今回はタイタニックに対する声を調査しました。
タイタニック号の船長は逃げた?最期とは
他の人はこちらも検索、のなかに「タイタニック 船長 逃げた」のワード。
どっから出てきたそんな話…
— 海底のウニ@神出鬼没 (@kaiteinoUNI) June 24, 2021
映画・タイタニックの中で印象的なシーンの1つが「船長が操舵室に閉じこもって死を迎える」シーンですよね。
海に飛び込んで溺れかけていた生存者を救命ボートに乗せ、自分は再び船に戻り最後まで現場ぼ指揮にあたっていました。
ガラスを破って入り込んできた大量の海水に飲み込まれた船長は「亡くなってしまった」と捉える人が多かった一方で、ネット上では「船長は生きている?」、「逃げた」といった声が飛び交っているようですね。
船長の最期は謎に包まれたままのようですが、実際の乗組員らの証言により3つの説が浮上しています。
・沈んでいくタイタニック号の中で、自ら命をたった
・甲板へ行き、最後まで乗客の救出活動を行った
・タイタニック号沈没と共に、海に投げ出された
どの説も信ぴょう性は不明ですが、「逃げた」といった説はないため、タイタニック号と共に亡くなってしまったことは確かでしょう。
船長であるエドワード・ジョン・スミスさんは、62歳でタイタニック号の船長となり、大変優秀な人だったとの証言があります。
そのため、船長は逃げ出すことなく、船長としての役割を全うし、船と共に最期を迎えた可能性が高いですね。
また、責任感のない船長といえば韓国で起きた「セウォル号沈没事故」も記憶に新しいですよね。
タイタニックの沈没は設計ミス?誰が悪いの?
事故から110年、タイタニック号はなぜ沈没したのか? 重ねたミス、1500人犠牲に←タイタニック号沈没は1912年4月14日!1910年頃が最も寒く、次第に暖かくなり始めた時期になる。温暖華族は自然現象とか黒点減少とか都合よく解釈する。しかし黒点減少は何百年も続いていた訳でもないし南半球では⇒
— 小林七重 (@wavelengthcut) April 14, 2022
「絶対に沈まない」とうたっていたタイタニック号ですが、1912年に起きたタイタニック号の沈没事故では1,500人あまりもの命を奪いました。
タイタニック号は、大西洋横断航路の独占を目指す姉妹船の1つであり、建造事業はイギリスの海運会社ホワイト・スター・ラインと造船会社ハーランド・アンド・ウルフで行われました。
14,000人を動員して3年がかりで建造されたタイタニック号は当時、動く物体として世界最大規模だったのです。
タイタニック号の惨事の原因は、船の横腹が氷山に衝突し、水密区画にものすごい勢いで浸水したこととされています。
水で溢れる区画が4つまでであったらタイタニック号は持ちこたえることができたかもしれませんが、船体に空いた穴は非常に大きく、6つもの区画に水が溢れて船は沈没することとなりました。
さらに、タイタニック号の不運は氷山との接触の仕方にもあると言われています。
Titanic berg. – https://t.co/9rGtGdFrRO
タイタニックが激突した氷山がTの字の形に見えなくもないというお話。気になる。 pic.twitter.com/Xm9NPO6Dm3— ガンヂス島民 (@wasashiruso) April 19, 2021
氷山との衝突の仕方が不運?
タイタニック号の氷山の発見がもっと遅く、むしろ正面からぶつかっていたら、損傷は前方の一部で済んだ可能性もあります。
1879年にも同様の氷山衝突事故があり、そのとき氷山に正面からぶつかったアリゾナ号は、船首から約10mにかけて押しつぶされたように破損したものの、死者を出すことなく港まで無事にたどり着いているのです。
救命ボートが足りなかった?
救命ボートが足りない。。
— ももも (@08854746ggg) May 14, 2021
また、約3,500人の定員に対して船には2,200人あまりしか乗っていませんでしたが、それでも予想を超える人数であったとのこと。
乗客は事態をはっきりと認識できず、1等の乗客は冷え切った大西洋上の夜に客室を出て木製の救命ボートに乗ることに乗り気がせず、3等の大半の乗客にはその機会さえも与えられなかったのです。
そして、タイタニック号は合計20艘の救命ボートを船に積んでいました。
救命ボートは乗客の命を助けるために必要不可欠なものですがタイタニック号には定員65名の標準的な木製ボートが14艘、それよりも小さな定員40名のカッター型木製ボートが2艘、船底が木、側面がキャンバス地でできた定員47人の折り畳み式ボートが4艘積まれていました。
20艘全ての定員を足すと1,178人、つまり、全ての救命ボートに定員いっぱいまで乗せたとしても約2,200人の乗員のうち1,000人ほどが乗れなかったことになります。
そして、実際にはそれよりもはるかに多くの人が沈んでいく船に取り残されてしまい、救命ボートに定員いっぱいまで乗せたものはほとんどなく、このことが死者数を劇的に引き上げてしまったのです。
タイタニック号は救命ボートを48艘積むように設計されていましたが、ホワイト・スター・ラインは乗客の快適さを優先させ、その結果、救命ボートが足りず、死者数が増加してしまったのです。
タイタニック沈没事故は、タイタニック号が快適さを優先させず、合計2,886人を収容できる48艘の救命ボートを搭載していれば、これだけ大きな水没事故には繋がらなかったのかもしれません。
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