今回は湯楽の里 取手店の閉店理由について調査しました。
湯楽の里 取手店の閉店理由とは
理由1:定期借地権切れ
湯楽の里 取手店
1/8に24年の幕を下ろすスーパー銭湯♨️会社帰りによく通い蒸されてきました。今日も蒸されて気分上々も閉店は悲しいしこれから会社帰りはどこで蒸されればよいのだろうか🥲
帰りは満車で誘導員までいました。
長い間お疲れ様でした😢 pic.twitter.com/8euiL6SkS4— tomotrip (@tomo819trip) January 6, 2024
湯楽の里 取手店の閉店理由は定期借地権切れが最大の理由です。
企業であれば10年~30年が一般的でありますが最初に決められた期間が過ぎれば、その後の更新は出来ないとされています。
ですが他にも原因はあります。
銭湯は昭和43年をピークに減少の傾向があります。
湯楽の里 取手店がオープンした平成12年ですが、その頃の全浴連の加盟店が約6596店・令和5年には1755店まで減少しました。
オープン当初湯楽の里 取手店の周りは銭湯が無く多くの方が利用していましたが、時代が進むにつれ各家庭にお風呂が備え付けられることで銭湯に行く機会が減ってしまったというのが背景にあります。
また、施設自体の老朽化に伴う設備の維持費用もあります。
一般的に一戸建ての住宅で25年~35年ほどで建物の価値が無くなりマンションでは半額程度になります。
ガス設備や給排水設備の耐用年数は15年なので人工温泉の湯楽の里 取手店では小まめな設備メンテナンスが必要となり費用の面は、少なくはない金額になるでしょう。
昨今では燃料の高騰もあり、こちらも大きく負担になります。
利用料が大人で700円以下・子供で250円以下というリーズナブルな値段では開店当初は問題なくても令和の世の中では安く、収支という点では厳しいでしょう。
理由2:コロナ禍の影響
22:30頃いきなり雨が降って来たんだよな。
原チャリずぶ濡れで国道6号大利根橋を渡り、雨宿りに逃げ込んだ湯楽の里取手店も通常営業。
誰も騒いでない。帰ったらいろんなものが崩落してて…あらら、地震ですかい?
いつ来たの?震度5強でも…
気付かない=その程度でしかない。
コロナと同じだ。— ribot(ちゅる) (@ribot01) October 7, 2021
そして最大の問題は新型コロナウィルスの影響です。
新型コロナウィルスは温泉業界だけでなく様々な業界に大きなダメージを与えました。
今でこそマスクは自由化とされていますがコロナが沈静化するまでの約4年間はマスクが義務化され、マスク無しでは人との接触が不安になるという人が多かったのではないでしょうか。
ましてや銭湯で湯船に浸かるのにマスクをする訳にはいかないので余程のヘビーユーザーで無い限り銭湯に行くのは控えていたでしょう。
さらに一昔前はスーパー銭湯と言えば地元住民の憩いの場として利用されていました。
館内設備を見ても分かるように子供が退屈しないようにする為の漫画コーナー・家族でお風呂上りに食べる食事処など人が集まりやすい場所でした。
しかし新型コロナウィルスの影響により人が集まるという行為が敬遠され憩いの場として機能しなくなったのも背景にあるでしょう。
湯楽の里 取手店の跡地に何ができる?
交直流のデッドセクション取手ー藤代間にできる(と言われてだいぶ経つ😨)イオンモール取手が越谷レイクタウンの2倍規模だそうで、これ新駅でも造らないと周辺地域が大変な事になると思う😰
水戸街道はただでさえ交通量多いのにね。JRは金を出したくないんじゃないかな😅 https://t.co/mI3Lsvmq9t— #はるちゃま @闘病中 (@haru_chama1222) January 8, 2024
しかし、現在取手駅を中心に開発ラッシュが進み2026年には大型マンションと商業施設が完成予定なので湯楽の里 取手店の跡地にも大型マンションなど新しい建物が出来る可能性はあるでしょう。
それを裏付けるように2025年に国内最大級とされる大型ショッピングモール『イオンモール取手』(仮)が完成予定です。
国道6号線を境にノースタウン・サウスタウンに分かれ、道の駅や公園等が隣接される計画です。
さらに館内には温浴施設の導入計画もあります。
ここまで大きい規模のショッピングモールなら宿泊施設も必要となるので近隣に宿泊施設を建設することも考えられます。
また大型のショッピングモール建設計画があるということはそれに伴い区画整理が行われ、公共設備を整備し交通の便を良くし人の往来が増える為の施設を作る事も十分にありえます。
そもそも湯楽の里 取手店とは
茨城県取手市の「湯楽の里 取手店」が1月8日をもって閉店しました。
24年間ありがとうございました。
関係者の方々、お疲れ様でした。 https://t.co/ufZvP77qT7— スーパー銭湯・サウナ全国ニュース (@supersento_com) January 9, 2024
湯楽の里 取手店は、2024年1月8日に閉店した『スーパー銭湯』です。
地域の方々に愛され24年間茨城県取手市で営業していました。
特徴は四季で変わる人工温泉の露天風呂です。
他にも高濃度炭酸泉・寝湯・座り湯・気泡湯・変わり湯・水風呂・ジェットバス・シェイクアップバス・遠赤外線サウナ・釜風呂・塩サウナなどがあり、飽きる事のないラインナップが魅力です。
館内には子供たちが退屈しないように漫画コーナーもあり、お食事所もあるので家族で終日楽しめる施設となっています。
さようなら湯楽の里取手店
2024/1/8 閉店極楽湯だった時代から、台風直撃の日も大雪の日も風呂入りに来てた自分の家みたいな場所
去年に続いて正月早々こういう場所がごっそりなくなってゆく
思い出がありすぎて本当泣きたくなる★
最終日爆混みだけどなぜか寝床空いてるから最後にのんびり寝ます♪ pic.twitter.com/BJmyju6dYP— ribot(ちゅる) (@ribot01) January 8, 2024
湯楽の里 取手店の近くのおすすめの温泉は?
湯楽の里 取手店は地域の憩いの場として多くの方に愛されてきました。
その温泉施設が無くなるという事で困る方もいるでしょう。
そこで取手市周辺の温泉施設を紹介致します。
天然温泉 きぬの湯
取手競輪場の帰りに、茨城県常総市のきぬの湯へ。
けっこう混んでたな。
65~68℃のサウナに長い時間入ったが、温度が低いから体重減らなかった。
高温のサウナは苦手なんだよ(^o^;) pic.twitter.com/bAmDvmf0nU— 栃木のコロンボ (@KXL6iGD08mUDylO) January 3, 2023
まずひとつは『天然温泉 きぬの湯』です。
様々な種類のお風呂があり、寝湯・電気の湯花を浮かべた湯船などがあり、見た目も楽しめる温泉施設です。
また貸し切りが出来る家族風呂も人気です。
サウナも遠赤外線サウナ・低温サウナ・高温サウナと様々なサウナがあります。
天然温泉 満天の湯
満天の湯
1/8で湯楽の里取手店閉店に伴い会社帰りに蒸されるお店探し。
会社から1番近いからここに通う事になるのかも。 pic.twitter.com/6W2CGSmcKB— tomotrip (@tomo819trip) January 12, 2024
ふたつめは『天然温泉 満天の湯』です。
最大の特徴は地下1800mから吹き出す温泉成分が非常に濃い『ナトリウム塩化物強塩泉』で源泉の温度も40.5℃と高く温泉としての効果は抜群と言えるでしょう。
ナトリウム塩化物強塩泉の効能は胃液の分泌を促し胃酸欠乏症・慢性消化器病・慢性便秘・慢性胃カタルなどに効果があります。
入浴料も平日で大人820円・小学生350円とリーズナブルな価格となっています。
お食事処もありますのでお風呂上りに食事をしていくことも可能です。