクが「ひどい」との声はなぜ？
時々入る次の映画の予告がなぁ・・・うーん・・・鉄人兵団リメイクってどうなんだろうなぁ・・・恐竜リメイクはよかったけど、他のリメイクはひどいからなぁ・・・
— らど (@rad1985) February 11, 2011
1986年の「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のリメイク作品である鉄人兵団リメイクですが、ネット上では「ひどい」「微妙」といった声が相次いでいるようです。
そこで、鉄人兵団リメイクに対するネガティブな声を紹介します。
リメイク作品に反対？
komasaramさん、真剣に考えてみてください。 DVDで過去のドラえもんが見られたとしても、リメイクはするべきではないのです。本質的な理由を述べます。 例えば『鉄人兵団』がリメイクされれば、今の子どもたち、前作を観ていない人にとってはそのリメイク版がまさしく『鉄人兵団』になります。普通の子どもはわざわざなじみのないオリジナル版を観たりはしないでしょう。さて彼らが親になったとき、子どもに見せるのは果たしてどちらの鉄人兵団でしょうか？良いですか。オリジナル版『鉄人兵団』は紛れもなく藤子先生が脚本をお書きになって、制作総指揮も先生自身です。なのに後世に残ってしまうのは自分が関与していない新バージョンなんですよ？子どもたちは無邪気に楽しむかもしれませんが、それは藤子先生が描いたドラえもんではないのです。そこが問題なんです。 私は絶対にリメイクには反対です。
(引用：Yahoo!知恵袋)
リメイク作品に対して反対意見が相次いでいるようです。
旧作である「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の評価があまりにも高かったせいか、リメイクされることに嫌悪感を抱いている人も少なくありません。
旧作では、家出したドラえもんを探すのび太が北極で巨大ロボットの部品を探すところから始まっており、いったいこの部品は何なのか、そしてロボットのを探す謎の少女の正体は？と、謎又は謎の展開で物語は進んでいきます。
そして、劇場版「ドラえもん」シリーズの中でも、最も鮮烈かつ悲劇的なラストへと一直線に物語は進んでいきます。
無駄が一切ないとも言われるほどであり、「面白い」「感動した」といった声が相次ぐ最高峰の作品でした。
誰もが好きだった「ドラえもん のび太と鉄人兵団」がリメイクされてしまったことに、納得した人は少なく、旧作の偉大さを改めて痛感したのでした。
原作を無視している？
ドラえもん 鉄人兵団のリメイク版って原作を無視していると思っているのは私だけでしょうか？敵の鉄人兵団の兵士や総司令みたいなロボットもまるっきり変わっていてなんか残念に思いました。 皆さんの意見を教えてください。
(引用：Yahoo!知恵袋)
鉄人兵団リメイクですが、旧作を無視しているとの声も寄せられています。
旧作と新作の最も大きな違いは巨大ロボット「ザンダクロス」の扱いの違いでしょう。
のびドラがロボのパーツを組み立てた際、ロボの頭脳部分が見つからなかったのでドラえもんはロボを「操縦式」に改造します。
旧作ではピピピという音しか発しなかったこの「頭脳」と、ほにゃくコンニャクで会話を試みた際、人間に対する敵意をむき出しにしてきたため、ドラえもんはこの「頭脳」を地球人の味方になってくれるように改造します。
しかし、リメイク版では「頭脳」にピッポという可愛らしいヒヨコのような姿を与え、あくまで話し合いで彼の自由意思を尊重した上での協力を得るという流れに路線変更していました。
また、旧作リメイク版それぞれのロボットに対する解釈の違いもあります。
旧作が「人間とロボットの戦い」を主軸にした物語とすると、リメイク版は「異種族との心の交流」をメインに描いていると言えます。
旧作とリメイク版の違いを指摘する声も相次いでいますが、それだけ旧作が愛されていたということですね。
鉄人兵団リメイクの良い口コミ1：ロボットと人間の友情が泣ける
のび太と鉄人兵団リメイク観てたけど10余年の時を隔てて改めて観ると中々にテーマが重いね
でもやっぱり優しさや友情に戻ってくるのがドラえもん、泣けたし面白かった！— ミーク (@rozen_sloter) March 27, 2022
2011年3月5日に公開された鉄人兵団リメイクは、ロボットと人間の友情に大号泣間違いなしの作品です。
数々のドラえもん映画の中でも傑作と呼び声が高く、旧作も大好きですがリメイク版も時代にマッチした良い改変が行われました。
鉄人兵団リメイクは、ロボットと地球人の友情に心動かされるストーリーであり、他人への思いやりの心もテーマとなっている作品です。
特に本作は第1期の映画や原作にも登場しないオリジナルキャラクター「ピッポ」の存在は欠かせません。
物語の終盤では誰もが泣いたしずかちゃんとリルルのシーンだけでなく、のび太とピッポの最期のやりとりも新たな涙を誘います。
また、のび太やジャイアン、スネ夫たちの熱い友情にも感動させられて、子どもだけでなく大人の胸をグッと掴まされてしまいます。
リメイク版は旧作の良さをそのまま引き継いでいて、親子で鑑賞するのにもおすすめです。
ロボットアニメだと思って油断して観ていると、涙で顔がぐちゃぐちゃになってしまう可能性もあるので、ハンカチ必須でお楽しみください。
鉄人兵団リメイクの良い口コミ2：完成度が高い
@dkr_dungeon ふふふ、特に鉄人兵団リメイクは原作を知らずとも非常に完成度が高いのできっと楽しめると思いますよ。百式モドキも出てきますし・・・。そうですね、冒険感！きっと、魅力を一言で表すとそこに集約されるのでしょうね
— マド (@mad_pianist36) April 30, 2014
ドラえもん映画は、子ども向けの単純明快さと、大人が見ても感動できる深いストーリーが共存していると言われています。
そんなドラえもんシリーズの中でも、鉄人兵団リメイクは完成度の高さが評価されています。
新キャラクター「ピッポ」の登場、捨てられた人形のエピソード、しずかちゃんのペンダントと3つの星、劇中歌「アムとイムの歌」、これら全てが本作のテーマである「他人を思いやる心」に繋がっているのがポイントです。
本作は「ロボットであるリルルとピッポの心が育っていく物語」であり、のび太たち人間と触れ合うことで、ほんの少しだけ持っていた「人を思いやる心」が大きく育っていき、3万年の時を超えて真のメカトピア建国として花開く、そんな感動的なストーリーとなっています。
伏線をうまく張り巡らせた作品は多いですが、こんなにも綺麗にテーマへと繋がっていく映画は珍しのではないでしょうか。
また、物語だけでなくアムとイムの歌にも注目です。
さらっと歌だけで流されてしまい気づかない人も多いようですが、生まれ変わったリルルとピッポが出てくるエンディング直前のシーンで流れるアムとイムの歌は、歌詞が変わっています。
相手と自分を同じに思う「人を思いやる心」が根付いていることがよく分かる歌詞であり、変化した歌詞からはメカトピアが天国のような国に生まれかわったことが分かります。
鉄人兵団リメイクの物語はもちろんですが、アムとイムの歌にも注目して下さいね。
鉄人兵団リメイクはどんな人に向いている？
vivyからの連想で久しぶりにドラえもんの鉄人兵団リメイクを見たんだけど、むかし感動した作品が今見てもやっぱり良いということを確認できて嬉しかった。特に前半、セリフ回しの面白さとかテンポの良さが最高だし、後半のシリアスも心情描写がとても丁寧。観たことない人には本気でおすすめしたいです
— セラヴィ (@otofu_ufufu) May 4, 2021
今回は鉄人兵団リメイクに対する声を調査しました。
鉄人兵団リメイクは「他人を思いやる心」をテーマにした作品であり、ロボットと人間の友情が描かれています。
旧作にはないオリジナルキャラクターの登場や新たなエピソードの追加など、旧作を観ていない人でも楽しめる作品であり、旧作と新作を見比べるといった楽しみ方ができるのも魅力ですね。
ドラえもんが好きな人はもちろんですが、ドラえもん映画で泣きたい人、親子で観たい人におすすめの映画であり、「友情のすばらしさ」「他人を思いやる心」の大切さを学ぶことができる作品となっています。
コメント