アニメ放送後、特別版として販売されたOVA「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-新京都編」ですが一部でひどいと噂されているようです。
今回はそんな声を調査しました。
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-新京都編とは
(出典:るろうに剣心)
るろうに剣心は、少年ジャンプの漫画から始まり、アニメ、映画を経て更なる人気を遂げています。
るろうに剣心の内容は、幕末~明治に掛けての物語です。
今回の「新京都編」では伝説の剣客である緋村剣心(ひむらけんしん)と京都破壊をたくらむ志々雄真実の戦いがメインになっています。
志々雄真実の計画を阻止するため、緋村剣心が繰り広げる死闘を描いており、前編と後編の二本立てになっています。
るろうに剣心アニメ新京都編がひどいとの声1:原作を無視し過ぎ?内容がうすい…。
るろうに剣心 新京都編・焔の獄をみてる。うーむ、酷評されてるのも納得できる…総集編として見てもはしょりすぎ&ダメ構成はいただけない。100分弱で収めようとしたのがね…無理があった。
— ∀いしやん (@ishiyan_s48) June 17, 2012
るろうに剣心の新京都編では、ラスボスである志々雄真実(ししおまこと)との戦いを楽しみにしている人が多くいました。
ラスボスにたどり着くまでの道のりや、敵との戦いがアニメ化されるという事で心待ちにしていた人が多い新京都編ですが、実は原作と比べると、かなり内容が削られておりました。そのせいでかなりうすい内容になっているのです。
原作では、志々雄真実の手下が「十本刀の剣士」として10人います。
それぞれの技や、剣の再現度を楽しみにしていた所ですが、実際は10人の剣士中6人しか出ておらず、剣の特徴も捉えられていない状態でした。
放送時間との関係性もある為、人数が削られたり戦闘シーンが短くなってしまったりする事は分かりますが、待ちに待ったシーンなだけに特徴だけでも捉えて欲しい所です!
アニメ版るろうに剣心ー新京都編ーを観ている。展開速すぎて原作読んでない人はおいてけぼりだなこれ(笑)いろいろはしょりすぎw
— SSR (@sumi3_SR) March 31, 2012
そして、原作との順番がちがうという点もあり、原作ファンの間でも話題になっています。
原作では、四乃森蒼紫(しのもりあおし)と戦った後、ラスボスである志々雄真実と戦います。ですが、アニメでは志々雄真実と戦った後に蒼紫と戦います。
ラスボスである志々雄の後に蒼紫と戦う流れは違和感がありますし、大きな技も出す事もなく終わってしまう為、腑に落ちない場面が多くありました。
るろうに剣心アニメ新京都編がひどいとの声2:名シーンがない!
アニメ、るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 新京都編 前巻見終わった。
原作を覚えているから話が理解できるが、初見さんは意味不明だろうな。OVAだけに作画はいい。だが、音楽や声優を含めて高揚がまったくない。アクションも一瞬で終わって見どころがない。結果…ダメ。ツマンナイ。— オハチヨ (@atsuta_ohachiyo) September 30, 2012
るろうに剣心の原作を見ていた人の中では、剣心が成長するにあたり、出て来た数々の名シーンや見どころがカットされている事に不満を抱いている方が多くいました。
原作では剣心の友人であり戦友である相良左之助(さがらさのすけ)が京都に向かう途中、十人刀の悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)と出会う事で、必殺の拳「二重の極み」を教わり習得します。
二重の極みを使って安慈と戦うのですが、安慈との戦いがそもそも無く、必殺の拳を使うシーンもありませんでした。
剣心の仲間である左之助の名シーンという事もあり、せっかくの見どころが無く残念だった。という声が多く上がっていました。
名シーンが無いという点では、志々雄真実の刀「無限刃」が残念なデザインになっており、技の登場も残念な事に少なくなっていました。
無限刀は、志々雄真実の特徴でもあり、これまで戦ってきた証である刃こぼれを、敢えてそのままにして使う事でギザギザになった状態の無限刃が相手に更なるダメージを与える。というものです。
アニメではもちろん無限刃を持って戦っていますが、刃こぼれというよりかは、ただのギザギザの刃になっており、特徴を捉えていない。と怒りの声もありました。
そして、技を出すシーンも少なった為、残念ながらもの足りなさを感じたままシーンが終わる。という結果になりました。
るろうに剣心アニメ新京都編がひどいとの声3:大事なシーンが適当?志々雄の頭が真っ二つ?
るろうに剣心 新京都編見てるけどあまりに酷すぎて早くも挫折しそう…助けて。
— ダメハム (@musekinin_shogo) February 4, 2014
志々雄真実の頭が割れた『るろうに剣心-新京都編-』は誰も語ろうとしない😣 pic.twitter.com/ZnPEbKXW4Y
— ラブレス (@cl3zt) September 24, 2022
まず、るろうに剣心の主人公、緋村剣心は人斬りをしない。と誓いをたてた為、殺さない方法で相手を失神させたりケガを負わせる程度で終わらせたりしていました。
ですが、アニメの中では殺さないにしても容赦なく片目潰しをしながらも「殺しはしない。平和な世を守る為だ。」と吐き捨てています。
原作の中では、葛藤がありながらも手を出してしまったり躊躇してしまったりしていましたが、容赦なく手を出す事に関しては原作とアニメでは性格が違う。とショックを受けている人もいました。
アニメという決まった時間の中で、ストーリー転換をしなければならないのは分かりますが、剣心の性格まで変える必要は無いと思います。
次に、志々雄真実の死に方がトラウマになる。とういう口コミを見かけました。
原作では、志々雄真実の死因は自然発火なのですが、こちらでは剣心の一撃により頭が真っ二つに割れて死亡します。
ただ、二つに割れて出血した後も、志々雄は両手で割れた頭を戻そうとするシーンもグロく、トラウマと感じる人もいそうです。
原作は剣心や斎藤、左之助、蒼紫が協力してやっと勝てるのですが、新京都編では一対一での戦いになっています。
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