武甲山が無くなる?かわいそう?登りやすい坂道や絶景との声も!

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秩父盆地の南側、埼玉県秩父市と横瀬町の境にある武甲山について、ご紹介します。

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武甲山とは

日本二百名山のひとつで、標高は1,304メートル。埼玉県秩父市と境町の境界にそびえる武甲山は、秩父地方の総社である神奈備山で、別名を秩父嶽、妙見山、武光山とも言われています。

武甲山の名の由来は、日本武尊(ヤマトタケル)が、自分の甲をこの山の岩室に奉納したという説が元禄時代から定着していることによるものとされています。

今回は、埼玉県の名山の武甲山について、様々な口コミや、将来的に消失してしまうのではという見解について、ご紹介していきます。

 

 

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武甲山がかわいそうとの声はなぜ?

 

山頂から秩父市内が一望できる景色を堪能できる武甲山は、セメントの原料となる石灰石が採れる鉱山であり、現在も採掘がおこなわれています。

石灰岩を採掘するためにダイナマイトを爆発させて、巨大な岩や木々をなぎ倒しながら掘り起こしていく日々。採掘した石灰岩は貨物列車に乗せて秩父鉄道を走っていくことが日常となっています。

そんな秩父地域から眺める武甲山の景色は、この100年もの間に削り落とされ、剥ぎ取られ、穴だらけの無残な姿になっていってしまいました。

武甲山の形が変り果てるだけでなく、そこに自生していた天然記念物に指定されているチチブイワザクラや、絶滅危惧種のミヤマスカシユリなど、多くの植物たちも犠牲になってしまいました。

環境保全を重視するよりも、国の経済や福島復興のため、東京オリンピックのためにと、その身を削られて続けている武甲山を眺めた人々からは、口々に「かわいそう」「悲しそうに見える」という声が上がってしまうほどに、西側から北側斜面にかけての容貌が激変してしまっていたとは、とても複雑な気持ちになりますね。

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武甲山は将来無くなる?

 

セメント業を維持するために、日々その山肌をダイナマイトで吹き飛ばされ掘り起こされている武甲山。12時30分にも定期的に爆破されているそうで、その爆破音は地域の人にとっては、もはや時報代わりになっているといえるでしょう。

100年以上も削られ続けており、今もなお続く採掘作業によって、武甲山はいつか消滅してしまうのではという声が上がっています。

このまま採掘が続けばなくなってしまうのか、不安な声が出てしまう一方で、石灰岩があるのは北側であるから、すべて削られることは無い。神社もあるし、三角点も移動しているから、武甲山が消失することは無いでしょうという口コミもありました。

どうかこの先の未来も、雄々しい武甲山の姿が見続けられるといいですね。

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武甲山の良い口コミ:登りやすい坂道と絶景

 

北側の山は削り取られ丸裸のようで可哀そうという声があった武甲山ですが、とても良い山だという口コミがたくさん上がっていました。

・新年早々に武甲山に登りました。普段から登山はしてるけれど、武甲山は単調ではあるけれど急登が続いていて、変に平坦な道が出てくることが無いから、逆にペースを一定に保てるので、登りやすいしトレランにはもってこいかと自分は思っいて、とても好きな山です。

・一の鳥居からの表参道ルートで登ってみました。比較的緩やかな傾斜が続いていて、途中には不動滝や大杉などがあって飽きることなく登れます。2時間ほどで山頂に到着。秩父市内はもちろんですが、浅間山や谷川岳、日光の山々に北アルプスまで見られて、気分爽快でした!

山頂から眺める秩父夜祭の花火も絶景です。

登山のルールやマナーをしっかり守りながら、万全な体調で武甲山の山頂を目指してみませんか。

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