今回はグラミー賞に対する声を調査しました。
グラミー賞とは
まじでグラミー賞取ったらすごいよね😁
でもグラミー賞はファン投票と違うからなかなか難しいやろね🥺— ゆーこ🦷 (@btsyrrn1224) November 23, 2021
グラミー賞とは、「The Recording Academy」が主催する、世界最高峰の音楽賞です。
第一回目の授賞式は1959年であり、当初は蓄音機(グラモフォン)にちなんで、「グラモフォン・アワード」と呼ばれていました。
音楽業界で目覚ましい業績を挙げたクリエイターやアーティストに贈られるグラミー賞は、授賞式が行われる前年に米国内でリリースされた楽曲・アーティストを対象に選考されます。
米国内12州に支部がある「The Recording Academy」の会員の投票によって選考され、第一回目でノミネート作品が選ばれ、第二回目で決定となります。
ノミネート、受賞の基準は決して販売部数や売上ランキングだけが指標になるわけではなく、芸術的業績、技術的能力、および総合的に卓越した楽曲・人物が評価されるのです。
受賞部門は80前後であり、なかでも「年間最優秀レコード」、「年間最優秀アルバム」、「年間最優秀楽曲」、「最優秀新人賞」はその年のムーブメントを表す「主要4部門」として大きな注目を集めています。
そして、中でも「年間最優秀アルバム」はグラミー賞のさまざまな部門の中で最も栄誉ある賞だとされています。
グラミー賞のすごさとは?
ビリー・アイリッシュさん、音楽界で最も栄誉あるといわれるグラミー賞で
最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀新人賞、最優秀楽曲賞の主要4部門を全て制覇、さらに最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムを受賞して計5冠を制覇。
素晴らしいです✨✨
おめでとうございます😄✨✨— RUKI (@rukimike) January 29, 2020
グラミー賞は世界的に影響力を持つ音楽賞の名前であり、1958年に音楽制作関係者と音楽関係への就職を目指す学生で構成された「全米レコーディング芸術科学アカデミー」によって作られました。
2022年が第64回の開催となる歴史ある賞であり、日本でも毎年大きく報道されています。
グラミー賞を手にした多くのアーティストが輝かしいスターの道を歩んでおり、世界中が注目する音楽賞レースの1つとなっています。
グラミー賞には80以上のカテゴリーが存在しており、日本でよく報道されるのは主要4部門の「年間最優秀レコード」「年間最優秀アルバム」「年間最優秀楽曲」「最優秀新人賞」です。
王道である4部門は、今をときめくアーティストが受賞することが多く、世間の注目も集まりまるのですが、単に楽曲やアーティストというだけではなく、映画のメインテーマ、ミュージカル・ナンバー、MV(ミュージック・ビデオ)、アーティストが発売したCDの特別限定BOXに至るまで、あらゆる楽曲、音楽に関わる人・物を対象としています。
グラミー賞の授賞式は毎年2月に行われ、その模様は米国三大ネットワーク局の1つ、CBSを通じて全米を中心に世界各国に放映されます。
その式典の見どころは、授賞式を華やかに彩るビックアーティストたちによるライブ・パフォーマンスです。
授賞式だからこそ実現できる、超有名アーティストたちによる一夜限りのコラボレーション・パフォーマンスは必見です。
第58回の授賞式のTV視聴者は約2495万人、第59回は前年から約100万人以上アップとなるおよそ2600万人が視聴したと言われています。
これだけの視聴者が観ている授賞式で楽曲が披露され、かつ表彰されるということは、さらに音楽業界に力を与えるきっかけにもなり得ます。
グラミー賞は世界中の音楽界へ絶大な影響を与えており、言葉の壁、国籍の壁、人種の壁を越えて、音楽がもつ多様性と刹那を具現するのです。
グラミー賞に選出されるには?
グラミー賞に応募?え???
グラミーはレコーディングアカデミーの会員が、その年のアーティストの功績を見て選出される賞です。90万人のティアラとか全く関係ないし、そうそう簡単にノミネートされるものではありませんよ。— high line (@highxhighxline) November 16, 2022
グラミー賞の審査対象は「アメリカ国内でリリースされた作品とアーティスト」に限られています。
そのため、各国でいくら人気があっても、アメリカで作品を発表していない限りグラミー賞にノミネートされることはありません。
審査はまず、ノミネート作品やアーティストが発表され、その中から受賞作品・受賞者が選ばれるシステムです。
日本で例えると、「日本レコード大賞」のように、ノミネートされた作品の中からカテゴリー別に最優秀作品を選ぶ方式です。
また、2021年には「秘密委員会(選考審査委員会)」の廃止が決定されました。
以前は、選考委員会によって非公開にノミネート候補が絞り込まれていましたが、作品への世間の支持が反映されず、「人種や性別が先行へ影響を与えている」と批判が出ることもあり、委員会の廃止と選考委員が投票できる部門を減らす対応が取られたのです。
過去の日本人の受賞者
「グラミー賞」で日本人の名前が何人も出るなんて凄い!
海外に行くと多かれ少なかれ「人種差別」を感じたことがあると思いますが、こうやって世界的な賞に認められると「日本人自体が認められた」みたいで嬉しいですね!
まさに文化の「日本代表」!
国家としても応援して欲しい!
あ、独り言です。— 林 光樹【EXTASY RECORDS official】 (@ExtasyrecordsCo) February 6, 2023
グラミー賞の歴史は50年以上にものぼりますが、日本人アーティストがノミネートされ、受賞することとなったのは2010年代に入ってからです。
そこで、過去の日本人受賞者を3名ご紹介いたします。
①オノ・ヨーコさん 第24回 1981年 最優秀アルバム賞
日本人の中でグラミー賞を一番最初に受賞しました。
ジョン・レノンさんとの共作ですがグラミー賞を受賞しています。
②坂本龍一さん 第31回 1989年受賞 最優秀オリジナル映画音楽・アルバム賞
映画「ラスト・エンペラー」のサウンドトラック作曲ということでグラミー賞を受賞しています。
③松本孝弘さん 第53回 2011年受賞 最優秀インストゥルメンタル・ポップ・アルバム賞
B’zのメンバーであり、ギターのテクニックがすごいことで有名です。
上記の他にも、上原ひとみさん、内田光子さん、中村浩二さんなどと、数々の日本人アーティストがグラミー賞を受賞しています。
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