鉄緑会がやばい理由とは?ついていけないのは宿題の量や早い授業スピードが原因?向いている人も解説

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鉄緑会ですがお子さんの塾選びで検討しているご家庭も多いのではないでしょうか。

今回は鉄緑会の口コミ・評判について調査しました。

目次
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鉄緑会とは?他の塾とどう違う?

鉄緑会は1983年設立、40年の歴史がある中高6年一貫校の生徒を対象とした東大受験指導専門塾です。

「鉄緑」は医学部と法学部の同窓会組織「鉄門倶楽部」と「緑会」からとっており、医学部・法学部の学生や卒業生の伝統を基盤としています。

本部は東京都渋谷区代々木で、校舎は東京(代々木)・大阪(梅田)・西宮(中学生のみ)京都の4箇所です。

入塾指定校制度があり、指定校は中学入学時に試験しなくても入塾ができます。

指定校制度は東京のみで、指定校以外でも入塾試験を受ければ入塾可能です。浪人生は入塾できません。

講師は東大卒専任、授業は1回3時間で延長授業も行い先輩として後輩を現役合格まで指導しています。

このような特色のある鉄緑会を詳しくみていきましょう。

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鉄緑会がやばいと言われる理由1:授業のスピードが早すぎる

鉄緑会では進度が尋常でなく早いことで有名です。

英語と数学は中学の3年間で高校で学習する範囲をすべて終わらせ、高校3年間で東大受験に向けた演習を行うといったカリキュラムが組まれています。

そのために授業の進度はとてつもなく早いものとなっています。

復習がおろそかになることで、理解が追いつかないケースやつまづいて置いていかれるケースが多いです。

一度つまずくと取り返すのが大変になること、勉強習慣自体が消えてしまうこともあり、やはり生半可な気持ちではついていくのは大変なようです。

「授業後に質問する」「勉強時間を確保する」「勉強の質を高める」「必要最低限の教材を完璧にする」など工夫して、追いつくやる気があれば問題ないという意見もありますので諦めないことが大切でしょう。

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鉄緑会がやばいと言われる理由2:宿題の量がとても多い

鉄緑会では一般の予備校より宿題の量がとても多いです。

口コミには次のような悲鳴に近い意見が生徒や保護者にみられます。

復習まできちんとやるとなると1教科にかける時間は週7時間近い

僕は高2の数学の宿題に毎週5時間はかけてました。それが4科目ありました。

宿題が多すぎるのではないかと塾に質問をしたらば、「英語、数学もそれぞれ週3,4時間程度で合計8時間。1日平均1時間程度で、質的に優れたものを最小限の量にしぼった宿題です」と返事がかえってきた

無謀な宿題は、それをこなせば東大に合格する可能性が高いと言われています。

これは無謀に見えますが、結果を伴うための宿題になるということです。

そのため生徒は、自分の必要なものだけを選択して勉強をすることが多いようです。

全員東大に合格させるという塾・講師の方の意気込みを感じますね。

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鉄緑会の良い口コミ1:講師や生徒の質が良い

鉄緑会の講師には、厳しい採用基準を乗り越えないとなれません。

ですので講師はかなり優秀ですし、しっかりとしたサポートを受けることができるように
いくらでも居残るからわからないことはいつでも質問してこいといったスタンスです。

生徒さんから講師について次のような意見がありました。

  • 鉄緑会を出た人や現役東大生だったりするので経験をフルに活かしてくれる
  • 問題の解き方など分かりやすくて教え方が良い
  • 勉強のやり方・計画の立て方を教えてくれる
  • 目指す姿が近くにあって自分の成長が早くなる

さらに周りの生徒もレベルが高く、「天才の思考回路がわかる、模試で勝負ができてこれ以上無理というほど勉強ができた」という生徒さんもいるくらいです。

みんなで一致団結して受験勉強に望める素晴らしい環境ですね。

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鉄緑会の良い口コミ2:授業のカリキュラムや教材が良い

鉄緑会の授業は他の塾とは比べものにならないくらい効率良く、圧倒的な差をつけて合格させるものとなっています。

カリキュラムは簡単に説明すると次のようです。

中学は英語と数学に特化して、中1で中学全般、中2,3で高校全般を学習する
高校では、復習と東大対策を行う
高3では一年を通して演習を積み、疑似東大演習を問題を解いていく

授業の最初に毎回授業の理解度を図る復習テストを実施し、できていないと延長授業で指導してくれます。

徹底的に復習を行い定着を図り、演習量の確保で実践不足を防ぐという仕組みになっているのですね。

授業に使用するレジュメは講師の手作りになり、すごく丁寧で内容が濃くて良いと大変良いと評判です。

高3になるとチューターさんがついて、総合的なサポートを全力でしてくれます。

ちなみに、季節の講座については普段の授業がしっかりしているから無理に取る必要がないと、塾の方から返事があるくらいの商売っ気があまりない進学塾です

鉄緑会が向いている人とは?

鉄緑会の東大の合格率は50%〜60%で、理Ⅲの合格者数の60%を占める驚くべき結果を出しています。

模試も年に2回あり、その結果によりクラス分けがされています。

こちらは2022年5月現在の費用になるのですが、そこまで高くありません。

入会金、22,000円
教材、1科目で中学生12,000円、高校生25,000円
授業料、中学生、オープンコース、1科目で約15,000円、2科目で約20,000円
レギュラーコース、約35,000円(2科目のみ)
高1、英語と数学のみ。1科目で約18,000円~約20,000円
2科目で約35,000円~約37,000円
高2、科目数が11あり、A、B群に分かれる。約13,000円~約88,000円
高3、科目数が10あり、A、B群に分かれる。約15,000円~約83,000円

授業料は非常に複雑なので塾に確認が必要です。

中高一貫校はもちろん、きちんとした勉強習慣がある人やコツコツと計画を立ててしっかりやる人、天才と言われる人、淡々と量をこなせる人が向いています。

指定校は次の14校です。(指定校制度は東京のみ。指定校以外でも入塾試験を受ければ入塾可能。浪人生は入塾不可)

「開成」「桜蔭」「筑駒」「麻布」「海城」「駒東」「筑大附」「豊島岡」「女子学院」「雙葉」「渋谷幕張」「渋教渋谷」「聖光学院」「栄光学園」

東大合格に特化した、東大に一番近い塾なのでみんなが同じところを目指しているためモチベーションを保ちやすいようです。

ただ、中には鉄緑会依存になり合格後に燃え尽きた人もいるので、燃え尽きない程度に自分をしっかりもっていきましょう。

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