今回はグッドデザイン賞について調査しました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞 pic.twitter.com/dZkhG7gZvQ
— ぷにぷに (@punitter39) October 9, 2023
グッドデザイン賞とは、製品やサービス、空間などのデザインに優れたものに贈られる賞です。
創設1957年から60年以上にわたり「Gマーク」とともに、受賞総数約50,000件と広く親しまれてきました。
グッドデザイン賞の応募対象は、有形無形のあらゆるデザインだそうです。
今回は、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくための活動の一つ、グッドデザイン賞についての口コミやどんな人に向いているかを紹介していきたいと思います。
グッドデザイン賞が「やらせ」「ダサい」との声はなぜ?
グッドデザイン賞の証を欲しくていろいろ調べてみたんだけどあれってやらせっぽいな、、、何十万も払えば貰えるライセンスみたいなもんだった。でも、払う価値はあるくらい売り上げに左右される証なんだと思った。お金ないからとれないけど。
— TAKURYU (@takuryu5) April 1, 2019
モンドセレクションとかグッドデザイン賞とか賞をくれと言う奴らに配っているだけだしな
「No.1商法」に業界団体が抗議状 市場調査でやらせ横行…「社会的信頼を損なう」「看過できない」危機感あらわ https://t.co/nFjK6EFnC6 #JMRA @jcast_newsより
— 奈村ホームズ (@AnAn_Bustos) February 5, 2022
グッドデザイン賞について「やらせ」なのでは、という声があるようです。
その原因について調べました。
お金を払ってエントリーすると受賞できる?
元々は経産省肝いりのデザインの奨励を図る賞で、今は業界団体の賞なのでお金を払ってエントリーすればだいたいもらえます。ですので賞としての権威はほぼありません。
(引用:Yahoo!知恵袋)
グッドデザイン賞へのエントリー方法は、公式ウェブサイトから申し込みを行います。
その際にエントリー料が必要なようで、その仕組みがあることで
「お金を払ってエントリーすれば受賞できるのではないか。」
「エントリー料が払える大企業が受賞しやすいのではないか。」
等の声があがってしまうようです。
しかし、応募したデザイナーは受賞することでその優れたクオリティやアイディアが評価されるとともに、市場での競争力強化にもつながります。
また、消費者にとってグッドデザイン賞のマークがついているということは、商品の購入をする一つの参考になることも多々あるでしょう。
そういったことから、エントリー料を払ってでも受賞するとデザインや企業、個人の価値につながる賞なので、お互いにとって対等な立場であるのは間違いないのかと思います。
選考基準がわからない?
グッドデザイン賞も選考基準よくわからんですからね
知り合いのおばあちゃんの車椅子はグッドデザイン賞ついてました。
正直ノーマルはどうかなと思いますが。
ミニセレナのカスタムはグッドデザインです
(引用:Yahoo!知恵袋)
グッドデザイン賞公式HPでは、審査の視点として「人間的視点」「産業的視点」「社会的視点」「時間的視点」を掲げています。
その審査の視点についてその是非を問いながら、総合的なバランスにおいてグッドデザインか否かを判断しているようです。
確かに、審査の視点が公式HP内で設けられてますが、デザインへの感性は人それぞれです。
しかし、明確な数字や点数でデザインの価値は評価できないのも事実です。
人それぞれの感性にいかに印象を与えられるか、というのも選ばれるデザインにとって大事なのかもしれませんよね。
グッドデザイン賞の良い口コミ1:見た目のデザイン以外も評価される
応募数の1/3が受賞できるグッドデザイン賞には、正直あまり良い印象はなかったのだけど、公式の『デザインの機能、役割、可能性、魅力などを社会に普及させることが目的』という主張を見て、やっと理解した。決してデザインを権威づけ、格付けしたい訳じゃないと。すごく価値ある賞かも知れない
— 津田晋吾 (@tsudashin) October 7, 2023
一部では、グッドデザイン賞は「やらせ」なのではないかという声もあがっているようですが、グッドデザイン賞に対して良い口コミも見られました。
応募対象は、有形無形のあらゆるデザイン
グッドデザイン賞は、見た目だけじゃないですからね。
使い勝手の良さを、よくぞこのサイズで!
という意味も含まれてます。
安全性や環境問題も加味されてます。(引用:Yahoo!知恵袋)
グッドデザイン賞受賞のデザインやサービスはデザインの美しさ、使いやすさ、独自性が優れているだけではなく、地球への配慮や持続可能性にも注目しているようです。
目に見えるデザインの美しさも、目に見えないサービスや配慮、取り組み等の美しさも評価されるということなのでしょう。
そのような評価をされているということで、購入者側も確かな品質とデザイン性を求める際には、グッドデザイン賞の受賞作品を選ぶ一つの基準にしているのだと思います。
総じて美しいデザインを浸透させていくことで、より多くの人が豊かな生活を送ることができるのではないでしょうか。
グッドデザイン賞の良い口コミ2:注目度が高い
昨日、ミッドタウンで開催中のグッドデザイン賞受賞展に行ってきた。Best100のみの展示だったけど見てよかった。気になったところから ↓ pic.twitter.com/7fs7djPIiT
— SHINYA OGUCHI | SōI (@OguchiShinya) October 28, 2022
有形無形デザインに関する良い口コミが多くありましたが、応募者や受賞者に関する注目度も高くなっているようです。
2023年は47都道府県すべてから応募があった
グッドデザイン賞受賞、日経 地方創生フェスティバル2023にも登壇させていただきます。https://t.co/NeOcAG1RqO
— 柳生敏宏@オリーヴ兄弟(兄) (@olive_oh) October 11, 2023
2023年4月に応募が始まり、審査対象となるデザインが5,447件集まったようです。
毎年国内外から応募集まるようですが、2023年の一つの特徴として、47都道府県すべてから応募があったようです。
委員長や副委員長の総評でも
「地域発のプロジェクトや、デザイナー発のプロジェクトが多かったことが印象的であった。」
と述べられています。
グッドデザイン賞のファイナリスト5件の中にも、企業や個人デザイナーだけではなく、地方である神山町のプロジェクトが選ばれています。
都会や地方、大企業、個人デザイナー等の垣根を越えて、注目度の高い賞になってきているのではないでしょうか。
グッドデザイン賞受賞展が開催される
グッドデザイン賞受賞展へ
リンクアンドモチベーションの麻野さんの関西なまりのある熱い話が興味深かったーうちも入れようかな~ #モチベーションクラウド pic.twitter.com/9WVkmjlTPf— tom (@yattaman8000) November 2, 2018
2023年10月25日からグッドデザイン賞の受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」が4年ぶりに東京で開催されるようです。
「グッドデザイン・ベスト100」や「ロングライフデザイン賞」受賞対象も展示されているようです。
展示という形で、グッドデザイン賞に触れる機会です。
どのような展示空間になっているのかも、注目してみてもいいかもしれませんね。
グッドデザイン賞はどんな人に向いている?
グッドデザイン展 pic.twitter.com/Vfej5B8hhb
— いなにわうどん (@kyoto_inaniwa) November 16, 2021
クリエイティブなアイデアを持ち、新たな価値観を追及するデザイナーや企業におすすめしたいです。
また、デザインの美しさ、使いやすさ、独自性が優れているだけではなく、地球への配慮や持続可能性にも注目していることから、社会に対する課題や問題意識を持っている方にも向いていると思います。
2023年10月25日からは、4年ぶりにグッドデザイン賞受賞展が開催されるようです。
身の回りにあるグッドデザイン賞受賞の商品に注目するだけではなく、展示会等に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。
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