今回はアニメ「十二国記」の評判を紹介します。
アニメ「十二国記」とは
作業しながらアニメみてるんだけど
久しぶりに十二国記見て、はまってしまった。
延王はやっぱり格好いいし、話も心に来るものが
メチャクチャあって本当に好き。
会話で魅せる感じが良いよね。 pic.twitter.com/0pBUzzFWBu— OZ -麗しき白- knight of Blue Lily (@OZglobal_cortex) October 21, 2023
十二国記とは、中国風異世界を舞台とした小野不由美の小説シリーズをアニメ化したものです。
アニメは2002年の4月から放送開始し、2003年8月までの全45話と長編アニメとなっています。
主人公はどこにでもいる普通の女子高生中嶋陽子。
陽子は眠る度に何かに追われる恐ろしい夢を見ていました。
そんな陽子の前に突如異装の男が現れます。
「ケイキ」と名乗った男は陽子のことを”主”と呼び、跪きます。
混乱する陽子をよそに突如異形の獣が襲ってきますがケイキが撃退し、そのまま陽子を月の影である異世界「十二国」へと連れて行ってしまいます。
月の影にはいるも襲撃はやまず、陽子は敵の攻撃から目をつぶってはいけないというケイキの忠告を守れず、それがきっかけでケイキとそのしもべたちとはぐれてしまい、見知らぬ場所にたどり着きました。
なぜここに連れてこられたのか、獣に襲われるのか、この世界はなんなのか、、、様々な疑問を持ちつつ陽子はこの世界を旅することになります。
以上が簡単なあらすじとなります。
「十二国記」30周年おめでとうございます!
ぴえろ制作のTVアニメは2002年より全45話が放送されました。#十二国記30周年フェア https://t.co/VDaRtMURqC pic.twitter.com/hKBXDbn5di— 株式会社ぴえろ (@studiopierrot) September 24, 2021
十二国記のアニメがひどい・イライラする?打ち切りとの声はなぜ?
週末おすすめアニメ紹介
十二国記
古代中華ベースの異世界転生、大河ドラマ風味。
ちょっと大人向け壮大ファンタジー。
序盤は主人公のウダウダ感や展開にイライラするが、最終回は鳥肌モノ。
名作ってのは、こういう作品。
観てない人は是非。#いいねした人全員フォローする (#アニメ垢) pic.twitter.com/xo5Ffmoltr— MADAO侍G(柱) (@madaozamuraiG) September 5, 2021
十二国記のアニメが「ひどい」「イライラする」「打ち切り」などの声があるようです。
理由は大きく分けて二つあります。
・絵が原作と違うことや作画崩壊が多い
・アニメオリジナルが多く、原作と違う
といった声が多くあるようです。
絵が原作と違うことや作画崩壊が多い
子安さんがトレンド入っている。
最近、十二国記のアニメを見直した。
作画崩壊を起こしている慶麒。
この子安さんもくそいい声。 pic.twitter.com/SeuGf3DvUM— manta (@manta623) November 21, 2019
一つ目の絵に関しては、アニメーションのクオリティが低く作画崩壊が多いという点や、もともと小説が原作ということもあり、アニメだと立ち絵と違った印象を受ける人が多かったことが要因だと考えられます。
また、2002年作成のアニメということもあり、現代に見るとクオリティが低く感じやすくなっていることも要因と考えられます。
十二国記はアニメつまらないらしいからいつか小説で読むことにする。
— 喋るくらげ (@enmadaiow) August 12, 2018
アニメオリジナルが多く、原作と違う
第一話をみてるのだけど、初めから話が違うなぁ。
アニメなんだから、原作に忠実に作ってくれたらよかったのになぁ。#十二国記— あや¹³ (@ayata_0917) October 5, 2023
二つ目のアニメオリジナルが多いという声ですが、第一章からアニメオリジナルの登場人物がいたり、追加のストーリーがあったりと、原作と違った展開が多くあります。
アニメオリジナルがあっても、本筋からはそこまでかけ離れた内容にはなっていませんが、原作ファンの方々は原作をそのままアニメ化してほしかったという人が多かったようです。
また、打ち切りの噂についても調査しました。
アニメ一期は全45話と長編で、原作ストックがあるにもかかわらず、二期の製作がないことから打ち切り説が持ち上がったようです。
アニメ最終話の印象が唐突に終わったような印象を受けることや、メイン主人公の陽子が主役の話を終わらせることなく、サブキャラクターの物語が放映されました。
上記の理由から打ち切りなのではないかとファンの間で打ち切りの噂が流れたようです。
打ち切りアニメだと
十二国記だけはお願いだから続編を作って欲しい、、、 pic.twitter.com/z6LX3t2cbX— ポチハム (@erroinu) December 29, 2020
十二国記の良い口コミ1:作りこんだ世界観に没頭できる
十二国記のアニメも久しぶりに見始めたら小説の原作読んで色々わかってるから、なおさら面白い(*^^*)♪
原作と違って陽子だけじゃなく、幼馴染や同級生も一緒に十二国に渡る設定もいい☺️
最初の三角関係と陽子の性格の悪さにイライラしてたけどwこれはこれで面白い😁#十二国記アニメ pic.twitter.com/OHLJyZ8Gbt— 読書垢 (@SKNPxfZC2ZAcc9n) March 13, 2021
十二国記は小説が原作ということもあり、とにかく作りこんである作品です。
世界観の設定や時系列等もきちんと作りこまれていて、複雑なのに矛盾がなく、綿密な設定の元作られたファンタジーの世界を舞台としています。
アニメ版でもきちんと説明が入るので、原作を読んだことのない方でも世界観をすぐに理解できて没入しやすく、楽しめると思います。
前述でアニメオリジナルへの批判の声もありましたが、こちらは賛否両論で、むしろアニメ版ではオリジナルキャラクターが登場したことにより世界観がわかりやすくなる等の意見も多々ありました。
また、アニメオリジナルを製作するにあたって、世界観を壊さぬように設定がはっきりしていない部分は原作者の小野不由美さんにお伺いを立てて製作されているようで、基本的な設定等はきちんと守られているので安心して視聴することができます。
十二国記の良い口コミ2:個性的、魅力的なキャラクターに感情移入できる
かーちゃんに十二国記全巻セットあげたらドハマリしたようなので、読破補助・印刷用にイメ検画像で地図作ってみた。 未アニメ化部分で顔の無いキャラ補完されてるだろうか…(ワイは原作未読) pic.twitter.com/fw4XBPGl8s
— くろみつ (@B3_9632) September 11, 2020
十二国記では魅力的なキャラクターが沢山います。
登場人物たちの心理描写が丁寧に描かれており、感情移入しやすい内容となっています。
主人公の成長を描いたアニメ前半では、主人公の葛藤がリアルな描写で描かれており、心が揺さぶられるシーンが多くあります。
主人公以外にもそれぞれのキャラクターの考え方や感情が具体的に描写されていることも魅力的です。
ちなみに十二国記で一番好きなキャラは景麒です!
アニメの中の人が好きなんです!(*´ω`*) pic.twitter.com/9kKiIK9yTI— よぞら🌙放課後 (@ciel_de_nuit_y) October 20, 2019
ストーリー全体的には、人間の醜い感情と向き合ったり、世の中の暗い部分を特に丁寧に描いており、没入感が凄まじい。
アニメとしては長編ですが、飽きずに視聴できます。
今作はダークファンタジーとされていますが、ヒューマンドラマ的な心温まるエピソードもあるので、暗くなりすぎずに視聴できます。
また、原作を知る人は挿絵のなかったキャラクターもアニメ化により姿がわからなかったキャラクターを見られるのも視聴する楽しみの一つです。
十二国記はどんな人に向いている?
十二国記ではアニメオリジナルがあることや、絵柄の古さなどの低い口コミも見られましたが、それを差し引いても見て損はない作品だと思います。
異世界の話でありながら、生きる人々の考え方やこの世界の政治に関する話まで、色々な話があるので幅広い世代で楽しめる作品だと思います。
全45話という長編アニメーションなので、ぜひ時間があるときに視聴してほしい作品です。
コメント