残響のテロルですが賛否あるようです。
今回はそんな声を調査しました。
残響のテロルとは
『残響のテロル』
ノイタミナ最大の問題作(!?)
高校生2人組が突如爆弾テロを企てる物語!
ギリシア神話に纏わるなぞなぞ、彼らの過去や目的はいかに!意味深な部分も多くて、緊迫感のある場面にはスリルを感じた。
リアリティやメッセージ性が伝わってきて、残響のように心に残る作品になった。 pic.twitter.com/0fzzfoD41L— ゆな🍓🥛 (@soramafuteru11) July 18, 2020
本作は2014年の7月から9月まで放送された一風変わったアニメシリーズです。
制作会社はMAPPAで、フジテレビの「ノイタミナ枠」で放送されたオリジナルタイトルです。
本作の何が変わっているかというと、その扱うテーマに注目が集まりました。
ズバリ「テロ」がテーマの作品で、主人公が国家相手にテロを仕掛けていくというなんとも破天荒な展開です。
そんな「テロ」を扱ったテーマだけに、世間ではさまざまな議論が巻き起こっているようですのでご紹介します。
残響のテロルがつまらないとの口コミ1:やはり扱うテーマが波紋を呼んだ
BLOOD-C
残響のテロル
学園黙示録ハイスクールオブザデッド
この3作品は中国政府に問題作扱いされましたよね(笑)
まぁ中身は確かに結構アレなんで納得出来ないわけじゃないんですけどね pic.twitter.com/tZVWVhNZEl— 七斗 (@nanatoseven7) August 22, 2020
冒頭お伝えしたように、本作は「テロ」をテーマにした作品というだけあって、視聴者からはさまざまな意見が飛び交いました。
さらには、国によっては放送を規制されてしまうという事態も発生するほど「問題作」とも言われています。
それもそのはず、作中には「プルトニウム」などの核燃料を使ってテロ行為に及んだり、9.11を彷彿とさせるようなビルの爆破シーンなどもあって、世間からの厳しい指摘が相次ぎました。
センシティブな話題なだけにメッセージ性が強いのですが、やはりそれが万人にとっていいものとは限りません。
テロの恐ろしさや、起こってはいけないことを明確に示す反面教師的な一面もありますが作品の特性上、トラウマになってしまっている人の記憶を思い起こさせることにもなってしまうので、人によっては拒否反応を起こしてしまうかもしれません。
そう言った意味で本作は世間に波紋を呼びましたし、扱うテーマはネガティブな意見の対象となってしまいました。
残響のテロルがつまらないの口コミ2:設定的に無理な箇所がある?
残響のテロルで、電磁パルスの影響で日本の電子機器が全てダメになっても人死なないとかやってたけど医療機関とかで死人いくらでも出るんじゃないかなあと。
予備電源含めて全てダメになるし、ペースメーカーも作動しなくなるよね?— 足軽 (@ashigaru00) April 20, 2019
本作は過激なテロ行為を主人公らが行なっていくわけですが、中には「どうしてそこまでして犠牲者が出ないのか?」と言った疑問が浮かぶシーンがいくつかあるようです。
作品を観ていて、納得感が無いのは視聴者的にもやもやするポイントなので、説明不足や合理的でない展開には不満を覚えがちです。
どう言ったシーンだったのかご紹介します。
日本上空にEMP
「人を殺さない原爆の使用方法はあるか?」残響のテロルにも出てきたが高高度核爆発は成層圏で核爆発を起こす事で放射線は宇宙へ飛散するが、強力な電磁パルス(EMP)を発する
EMPによって電子機器は破壊され都市機能の麻痺は避けられない
「日本の上空を通過した」事にもっと危機感を持つべき pic.twitter.com/ucOqu9uY8n— ハチャ (@hacha620) September 15, 2017
作中、日本上空にEMP(電磁パルス攻撃)を発射するシーンがあるのですが、その後死傷者の描写がありません。
基本的に本作は「人を殺さないテロ」というのもテーマになっているようで、主人公たちは国の陰謀を世間に明かすための手段として危ない橋を渡り続けます。
しかしながら、日本上空にEMPを発射しようものなら、必ずと言っていいほど甚大な被害が出るのが現実です。
電磁パルス攻撃なので、基本的に放射線による火傷など直接的な被害はないようですが、日本の電子システムがダウンするため、街は大混乱になります。
それによって交通網はもちろん、通信手段が無くなったり、食料の製造や保存が聞かなくなるため交通事故や飢餓によって人々は苦しむことになります。
しかし本作ではEMP後になんの被害も語られていないので、違和感を感じた視聴者が多いようです。
残響のテロルの良い口コミ:絵柄に味があってまとまりもある
残響のテロル見てる
とりあえずめっちゃ絵が綺麗
あと、才所のシーンが同時多発テロを連想させるシーンがあるけど、大丈夫なん?
個人的には問題ないけどさ pic.twitter.com/L0cLjA2QLV— 蝉埜丞 (せみのすけ) (@55SEMINOSUKE) July 29, 2020
MAPPAオリジナル作品というだけあって、作品としてのクオリティは一定以上の評価をされています。
どう言った部分に好評な意見が寄せられているのかご紹介します。
絵がオシャレ
いま『残響のテロル』見たバシ!
今期で一番好きかもバシ!
絵が映画の如き綺麗さバシよ!あぁ、お金掛けてるバシね、と見た瞬間からわかるバシ!内容はシリアス系で真相が気になる展開バシ! pic.twitter.com/womBuMN0KL
— にほんばっしー公式アカウント (@nihonbasshy) July 13, 2014
MAPPAは勢いのあるアニメ制作会社としても有名です。
そんな制作会社の力が遺憾無く発揮されているのが本作で、その作画や絵柄に良い印象を持っている視聴者は多いようです。
「絵がオシャレだから見ているだけで楽しい」「味がある」など、扱うテーマのインパクトに負けない表現力を持って作品のクオリティを上げています。
ストーリーにまとまりがある
「残響のテロル」の、1話。
完成度が高い1話。最高。
#私が選ぶノイタミナナンバーワンアニメ pic.twitter.com/eQCfAuaRFF— すみれ (@violet_s2) April 29, 2017
扱うテーマに賛否両論ある本作ですが、そのストーリー展開やまとまりには定評があるようです。
1クール完結型なのですがそこに対して不満の声はなく、むしろ「作品としての完成度が高い」「ぜひ見てほしい作品」と言った前向きな意見が目立ちます。
DVDも販売されていますが、ストーリーに関してポジティブな意見を述べている方は多く、その完成度の高さを物語っています。
まとめ
2014年に放送された、「ノイタミナ最大の問題作」と言われる本作。
扱うテーマ故に世間には大きな波紋を呼びましたが、間違いなくインパクトを与えた作品でもあります。
現実には起こってはいけないテロ行為ですが、作品が伝えたかったメッセージを考えながら見てみるのもいいかもしれませんね。
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