大人気作品「聖剣伝説2」のリメイク版ですが、一部でひどいと噂されているようです。
今回はそんな噂について調査しました。
聖剣伝説2リメイクとは
リメイク版聖剣伝説2やりました
スーファミ版菊田さんサウンドの聖剣伝説2で育った僕からしたらやっぱりこう…BGMはスーファミ版が最高やったなって… 聖剣のサントラはLOMまで全て宝物やもん…
アレンジャーさんも素晴らしい方ばっかりなんですけどね!ただ音が軽い気がするというか何というか文字 pic.twitter.com/mJeHkutq6A— ゆっぺ@スペイン巡礼完 (@yuppegundam) March 2, 2018
「聖剣伝説2 シークレット オブ マナ」のリメイクとは、2018年2月15日にスクウェアエニックスから発売されたアクションRPGです。
対応ハードは、PlayStation4、PlayStationVita、Steamと複数のプラットフォームで展開されています。
原作は1993年8月6日に発売されたスーパーファミコン用のRPGで、現在のスクウェアエニックスとなる前のスクウェアから発売された作品でした。
ファイナルファンタジー外伝として作られたシリーズの2作目ですが、非常に人気があったために2018年にリメイクされました。
実は聖剣2リメイクの宿屋には、聖剣伝説LoMのシャイロ君とセラフィナちゃんの肖像画が飾ってあるんですよね。#聖剣2SoM #聖剣伝説2 #聖剣伝説LoM pic.twitter.com/6HT5l74AEW
— ちからは競争を辞めた (@chikara_shuzei) April 29, 2022
聖剣伝説2リメイクがひどいとの口コミ1:バグが多い
バグ多発のPS4作品。
そらおめぇ、リメイク聖剣伝説2しかあるめぇ。
オートセーブあるからいいものの、確率高いから萎えるわ。 pic.twitter.com/o7yVubD4tA— 七瀬五重 (@nanaseitue) December 18, 2020
現在ではアップデートを重ねたおかげでバグも少なくなっているようですが、2018年のリリース当初はかなりのバグ報告があったようです。
特に多かった報告としては「1時間に1回以上アプリケーションエラーで落ちる」といったものでした。
クリアするまでにこういった突然アプリケーションが落ちてしまうバグが発生するだけでもストレスが強く、さらにはこれまでのプレイデータが破損する可能性を孕んでいるにも関わらず、発売当初は1時間に1回以上この現象が発生していたというのですからとんでもないことです。
当然ユーザーからは不満の声が噴出した結果レビュー評価は荒れに荒れ、購入をおすすめしないコメントが相次ぎました。
他にも細かなバグは多く存在していたようで、開発プロデューサーの謝罪とともに何度もアップデートを重ねていたようです。
現在では数多くのアップデートの甲斐もあり、ようやく落ち着いてプレイできる状態になってきたようですが、「発売してからアップデートで徐々に直していけばよい」という開発の魂胆が見え見えだという残念に思う声が多くありました。
聖剣伝説2リメイクがひどいとの声2:快適にプレイできる設計になっていない
聖剣伝説2のリメイクは敵の回避率が異常
— アルス@ゲーム好き (@arutema357) October 24, 2018
プレイする上で、親切な設計になっていないというのも本作のレビューが荒れている原因の一つでしたのでご紹介します。
不具合1:セーブ機能の改悪
聖剣伝説2だけどvitaのアレンジ版より移動速度、攻撃速度、敵のやられたときの反動が早くてロード時間も短いからずっと快適で良い
あとクイックセーブ機能が超便利
リメイク版なんかなかったんやw— モモ猫神 (@momoneko07) February 18, 2018
通常のゲームであれば複数のゲームデータを保持できますが、本作は違います。
1つのセーブデータのみでやりくりしなければいけないので、「気に入っているあの場面の直前を何度でも味わえるように保持しておこう」だとか「ラスボス前とクリア後でセーブデータを分けたいだ」といったことがほとんどできないわけです。
不具合2:初期設定で会話送りや決定ボタンが競合してしまっているので何度も操作をミスってしまう
Vitaのリメイク聖剣伝説2に手を出してしまったので今更思ったこと。最初のボス倒したところまでで感じる「開発のやる気の無さ」はやばい。デフォのキー配置が全く駄目。会話送り、攻撃が×、ダッシュが○と海外のキー配置風なのにリングメニュー、ショップでは○が決定×がキャンセル。統一しろ馬鹿。
— QUE (@que_cho) October 28, 2018
ボタンの配置もストレスの原因になっているようです。
会話の送りボタンを連打していると、違う操作になってしまうということが序盤から発生してしまい、ユーザーは非常に混乱していたようです。
オプションから変更もできるようですが、親切さには欠ける印象を持った人が多く居ます。
不具合3:攻撃のミスが多く、バトルバランスも極端
https://twitter.com/0Kj83147/status/1539246154537660422?s=20&t=LRQZpB0xswgYwn7R07KtwQ敵の回避率がやけに高く、こちらの攻撃がなかなか当たらないというゲームバランスがプレイ中最もストレスでしょう。
自分の起こしたアクションで何も影響を起こさない状況が続くと遊んでいても虚しくなります。
特定の闘い方をすると必ず倒しやすくなるという戦法もあるようで、攻略とは言い難い極端なゲームバランスになっているようです。
聖剣伝説2リメイクの良い口コミ:名作の面白さ、音楽の素晴らしさは顕在
これは間違いなくスーファミ世代の人はやった人は多いのでわ…?聖剣伝説2!!最近リメイク版が出てプレイしてしまいました。あまりにも夢中になりさっきクリアしてしまった…。でも懐かしみが出てなんかゲームって素敵だ。音楽はやっぱりいつの時代も色褪せないなぁ…。ありがとう、聖剣2!!泣 pic.twitter.com/UBSHUbjnMH
— Saimotic (@saimotic666) February 16, 2018
名作として語られるが故のストーリーと音楽には、やはりリメイクでも定評があるようです。
本作では、原作でもお馴染みの複数エンディングが用意されています。
どちらの選択も王道のRPGと言える展開になっており、当時からのファンは思い出に浸りながらプレイをしたようです。
原作当時は複数のエンディングがあるゲームは珍しく、自分の選択によって主人公たちの未来が変わるという体験はまさに”ロールプレイング”です。
またプレイ中のBGMや音楽も本作の魅力を最大限に引き出し、名作へと昇華させているのは言うまでもありません。
当然のようにサウンドトラックがCDで発売されており、100件以上のレビューがあるにも関わらず総合評価はかなりの高い数値を獲得しています。
ゲーム内で使用されている音楽をこのように販売することができるのも非常に人気である証拠で、ゲームが乱発されている現在ではこういったコンテンツ展開は難しくなっています。
「会社として費用をかけてでもファンに本作の音楽を届ける価値がある」という判断ができるほどビジネスとしても成り立っていたわけですので、リメイクされたこと自体に喜びを示すファンの声は多くありました。
まとめ
遅くなったけど、聖剣伝説2リメイク発売おめでとう~!らくがき。やっとマタンゴ王国クリアしたので、次は砂漠だ~幕間イベントが楽しい(*・∀・*)ノ pic.twitter.com/DebPiCll2W
— 小林千鶴 (@touyouturu) February 27, 2018
名作中の名作である本作ですが、大人気コンテンツだっただけにリメイクによって残念に感じたポイントがより浮き彫りになってしまった側面もあるようです。
しかしながら、子供の頃プレイしていた当時を思い出しながら懐かしさに浸れるのは素晴らしい体験です。
そういった意味でも、ファンの心を今でもしっかりと掴んでいる作品と言えるでしょう。
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