スーツで有名なAOKIホールディングスですが、一部でやばいと言われているようです。
今回はそんな声について調査しました。
AOKIホールディングスとは
紳士服のAOKI、私の故郷である長野発祥で大成功した企業ということで誇りでした。もちろんスーツは必ずAOKIで買ってきました。それだけに今回のことは残念ですが、洋服やそれを懸命に作って売っている社員の人たちに罪はありませんので、がんばってほしい気持ちですhttps://t.co/T2QMI8D3YH
— 野沢哲也 (朝日新聞 デジタル企画報道部ディレクター) (@tomo_sumi_tetsu) August 19, 2022
AOKIホールディングスとは、神奈川県横浜市に本社がある、メンズ、レディースの衣料品や装飾品の企画販売を主軸事業とする持ち株会社です。
主力事業は紳士服であり、紳士服量販店AOKIは紳士服業界では第2位という実績があります。
近年では、コロナ禍ということもあり、スーツの売れ行きが悪く、市場が衰退気味に。
そこで、新たにエンターテイメント事業として、複合カフェ「快活クラブ」に着手しています。
紳士服市場の縮小に伴い苦戦を強いられている中、エンターテイメント事業は、今やAOKIホールディングスの主力事業になりつつあります。
AOKIホールディングスがやばいとの声1:市場の縮小
AOKIは、服以外にシフトしてきてtsのか。今度どうなる。
「22年度3月期業績予想では売上構成比はファッションが約50%、エンターテインメントが約40%、ブライダルその他が約10%」
「今後は、ファッション以外の構成比が増えていくでしょう」https://t.co/E8ClXQL3C1
— poliTA (@nMetropoliTA) August 18, 2022
AOKIホールディングスの紳士服といえば、やはりスーツの販売。
比較的リーズナブルで、お店に行くとスーツだけでなく、小物や靴、カバンなどを一気に揃えられます。店員もスーツ事情に精通しており、若者層や新社会人向けのスーツとして利用される方が多いのではないでしょうか。
しかし、クールビズによって、ノーネクタイやカジュアルなファッションでの出勤が増え、スーツやそれに伴うネクタイやネクタイピンなどの、ファッション小物が売れなくなり、市場がどんどん衰退していました。
さらに、新型コロナウイルスの流行により、在宅勤務のサラリーマンが増え、スーツを着る機会が激減してしまいました。
また、緊急事態宣言下ではそもそもお店自体を開けることができない状態が続き、一気に経営悪化していく事態にも陥りました。
このようなことから、市場の縮小が業界第2位のAOKIホールディングスといえども、時代の激変に太刀打ちできなくなっていったのでしょう。
AOKIホールディングスがやばいとの声2:閉店中止という異例の方針転換
AOKI、「完全閉店セール」後に閉店中止を発表 SNSで驚き続出、異例の方針転換のワケ | ガールズちゃんねる – Girls Channel – https://t.co/LtWPUlm5QM pic.twitter.com/R3OsK9amFp
— GIRL'S TALK (@girlstalksocial) February 8, 2022
大手紳士服量販店の看板や、旗によく見られる「閉店セール」の文字。
例外なく、AOKIも閉店を予告し、それに際して閉店セールを行っていました。
しかし、情勢の変化により契約の状況が変化したとして、閉店を撤回し通常営業に切り替えました。そのことが、SNSで話題となりました。
そもそも、よく大手紳士服量販店でよく見かける「閉店セール」の文字。しかし、本当に閉店したお店をあまり見たことがありません。店の改装等で一旦閉店という意味合いでの、閉店セールということが多々あるようです。
要するに、店が閉店すると宣言することで、在庫処分などの安売りを強調し、お客を呼び込む商法なのです。閉店セール商法とも言われています。消費者にとって誤認する表示は、景品表示法で違法になる場合があります。
その閉店セール商法をAOKIも行ったのではないかと、ネット上で話題になったのです。
AOKIホールディングスがやばいとの声3:元代表取締役会長らが贈賄容疑で逮捕
AOKIホールディングス。当社元役員及び執行役員の逮捕について pic.twitter.com/usspskIcZO
— 官報ブログ (@kanpo_blog) August 17, 2022
違法と言えば、現在も取り調べが行われており、世間を賑わせている「東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件」。
AOKIホールディングスがスポンサーとして正式に発表される1年以上前に、大会組織委員会の元理事長(受託収賄容疑で逮捕)が主導して、スポンサーに事実上選定していた疑いがあることが、わかったとされています。
東京地検特捜部は、贈賄贈賄容疑で逮捕されたAOKIホールディングス前会長らから依頼を受け、異例のトップダウンでスポンサーの選定を行ったとして捜査しているそうです。
元会長らの逮捕を受け、AOKIホールディングスは公式サイト上でお詫びの声明を発表しました。
この事件は、AOKIホールディングスのイメージダウンにしかなりません。ただでさえ、コロナ禍でスーツ需要が伸び悩み、なんとかエンターテイメント事業で持ちこたえようとしたところで、トップの汚職問題。
これからも捜査は続くようで、まだまだ多くの問題が明るみになっていくでしょう。
この大きな負のイメージを抱えながら、落ちてしまった信用をどこまで回復させられるのでしょうか。そう簡単なことではないと思わざるを得ません。

AOKIホールディングスがやばいとの声4:株主優待券が良すぎ
(8214)AOKIホールディングスの株主優待券届いた。快活クラブ好きだから助かる。 pic.twitter.com/zL0wPruYna
— チャーハンa.k.a.豚骨 (@ilovesoba2626) December 5, 2022
AOKIホールディングスでは、毎年9月30日及び3月31日時点での当社の株主の人々に、「株主御優待券」を送付しており、株主優待券の発行基準は、毎年9月30日及び3月31日時点で株主名簿に記載された株主に対し、その所有数に応じて当社グループの各店舗で使用できる株主優待券を発行しています。
AOKIホールディングスは、紳士服販売店である「AOKI」を運営しており、主力のファッション事業では20代~30代向けに「ORIHICA」も展開しています。
さらに、インターネットカフェ「快活CLUB」やカラオケ「コート・ダジュール」の運営を行うエンターテインメント事業にも力を注いでおり、ファッション事業に迫る勢いの売上高となっているのです。
そんなAOKIホールディングスの株主優待は「AOKI」のほか、グループ店舗で使用できる優待買い物割引券(20%5枚~)などがもらえることになっており、ネット上では喜びの声が多く挙がっています。
そこで、AOKIホールディングスの株主優待券をご紹介いたします。
①AOK、ORIHICA、アニヴェルセルカフェ
100株以上1000株未満 20%割引券5枚
1000株以上 20%割引券10枚
②アニヴェルセル各施設
100株以上 婚礼10万円割引券1枚
③快活CLUB、コート・ダジュール
100株以上1000株未満 施設及び飲食料金総額20%割引券10枚
1000株以上 施設及び飲食料金総額20%割引券30枚
このように、AOKIホールディングスの株主優待券はAOKI以外のグループ店舗でも使用できるため、「ありがたい」「使いやすい」と評価されているのでした。
AOKIホールディングスがやばいとの声5:幅広い経験を積める
おはようございます。
AOKIホールディングスのハイブリッド人材の取組みが面白いです。
繁忙に合わせて人材を流動化して、企業は人件費抑制、働く側は幅広い経験ができる。
しかも、仕入れや加工を学ぶために漁港と組むなど、やり方が新しい!
創意工夫がある組織って面白いですね🤔— 小野亜美|社会保険労務士|労務コンサル武者修行中 (@tsugumi_o_camp) January 18, 2022
株式会社AOKIホールディングスは、ファッションアイテムの企画製造・販売を自社で一貫して行っており、ビジネスからカジュアルまで幅広い提案の「LIFE&WORKSTYLE」のAOKI、ビジネススタイルを提案するORIHICAの2業態を展開し、業界NO1を目指し追求し続けていることから「幅広い経験を積める」との声が寄せられています。
AOKIには「イコールパートナー」という考え方があります。
それは経営理念を追求実践する上では社員はみんな等しい立場であるという意味です。
よって、AOKIでは職位名ではなく相手の敬意を表して名前にさん付けで呼び合います。
そのような慣例から元々若い人が活躍しやすいという土壌があり、特に今の時代はデジタル分野の完成が重要なので、若い社員の意見を積極的に取り入れています。
若い社員が完成を活かして、自分らしく生き生きとと働ける職場であり、若いうちからどんどん仕事を任され、周りもサポートを惜しまない環境の中で経験を積みながら成長することができるのがAOKIホールディングスの社風なのです。
さらに、ファッションのAOKI、ORIHICA以外に、エンターテインメント事業の快活フロンティア、ブライダル事業のアニヴェルセルという、それぞれの業界のトップクラスの業績を誇る企業があります。
業界は異なりますが、お客さんの人生の大切な場面に寄り添いながら、豊かな人生を送るうえで欠かすことのできない存在になるために日々努力を続けており、ファッション事業の中で店舗や本部で活躍するだけでなく、グループ内で経験を積み、将来的には新規事業の立ち上げに関わることも夢ではありません。
AOKIホールディングスがやばいとの声6:快活CLUBの勢いがすごい
快活CLUBってすごいのよ!
— すごいのよbot (@sugoinoyo_bot) December 4, 2021
AOKIホールディングスは「スペースクリエイト自遊空間」を運営するラインシステムと資本業務提供を締結し、2022年6月8日付で連結子会社化する方針が発表されました。
快活CLUBを運営する快活フロンティアの前身企業は「貸衣装店の運営会社」として1996年に設立されたもので、貸衣装事業は1998年に終了、2000年に紳士服チェーンAOKI系列のカラオケ店「コート・ダジュール」事業を譲り受けて「カラオケ店の運営会社」となり、同年にAOKI子会社として分社独立しました。
2003年7月には主力事業である複合カフェ業態「快活CLUB」1号店を出店、他社とは一味違った「南国リゾートをイメージした特徴的な内装」や「無料朝食」は話題を呼び、10年代以降はAOKI店舗が少ない西日本でも積極的に出店するなど、徐々に経営規模を拡大、2021年の高知県初出店をもって全都道府県への出店を果たしたのです。
AOKIホールディングスは今回の資本業務提携によって両社のシナジーの最大化や新コンテンツの開発、店舗効率化をはじめとする業態の進化などにより事業展開を加速させるとしています。
快活CLUBの勢いはとどまることを知らず、祖業であるAOKIを追い越す可能性もあるでしょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
アオキホールディング代表逮捕。悪いことするのは、人の性だと思うので、好感がもてました。勧めてるわけでなく、そういうときもあると思うからです。なのでカイケツCLUBってとこを利用しようと思います。