アニメ版「どろろ」ですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
どろろとは
原作 手塚治虫
「どろろ」アニメ版めっちゃ面白いんだが( ・᷅-・᷄ )
opとedもかっけえ(˶ ̇ ̵ ̇˶ ) pic.twitter.com/SL3FYW77ll— 😈ちびぶわボッチちゃん🐸 (@chibibuwa) November 30, 2020
「どろろ」は1967に連載された手塚治虫の漫画で、1969年にモノクロでアニメ化しています。
2019年に原作の大まかなストーリーや設定は活かしつつ、キャラクターのデザインや設定、特に百鬼丸の性格をアレンジしたリメイクアニメ「どろろ」が放送されました。
時は戦国、醍醐の国の主である景光はある寺のお堂で12体の鬼神像に領土の繁栄を願いました。
それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され捨てられてしまいます。
医師に保護された赤子は、義手や義足をつけて育てられました。
16年後、両腕に刀を仕込み全身作り物の男「百鬼丸」は、身体を取り戻す旅に出ます。
鬼神を倒し、初めて皮膚を取り戻すところに居合わせた「どろろ」という幼い盗賊と一緒に旅をすることになりました。
百鬼丸は自らの体を取り戻すために人間や妖怪を斬らなければならないことに、苦悩しながらも旅を続けます。
過酷な運命を背負った百鬼丸と、陰で支え続けるどろろの旅を描いたダークファンタジーアニメです。
どろろがひどいとの口コミ1:15話の作画崩壊が目立つ
#どろろ #15話
切ない話なのに謎作画の方に気を取られ過ぎてしまった…。
特に4枚目、どろろの背後でもにもに動く人達😓(稲刈り?) pic.twitter.com/hz3HHwWF7K— うさこ村長 (@usako73678703) April 22, 2019
アニメで作画がどうとかそこまで気にした事ないんですが、どろろ(15話)を観てると日本昔話を思い出してちょっと新鮮でした。
色々見どころはありますが、個人的には百鬼丸が尾行する本シーンがイチ推し!#どろろ pic.twitter.com/MAtNoKZ9VV— 福田騒動さん (@fukuda_sodo) April 25, 2019
アニメ「どろろ」の15話の作画崩壊が目立つという声が多くみられました。
2クール全24話を連続して放送しているので、スタッフに制作時間の余裕がなかったことや、15話の絵コンテと演出を担当しているコバヤシオサムさんの特徴が出ていることが作画崩壊が目立つと感じる原因ではないかと考えられます。
特に村人のシーンと百鬼丸が坂を上るシーンの作画がおかしいと指摘している声が多くみられました。
村の引き絵は、突然古さが出て日本昔話みたいで違和感があったという声や、坂を上るシーンは明らかにアニメーションがおかしいという声がみられます。
前半の作画はとても良かったのに、15話で突然クオリティが低下してしまって残念に感じたという方が多くいました。
これまでと落差のある作画に目が行ってしまい、ストーリーに集中できなかったようです。
作画だけでなく15話だけカットの構図や演出も独特で、1話まるごと別のアニメみたいだったと感じた方もいるようです。
面白かったのに15話の突然の作画崩壊で一気に冷めてしまった方が一定数いるため、アニメの評価をさげてしまっているようです。
どろろがひどいとの口コミ2:ストーリーがずっと暗い
https://twitter.com/Yukie_i_1127/status/1229408018812375040?s=20
アニメ「どろろ」はストーリーが終始暗いという声が多くみられました。
原作の「どろろ」も暗く陰惨な内容が読者に受け入れられず、未完のまま連載が終了しています。
アニメでも百鬼丸の悲惨な生い立ちや人間の欲深さやあくどい所業も描写されているだけでなく、百鬼丸が抱えるジレンマや深い社会的な問題を提起しているので、暗いと感じてしまうのではないかと考えられます。
全体的に内容が暗くて重たく、毎週見ていて辛く感じるという声が多くみられました。
アニメの雰囲気も暗くて、悲惨な描写が生々しく気分が重たくなるという意見もあるようです。
他には展開もずっとシビアでトラウマになるような映像ばかりで辛かったという方もいます。
ですが、終始暗い内容だけど百鬼丸がかっこいいいという方や、辛い結末を想像していたけど、救いがある最終回が良かったという方も多く、人によって評価が大きく分かれそうです。
百鬼丸の憎悪や生きたいという心の葛藤を描くとどうしても重たく暗い内容になってしまいますが、キャラクターのかっこよさや結末は、暗い内容がうまく浄化されているアニメになっているようです。
どろろの良い口コミ:ストーリーが深くて考えさせられるアニメ
どろろを観た。
「人間とは。」と言う哲学的なことを考えさせられる作品。物語の暗さをどろろの健気さで調和されてて見やすい。登場人物一人一人にストーリーがあって色んなキャラに感情移入できて面白い。
手塚治虫はやっぱりすごい。#アニメ#アニメ好きと繋がりたい#アニメ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/KABDhBD6Dc— 新人ナキ (@ID_palette) December 24, 2019
人間性とは何かという深いストーリーで考えさせられるという声が多くみられました。
原作がマンガの神様と言われる手塚治虫であることや、リメイク化するにあたり百鬼丸が体を取り戻す代わりに、醍醐の国が傾いていくという設定がより原作の良さを引き出していることが視聴者に響いたのではないかと考えられます。
ストーリーが面白すぎるという方や、単純な話のようでいろいろと考えさせるもがあり凄いという声が多くみられました。
また、百鬼丸の運命が悲しく切ないストーリーで、目頭が熱くなるシーンも多く見終わった後の余韻がすごいという方もいました。
強いけど脆くて危うい百鬼丸とそれを支える健気などろろ、2人の関係についても引き込まれるポイントのようです。
そうした声からも原作者の手塚治虫さんを高く評価している方が多くみられました。
見終わった後で手塚治虫作品のリメイクと知って面白い訳だと納得したという方や、やはり手塚治虫は天才だという声もありました。
アニメ「どろろ」を見て原作を読んでみたくなったという方もいて、50年経った今でも現代の視聴者を感動させる作品のようです。
また、手塚治虫さんといえば「火の鳥」は欠かせませんよね。
こちらの作品(アニメ版)も賛否あるようです。
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