今回はヴァイオレット・エヴァー ガーデンが人気な理由を3つ紹介します。
ヴァイオレット・エヴァー ガーデンとは
ヴァイオレットエヴァーガーデンって毎話毎話泣かせに来てない????😭😭
— nano (@K20210810M) November 9, 2022
本作は暁佳奈さんという方が原作者の作品で、劇場化もされたアニメシリーズです。
原作は2015年に刊行された小説で、2020年までシリーズが続く人気ぶりでした。
アニメーションの制作を担当されたのは作画が素晴らしいことで有名な京都アニメーションで、その力が遺憾無く発揮された作品のひとつでもあります。
「自動手記人形」と呼ばれる手紙を代筆する少女から始まる感動のストーリーが何年も愛されつづけてきた理由です。
そんな本作の魅力を紐解いていきましょう。
ヴァイオレット・エヴァー ガーデンが人気な理由1:作画が素晴らしい
とりあえず有名なヴァイオレットエヴァーガーデン観てみてるけど作画美しすぎて全然作業止めて見入ってる
— ベニータ (@896_beni) November 29, 2021
前述した通り、本作の制作を行った会社は京都アニメーションで、その作画が大変素晴らしいことで注目を集めたといっても過言ではありません。
その力の入り方は、本作のプロモーションムービーを少し見るだけで伝わってきます。
基本的に線が多いタイプの綺麗めな絵が特徴ですが、その仕事の細かさといったら素人目でもわかるほど圧巻です。
キャラクターの髪の毛や服の細かいディティールが繊細なのはもちろん、街並みの書き込みから西洋独特の情緒に浸ることができます。
また制作の監督曰く、「主人公のヴァイオレットが湖を駆けるシーンはいままでの集大成」だとも語っており、ネット上でも本シーンに対する賛辞の声が絶えません。
本シーンは木、湖、キャラ、落ちてくる落ち葉などをパーツごとに分け、3Dの技術も駆使して神がかった合成のもと成し得ているとのことです。
またカメラワークも立体的な表現されており、しっかりとキャラクターがその湖に居るという存在感を感じさせる作りになっています。
ヴァイオレット・エヴァー ガーデンが人気な理由2:ストーリーが感動する
今更ながらちゃんと見た!
泣きすぎてしんどいからオススメしないですΣ(ノд<)
泣きつかれたよ😭#ヴァイオレットエヴァーガーデン #ヴァイオレット・エヴァーガーデン #アニメ好きと繋がりたい #アニメ好き #アニメ #感動 #京アニ pic.twitter.com/OBThY8KrAr— kuroyan (@kuroyan45828027) November 8, 2022
やはりストーリーが感動するという声は圧倒的に多い好評です。
かつて主人公のヴァイオレットは「武器」と言われていました。
大戦の中、ヴァイオレットを前線を走る勇敢な兵士だったのですが、戦後は「自動手記人形」として生きていくことになります。
戦地で失った大切な人を想いながらもヴァイオレットは自動手記人形としての仕事を全うしていきます。
そんなヴァイオレットは感情に乏しく、人の気持ちをなかなか理解することができませんが、彼女が元来持っている優しさで不器用ながらも依頼人達の心を癒していきます。
その成長を感じながら、人としての美しい感情に目覚めていく様子が非常に感動を呼びます。
中でも特に第10話は神回とも呼ばれており、母と娘の親子愛を描いたもっとも感動するお話しの一つであると話題です。
その母はヴァイオレットに自動手記の依頼をし、手紙をしたためることになります。
娘から「誰に書いているの?」と聞かれても母は「すごく遠くにいる人よ」と答えるだけです。
やがて病気で亡くなってしまった母から手紙が何通も送られてくることから、母は何十年分も成長した娘に宛てて手紙を書いていたことを知るという、親子愛の美しさが描かれています。
ヴァイオレット・エヴァー ガーデンが人気な理由3:美しい音楽
ヴァイオレットエヴァーガーデン名作すぎん?
絵、音楽、演出、ストーリー全部良いんだが?
義務教育の必修科目にするべき作品。
これは金ローレイド組むしかないな。— えすぽん (@uZObM85ZresPvDX) November 4, 2022
本作の魅力は作画やストーリーだけではありません。
挿入されているBGMや音楽にも一定の評価がされています。
舞台は西洋の美しい街並みなので、それにあったオーケストラのような音楽が非常にマッチしています。
ヴァイオレットは感情表現があまりなく、作中でも人の気持ちを理解できいない言動が目につきます。
しかし、そのヴァイオレットの奥底にある感情の表現を見事に音楽が担ってくれています。
逆にヴァイオレットの無表情と情緒溢れる音楽がむしろギャップを生むことで切なさを演出している部分もあるので、本作によって映像と音楽の親和性に可能性を感じさせてくれます。
映像だけでなく音楽も人々の心に残る作品として有名な本作ですが、やはりさまざまな要素が絶妙にマッチしているからこそ何年にもわたって名作と謳われるのだと感じます。
よい作品というものはなにかの要素だけが秀でているということは稀で、作品を構成するいくつもの要素全てが素晴らしいというケースが多いように思います。
今日もすごくよい天気だ
ヴァイオレットちゃーん
映画もっかい観たかったなぁ#ヴァイオレットエバーガーデン#絵を描くのが好き#絵描きさんと繋がりたい#アナログイラスト pic.twitter.com/s0zlEp3ODv— saaya_低浮上 (@drawchaadraw) February 23, 2021
まとめ
「おすすめアニメ」として必ずと言っていいほど紹介される本作ですが、やはり名作になるだけのクオリティが宿っていることがわかります。
今後もこう言った、全ての要素において高水準なクオリティを持った作品が出てくることを、いちアニメファンとして楽しみにしたいものですね。

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